二週間ほど前に 友からメールが入りました
〈12月9日 新国立劇場で上演されるオペラッタ「こうもり」のチケット2枚をもらったが、一緒にいかないか? 都合はどうか?〉 というのです
すぐに 喜んで行くって返事しました
9日は 前日からの雨が止まず みぞれになりそうな天気でした
私と会うときは必ず着物で出てくる友に合わせて、さらに行き先の雰囲気も考えて 滅多に着ない柔らかものを着ることにしたのですが、縮緬の着物を着たのはほぼ二年ぶり。
寒さに負けないように 下着も補正もしっかりとして着付けた着物は ずるっとしてなかなか着にくいものでした
帯も頑張って唐織りの袋帯を 迷ったものの 本角だし結び
着物の上に雨コートを着て 防寒コートに長手袋という重装備にしました
雨の日に縮緬の着物を着るのは 初めての経験で、コートの下の着物の裾は織り上げて腰のところでベルトでとめておきました
膝から下は裾よけと長襦袢に雨コートという状態だったために それはそれは足が冷えるので 着物の裾をおろしたいと思うものの 人前で前をはだけるわけにもいかず 東京駅までその格好でした
友は関西から 新幹線で上京
東京駅で待ち合わせて 新宿で ランチとおしゃべり
2時からの上演10分前に 会場に入ったのですが 外の寒さに気を遣ってなのかどうか ホールはとても暑いのです
友人はバッグから扇子を取り出して あおいでいましたが ほかにも同じように扇子であおいでいる人がいました
友曰く 『外は寒くても中は暖房のしすぎで暑いと感じることが間々あるので 常にバッグにいれてある』と
オペラとオペラッタの違いなどよくわからないのですが、3幕からなる ヨハン・シュトラウスの有名なオペラッタ「こうもり」は 例のあまりにも有名な序曲がいよいよ演奏され開幕です
興奮して 気持ちが高ぶってきます
ドイツ語での上演ですが、日本語の字幕があり せりふの細かいところまで わかります
ところどころで日本語が入ったりして 笑ってしまう場面も何回かありました
最初から最後までたっぷりと楽しむことができました
オペラッタ初体験でしたが、病みつきになりそうです (現実問題としてお財布の事情が)
日本の芸能で言えば 歌舞伎といったところでしょうか
3時間という長い間 椅子に座っていましたが 帯枕もない本角だしに結んでいたおかげか 背中が痛くなることもありませんでした
友は 小紋のような柄の大島紬に袖無し羽織で 帯は簡単なものにして 帯板も伊達締めもしていないとのことでした(もちろん 一番上は防寒コートでした)
新幹線で2時間も揺られるのですから 賢明なコーディネートだったと思います
次は温泉に行きたいねっと言われて 別れたのでした (お金貯めなきゃ)
〈12月9日 新国立劇場で上演されるオペラッタ「こうもり」のチケット2枚をもらったが、一緒にいかないか? 都合はどうか?〉 というのです
すぐに 喜んで行くって返事しました
9日は 前日からの雨が止まず みぞれになりそうな天気でした
私と会うときは必ず着物で出てくる友に合わせて、さらに行き先の雰囲気も考えて 滅多に着ない柔らかものを着ることにしたのですが、縮緬の着物を着たのはほぼ二年ぶり。
寒さに負けないように 下着も補正もしっかりとして着付けた着物は ずるっとしてなかなか着にくいものでした
帯も頑張って唐織りの袋帯を 迷ったものの 本角だし結び
着物の上に雨コートを着て 防寒コートに長手袋という重装備にしました
雨の日に縮緬の着物を着るのは 初めての経験で、コートの下の着物の裾は織り上げて腰のところでベルトでとめておきました
膝から下は裾よけと長襦袢に雨コートという状態だったために それはそれは足が冷えるので 着物の裾をおろしたいと思うものの 人前で前をはだけるわけにもいかず 東京駅までその格好でした
友は関西から 新幹線で上京
東京駅で待ち合わせて 新宿で ランチとおしゃべり
2時からの上演10分前に 会場に入ったのですが 外の寒さに気を遣ってなのかどうか ホールはとても暑いのです
友人はバッグから扇子を取り出して あおいでいましたが ほかにも同じように扇子であおいでいる人がいました
友曰く 『外は寒くても中は暖房のしすぎで暑いと感じることが間々あるので 常にバッグにいれてある』と
オペラとオペラッタの違いなどよくわからないのですが、3幕からなる ヨハン・シュトラウスの有名なオペラッタ「こうもり」は 例のあまりにも有名な序曲がいよいよ演奏され開幕です
興奮して 気持ちが高ぶってきます
ドイツ語での上演ですが、日本語の字幕があり せりふの細かいところまで わかります
ところどころで日本語が入ったりして 笑ってしまう場面も何回かありました
最初から最後までたっぷりと楽しむことができました
オペラッタ初体験でしたが、病みつきになりそうです (現実問題としてお財布の事情が)
日本の芸能で言えば 歌舞伎といったところでしょうか
3時間という長い間 椅子に座っていましたが 帯枕もない本角だしに結んでいたおかげか 背中が痛くなることもありませんでした
友は 小紋のような柄の大島紬に袖無し羽織で 帯は簡単なものにして 帯板も伊達締めもしていないとのことでした(もちろん 一番上は防寒コートでした)
新幹線で2時間も揺られるのですから 賢明なコーディネートだったと思います
次は温泉に行きたいねっと言われて 別れたのでした (お金貯めなきゃ)