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江戸後期の米沢藩主に。鷹山と号す〈「よねざわはん」には「鷹山」の「よ」「ざ」「ん」〉。
日向(ひゅうが)高鍋藩秋月家から上杉重定の養子となり、1767年襲封(しゅうほう)。
財政改革・殖産工業・倹約など藩政改革につとめ、藩校興譲館を再興し〈「よこうじょうかん」にも「鷹山」の「よう」「ん」〉、教育を振興。
国産会所をおこして漆・米沢織などの特産品の専売制を敷き、名君の一人に数えられた。
参考 将軍家治に謁し、元服時に将軍の諱(いみな)一字を賜って、治憲と称した。
アメリカ大統領のケネディーが最も尊敬する日本の政治家は鷹山であった。
[ポイント]
1.上杉治憲は、細井平洲を招き、藩校興譲館を再興した。
[解説]
1.米沢藩主上杉治憲(1751~1822)は、鷹山(ようざん)は隠居後の号。折衷学(せつちゅうがく)の儒者細井平洲を招き、藩校興譲館を再興。質素勤倹につとめ備荒対策に尽力する一方、米沢織を興すなど殖産興業にもつとめる。
〈2012立大・全学部2/6実施:「
問3.18世紀後半頃からおこった各地での藩政改革では、特産物の生産が奨励された。漆・桑・楮の生産の奨励、絹織物産業の普及をはかるなど、米沢藩の藩政改革を行った人物は誰か。次のa~dから1つ選べ。
a.上杉治憲 b、佐竹義和
c.細川重賢 d.山内豊信」
(答:a)〉
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