学問空間

「『増鏡』を読む会」、第9回は2月22日(土)、テーマは「上西門院とその周辺」です。

補足の補足

2010-11-06 | 妙音天・弁才天
投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2010年11月 6日(土)09時08分24秒

私が特に興味を持っているのは長谷寺能満院蔵の「天河秘曼荼羅」です。
ずいぶん前に読んだ中沢新一氏の『悪党的思考』の口絵写真で初めてその存在を知り、変てこなものだなあと気になっていたのですが、これをきちんと考えてみたいと思っています。
中島氏の論文に参照・引用されている史料としては、例えば「弁天五部経」があり、これを図書館等であたって、漢文を書き下し文にしてほしい、というのが依頼内容です。
リンク先の「レファレンス協同データベース」によると、「弁天五部経」の場合は一部しか翻刻がなされていないようですが、今回は原史料の翻刻までは求めません。

http://crd.ndl.go.jp/GENERAL/servlet/detail.reference?id=1000034494

能満院「天河秘曼荼羅」
http://d.hatena.ne.jp/nikogori12/20080713/p2

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「中世弁才天曼荼羅にみる神仏の化現」

2010-11-06 | 妙音天・弁才天
投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2010年11月 6日(土)01時01分9秒

ある美術史の論文、などともったいぶった書き方をしてしまいましたが、これは中島彩花氏の「中世弁才天曼荼羅にみる神仏の化現-天川弁才天図像を中心に」(『女子美術大学研究紀要』第39号、2009年)です。
今年二月、Akiさんの妙音弁才天についての投稿をきっかけに暫く妙音天のことを話題にしていましたが、結局余り深く掘り下げないままでした。
最近、中島氏の上記論文を読んで、改めて妙音天・弁才天をきちんと勉強したいなと思った訳です。

>筆綾丸さん
ありがとうございます。
別に義務でやっている訳ではないですから、時には休んで自然なペースで続けて行こうと思います。

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