朝ぼらけ 有明の月と見るまでに
吉野の里に 降れる白雪
あさぼらけ ありあけのつきと みるまでによしののさとに ふれるしらゆき

坂上是則 男
現代訳
夜が明ける頃あたりを見てみると、まるで有明の月が照らしているのかと思うほどに、吉野の里には白雪が降り積もっているではないか。
坂上是則(さかのうえのこれのり)の紹介
坂上 是則(さかのうえ の これのり、生年不詳 - 延長8年(930年))は、平安時代前期から中期にかけての官人・歌人。右馬頭・坂上好蔭の子。子に望城がいる。官位は従五位下・加賀介。三十六歌仙の一人。
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「朝ぼらけ あみよふ。
6字決まり
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三十六歌仙,冬