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2015-09-25 | 『新世界史頻出年代暗記』

 

 

 

 

(3)中枢には脳とせき髄があるが、体温を一定に保つ働きのある脳の部分を答えよ。

 

(3)答え.間脳

 

覚え方 艦隊遠征 将兵注目。

間脳=体温を一定に保つ

     延髄=生命維持

           小脳=平衡感覚

中脳=目の機能をつかさどる 

             

中枢には脳とせき髄がある。脳は記憶・理解や感情をつかさどる大脳、虹彩の動き(瞳の大きさの調節)など眼球運動をつかさどる中脳体温を一定に保つ働きのある間脳平衡感覚をつかさどる小脳と、呼吸や心臓の拍動、消化管の運動を調節し、生命維持に重要な働きをする延髄がある。

 

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船戸与一氏/『残夢の骸 満州国演義9』/新潮社/2200円+税

2015-09-25 | 『新世界史頻出年代暗記』



 原稿枚数、7500枚超。全9巻に及んだ船戸与一著『満州国演義』が、『残夢の骸』をもって遂に完結した。その全てを「鉛筆で手書き」した船戸氏は2009年以来、癌との闘病を強いられつつ、第1巻から約8年に亘った道程は余人の想像を絶する。

「今は脱力感だな。やれやれという以外、感想はない」

 満州という現象を丸ごと、それも「当時の空気も含め“森”全体を描く」大事業に挑んだ本作では、東京麻布に生を享けた〈敷島四兄弟〉それぞれの生き様を通じて、昭和3~21年に至る時代のうねりを包括的に描き出す。

 先の戦争を描くにも真珠湾に始まりポツダム宣言受諾に終わる教科書的な歴史など、氏が書くはずもない。広漠とした大地にも似たスケール感と、小さき者への視線を併せ持つ畢生(ひっせい)の大作を、ぜひ、丸ごと感じたい。

 巻末の参考文献リストは実に13頁。従来の満州史では見落とされがちな史実も丹念に拾い上げ、血湧き肉躍るドラマとして読ませる船戸氏は、「歴史は小説の玩具ではないし、小説は歴史の奴隷でもない」と話す。

 出色は戊辰戦争で活躍した長州藩士を祖父、建築学の権威を父に持つ、4兄弟の4つの視点だ。外務官僚として満州国建国にも携わる〈太郎〉。馬賊の頭目として大陸を駆けめぐる〈次郎〉。関東軍の花形将校〈三郎〉。無政府主義に傾倒し、渡満後は裏の顔も持つ〈四郎〉。

 物語は彼ら創作上の人物によってのみ語られ、実在人物の言動は可能な限り客観的な史実に拠るストイックな姿勢がまずは感動的だ。

「当時起きたどんな事象も、後世の高みから断罪する気はないからね。満州と聞くとすぐ日本の侵略となじる連中も、もしその場にいたら何をするか知れないし、俺らの世代は“状況が人間を作る”ってことが身にしみている。過酷な状況に置かれた人間がどう行動するかを、一切の是非も感傷も抜きに書いたつもり」

 本巻では〈東条英機暗殺計画〉の顛末から満州国解体後の混乱まで、昭和19~21年の内外情勢と彼ら四者四様の行く末を描く。かねて船戸氏は本シリーズの着地点を〈通化事件〉に置くとしていた。昭和21年2月、旧満州国通化市で日本人居留民が蜂起し、中国共産党軍や朝鮮人民義勇軍に約3000名が惨殺された現場に誰を立たせどんな結末を迎えるかは、物語を書き進めるにつれて決めたという。

「日本では8月15日が終戦記念日だろ? しかし満州の場合はポツダム宣言受諾→満州国解体→平和万歳と都合よく終わるわけもない。その最後を象徴するのが通化事件だった。逆に太平洋戦争の開戦は、海軍の真珠湾奇襲より陸軍のマレー半島・コタバル上陸の方が2時間早い。満州を書くことは帝国陸軍史を書くこと。満州から南方戦線へ繋がる“森”を見れば、戦前戦後の線引きも変わってくる」

 例えば元満州国国務院の高級官吏・太郎の戦後だ。シベリアの過酷な労働環境に耐えかね、甘い菓子欲しさにスパイ行為に走る彼の姿は、気が滅入るほど醜い。が、その醜さを笑えるのは、四兄弟に何かと付き纏い、本巻でついに正体を明かす、神出鬼没の元関東軍特務員〈間垣徳蔵〉くらいだろう。

「太郎の最期は、反逆分子の人間性を完全に破壊した上で処刑する、ジョージ・オーウェルの『1984年』が頭にあった。人間の本質は、追い込まれた先にこそ現われる。開拓民を根こそぎ南方戦線に送り、女子供が残された満州でも、ソ連兵による虐殺や強姦が相次いだ。でもそれは彼らが残虐な人間だからじゃない。日露戦争の怨嗟とか恐怖による支配とか、人間、極限状況では簡単に理性を失うってことだと思うよ」

 皮肉にも、暴走を続けた東条内閣総辞職を受けた小磯内閣発足後、事態は逆に混乱していく。なぜ歯車は常に悪い方へと進むのか。

「例えば兵力は一挙投入が鉄則。だがそれには誰かの勇断が必要だから、結局は逐次投入をやる。それを無責任だと批判するヤツほど、自分は責任取らないもの(笑い)。大抵のことは論理的・数学的な解決はついている。しかし、政治的な解決はつかないから、全てが空気で決まっていく」 前巻『南冥の雫』の末尾で、泥沼のインパール作戦へと身を投じた次郎の凄まじい最期が描かれたが、残る兄弟の運命も、国家の盛衰の中で突き動かされてゆく。ソ連軍に侵攻された開拓村の惨状を見た三郎は、関東軍総司令部の武装解除後も銃を持ち居留民を守り続ける。満映の社員から関東軍特殊情報課の嘱託となった四郎もまた満州に居ることを選択した。そして物語は、静かな結末を迎える──。

 満州で起きたことはどれもその場限りの事情で説明できない。明治維新や戊辰戦争など「100年単位の歴史のツケ」だと氏は言う。

「日清・日露から満州事変へと至る過渡期に、奥羽越列藩同盟側である鶴岡出身の石原莞爾や岩手の板垣征四郎が育ち、彼らが満州事変の引き金を引く。その石原は戦後、召喚に来たGHQに、大東亜戦争を語るには100年前にイギリスが中国に仕掛けたアヘン戦争から始めよと返したという。

 今のイスラム国の台頭も、第一次大戦後の4帝国崩壊から100年、中東を上手く封じてきたつもりのベルサイユ体制のツケとも言える。西欧各国の出方次第ではツケはまた次代に回る」

 ならばなおのこと“森”そのものに正視を試みる本作は、私たちに、イデオロギーにも郷愁にも偏らない、生身の満州を見せてくれるだろう。

【著者プロフィール】船戸与一(ふなど・よいち):1944年下関市生まれ。早稲田大学法学部卒。1979年『非合法員』でデビュー。『山猫の夏』で吉川英治文学新人賞、『猛き箱舟』で日本冒険小説協会大賞、『砂のクロニクル』で山本周五郎賞、『虹の谷の五月』で直木賞等。2007年『満州国演義』刊行開始。『風の払暁』『事変の夜』『群狼の舞』『炎の回廊』『灰燼の暦』『大地の 』『雷の波濤』『南冥の雫』、そして本書に至る満州クロニクルが完成。167cm、58kgと「闘病前に比べて約20kg減。今は贅肉さえ愛しい」。B型。

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恒温動物

2015-09-25 | 『新世界史頻出年代暗記』

 

(3)ネコやハト、クジラなどのように、まわりの温度が変化しても、体温をほぼ一定に保つことができる動物を何というか。

                    (     )

 

 

 

 

 

 

 

 

                                            

 

 

 

(3)答え.恒温(こうおん)動物

 

覚え方 恒温動物 ホットです。

 恒温動物  ほ乳類 トリ(鳥類)

            

ほ乳類鳥類のように、まわりの温度が変化しても体温をほぼ一定に保つことができる動物を恒温動物という。


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