学問空間

「『増鏡』を読む会」、第9回は2月22日(土)、テーマは「上西門院とその周辺」です。

八沢浦干拓地

2012-02-23 | 東北にて
投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2012年 2月23日(木)23時04分48秒

先日訪問した八戸市から久慈市の間の漁港をアップするつもりでしたが、山田神社に関する新聞記事の参考として、先に八沢浦干拓地関係の記事をいくつかアップしておきます。
最初は昨年11月3日に訪問した八沢排水機場と山田神社です。
なお、「八沢」は「やさわ」と読みます。

「八沢排水機場・山田神社」(その1)(その2)
http://chingokokka.sblo.jp/article/54125133.html
http://chingokokka.sblo.jp/article/54125649.html

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山田神社

2012-02-23 | 東北にて
投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2012年 2月23日(木)19時08分55秒

相馬市と南相馬市の境界沿いに八沢浦という広大な干拓地がありますが、ここの鎮守が山田神社です。
八沢浦の干拓事業を行った山田貞策にちなんで名づけられた山田神社は排水機場のすぐ横にあって、津波で流出しましたが、高台に移設して仮社殿を設置するそうです。
高台といっても、津波に襲われて多くの犠牲者を出した場所なのですが。
26日には私も伺ってみたいと思っています。

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津波で流失、山田神社に仮社殿 球磨工高(熊本)贈る

 津波で流失した相馬市蒲庭の山田神社に、熊本県人吉市の球磨工高が仮社殿を贈る。国内唯一の宮大工養成コースの生徒が10年以上前に製作、学校の顔として玄関に飾っていた作品。26日、高台の南相馬市鹿島区北海老の磯ノ上公園に遷座する。
 神社は、南相馬、相馬両市にまたがる約350ヘクタールの八沢浦干拓事業の功労者山田貞策氏をたたえて昭和16年に建立された。農業の神大年神を祭り、豊作を祈願する地区民の心のよりどころだった。大津波が干拓地を襲い、神社は土台を残して流失した。地区の住民40人が犠牲になった。
 南相馬市でボランティア活動をしていた熊本県苓北町にある志岐八幡宮宮司の宮崎国忠さん(66)が、山田神社の神職森幸彦さん(53)と知り合ったのがきっかけ。宮崎さんは同県人吉市にある青井阿蘇神社の福川義文宮司と協力、球磨工高に寄贈を働き掛け、山田史郎校長が快諾した。
 仮社殿は高さ、幅とも2メートル。ひのき造り銅板ぶきで、細かい装飾が施されている。伝統建築専攻科の生徒が屋根を磨き、鳥居も製作した。年末年始は仮社殿を青井阿蘇神社に安置し、参拝者から搬送費用の寄付を仰いだ。
 26日は磯ノ上公園で、早朝から生徒らが設置作業を行う。午前9時半から森さんが斎主、宮崎さんが副斎主を務め、遷座祭と復興祈願祭を執り行う。
 森さんは「高校生の若いエネルギーがこもった社殿は、みんなの心に希望の灯をともしてくれる」と話している。
(2012/02/23 09:55)
http://www.minpo.jp/view.php?pageId=4107&blockId=9938226&newsMode=article

この記事に出てくる「磯ノ上公園」の周辺はこんな感じです。
http://chingokokka.sblo.jp/article/51675182.html

また、「うつくしま電子辞典」より山田貞策の項目を引用しておきます。

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山田貞策(やまだていさく)は、1869年岐阜県養老町(ぎふけんようろうまち)の代々庄屋(しょうや)をつとめた大農家に生まれました。
 農事改良による町の発展(はってん)に力をつくし、1898年に出崎栄太郎(でざきえいたろう)に水車式蒸気機関排水機(すいしゃしきじょうききかんはいすいき)を開発させました。この排水機を利用し、1906年から1928年まで、相馬郡八沢浦(やさわうら)で干拓事業(かんたくじぎょう)を行いました。荒地(あれち)を美田(びでん)とし、耕地面積(こうちめんせき)350ヘクタールの耕作地(こうさくち)を作り出し、たくさんの農作物(のうさくもつ)が収穫(しゅうかく)できるようになりました。
 1935年に山田神社が磯ノ上(いそのうえ)公園に建てられましたが、今は八沢浦干拓事務所の前にあります。
http://www.shidou.fks.ed.jp/jiten/cgi-bin/index.cgi?sheet=detail&name=%A4%E4%A4%DE%A4%C0%A4%C6%A4%A4%A4%B5%A4%AF&area=%C6%EE%C1%EA%C7%CF%BB%D4&hen=jn
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写真の利用について

2012-02-23 | 東北にて
投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2012年 2月23日(木)17時02分16秒

先日、チャリティーイベントで使用したいとのことで、新ブログ掲載写真の使用許可依頼を受けました。
被災地の情報を広く共有するというのが新ブログ開設の目的ですので、どうぞご自由にお使いください。
素人写真ですが、画質だけは非常に良いものにしています。
これは、被災地の状況は日々変化していますので、きちんとした画質の記録を残しておけば、将来、何らかの形で役に立つことがあるかもしれないと思ってのことです。
トリミング・拡大等に充分耐える画質ですので、必要があれば適宜そのような加工をしてください。

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