山里は 冬ぞさびしさ まさりける
人目も草も かれぬと思へば
やまざとは ふゆぞさびしさ まさりけるひとめもくさも かれぬとおもへば
源宗行朝臣 男
現代訳
山里はいつの季節でも寂しいが、冬はとりわけ寂しく感じられる。尋ねてくれる人も途絶え、慰めの草も枯れてしまうのだと思うと。
源宗行朝臣(みなもとのむねゆきあそん)の紹介
源 宗于(みなもと の むねゆき、生年不詳 - 天慶2年11月22日(940年1月9日))は、平安時代前期から中期にかけての官人・歌人。光孝天皇の皇子是忠親王の子。娘に閑院大君がいる。官位は正四位下・右京大夫。三十六歌仙の一人。
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山里は ふまひか。
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