これってやはり化石? 私のライフスタイル!

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大谷石地下採掘場跡 … 地下30メートルに幻想的空間が広がっていました

2014-08-14 | TRIP&TRAVEL
11日から12日にかけて 妹のいる宇都宮に行ってきました

火曜日は生憎の酷い雨になってしまい 夕方近くまで 妹と赴任地から帰省してきた甥っ子とプーサンと私の4人でおしゃべりして楽しんだのですが、小雨になったので、割と近い大谷石の採掘場跡を見学に行くことになりました

栃木に不案内だった妹が 大谷石の採掘場跡のことを知ったのは 三十年前

海外から戻ってきた妹一家を訪ねて来た父のリクエストで案内したのが初めてだったそうです

その後、茨木の笠間美術館にも行ったのだとか

庭園や美術館 古刹などへの造詣が深く 好奇心旺盛だった父を思い出しながら 大谷へと向かいました


大谷石地下採掘場跡は 明治になってからの採掘現場ですが、地上の大谷石の切り出しは何と奈良時代から行っていたそうです

雨が降っていたので足元が悪く、ヒールのあるサンダルを トングに履き替えて しかし地下坑内は 13度しかないとウェブで事前調査していたので ダウンのコートを持っていきました

これは大正解で おかげで 風邪をひくこともなく、寒さで気分がわるくなることもなく 広い坑内をゆっくりと見学できました

何しろ その広さは 掘ってできた空間だけで東京ドーム1杯分あるのだそうです

アイルランドのエンヤがコンサートを行った当時のビデオが 入口で放映されていました

他にもさまざまなイベントで使われているそうですが 

一時は 秘密飛行機工場 ( 戦争中 )にもなったり 一年を通して 気温が13度なので、政府が買い上げた古米の保管場所として使われたこともあったのだとか

機械化されるまでは 槌で切り出して 一個一個の石を背おって 運び出していたそうです

この地下採掘場跡は 写真で見たことはあったのですが、実際に降りてみなければ 大きさを実感できないスケールで 見学できてよかったと 妹に感謝

その後、近くの大谷石を削って出来た平和観音も観てきました

とても大きいのですが、階段を上って観音像の胸の近くまで行くことが出来ます

観音像のお顔と一緒にカメラに収まろうとしたら 遠近差で 同じぐらいの大きさになってしまいました 

でも遠くからみると 人の小ささがわかります





雨が降っていなければ 広い公園内を色々散策もできたのですが、夕方だったことと 小雨だったので、この後 宇都宮へ戻りました







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