これってやはり化石? 私のライフスタイル!

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四谷のむさしやさんで … 年内最後の買い物?

2011-12-20 | 着物
今年一番冷え込んだ昨日 友人に付き合ってもらい 四谷まで出かけてきました

目的は 足袋

草履や下駄で歩くのは ちっとも苦ではないのに 足袋が合わず苦労するこの頃です

昔は着物を着て 歩き回るということがあまりなかったので さほど気にならなかったのでしょうが、最近は歩数計を携帯して出かけると八千歩~一万歩歩いていることがあります

足に合わない靴を履いて歩いた後のように 足の指が数日痛み ひどいときは爪が紫に変色することも

変色して痛める指は第二趾と第三趾

私の足は母趾と第三趾の長さがほぼ同じで それより第二趾が長く(いわゆるギリシャ型)靴を選ぶときもこれがいつもネックになります

今よくはく足袋はデパートの呉服売り場で相談して 足を見ていただいて選んだ福助の24センチサイズです

一体自分の足にあう足袋で既製品があるのやら そんな心配をしながら ネットで知った手作り足袋の老舗 むさしやさんに出かけたのでした

まず店に上がり はいていた足袋を脱ぎ 足のサイズを測ってもらいました

長さと幅と甲のまわり

計測すると 店主の大橋さんは 私に今のサイズより5ミリ大きい24.5センチの足袋の見本を出してくださいました

甲のまわりがぴったりしていて足先が楽です

甲の周りで足を支えて足袋の先に指が押されないのだそうです

その後 幅で一回り大きいサイズで 母趾の先に綿を詰めて履いてみました これもなかなかの履き心地です

25センチというサイズも履いてみましたが こちらはくるぶしのあたりがぶかぶかでした

ということで選んだのが 最初に選んでもらった24.5センチの一番細いタイプ



この細身の足袋は傷みが早いのだそうですが せっかく我が足に合う足袋を探しに来て コストパフォーマンスを優先させて 合わないものを選ぶのもなんだかおかしいので そこはやむを得ずの選択でした

手始めに2足買いました

これで調子がよければ 後は 電話でオーダーして発送してもらえるそうです

色や素材も変えられるとか (少々割り増しにはなりますが)

1足3400円 10足まとまると1割引きになるのだそうです

『10人で10足お求めになっても 1割引になるので そのようにしてお求めになるお客様もいらっしゃいます』 とのことでした

それにしても大橋さんは 新宿のマイスターなのだとか (友人談)

新宿で認定するマイスターの定義はよくわからないものの 計測しただけで 最初に出された足袋が一番よかったことと 私が履いていた足袋を福助ですか? と すぐに当てられたこと (足袋カバーも履いていて一緒に脱いで 自分のバッグにしまい込んだので一瞬しかわからなかったはずです)には 技術の高さを見せつけられたようでした

自分に合った足袋を手に入れて 暮れから年明けにかけて 着物で出かけるのがまた楽しくなりそうです

コメント
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