goo blog サービス終了のお知らせ 

これってやはり化石? 私のライフスタイル!

ひともすなるブログなるものを、われもしてみむとてするなり

平成最後の月に着た着物 ・・・ 2019年

2019-04-30 | 4月 着物
久々にカメラのSDを取り出して 整理をした

着物を着た時は ほぼ出かける前に デジカメで着画を残すようにしている

ここ最近は 撮れば安心というか、着物を着た時の一つのルーティンのような感じで 撮るだけ

パソコンに取り込んでみて ちょっと反省

着物着た姿勢は悪いし 表情も暗い

今の着物着る時の気分をよく表しているなぁ


反省と自戒を込めて アップして記録とする


一回目のお茶の稽古

結城紬に染めの袋帯


車を運転するので 着物の上から必ずはおり物を着て袖や帯が邪魔にならないようにしている

タイシルクかインドシルクで縫った単の道中着



二回目は利休忌に出かけた

場所は南洲寺 臨済宗相国寺派のお寺だという

そして西郷隆盛の菩提寺でもあるらしい

利休忌なので 一応それなりの帯を締めたが、そんな人は見まわした限り自分以外にはいなかった

無用な配慮だったようだ

江戸小紋に 塩瀬に墨書きの蓮の絵の名古屋帯

塩瀬の帯は 締めにくい


生憎の小雨の降る日で 薄物のコート着用 スケスケだが撥水加工してもらった



体の歪みがひどい

ここまでひどいと体調も悪いはずだが、自覚症状なし


三回目はお茶の稽古

気温高めで 胴抜き袷の紬に名古屋帯



横向きの画像に映っているが、後頭部にカーラーを一個巻いている

なんとこのまま車に乗ってお稽古に向かっていた

車の中でなんとなく 手を頭にまわして気が付いた

今年はこれが二回目だったが、自分で気が付いただけマシ

いかに撮るだけになっていて 画像のチェックさえしてないことがバレバレ


四回目もお茶の稽古

日中の気温は27度にもなり、最後の炉の稽古は汗びっしょりになった

父が仕立ててくれた大島紬に博多八寸を締めて



暑くなると、八寸の帯は一重なので重宝するし、これから出番も増える


着画すべてが 体の軸が歪んでいるし、着物の着方もおざなりになっている

四月は家で着物着ることもなかった

庭仕事が増えたことと、トトさんがピザ釜作りを始めたが一人では手に負えず手伝っているからだ

大好きな着物だから もっと綺麗に着なきゃ

そのためには まずはお茶の稽古をもう少し楽しまなきゃ











コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

平成を振り返る ・・・ そして来たる令和の暮らしを想う

2019-04-30 | 日々の雑感
テレビは 平成最後の特番ばかりで なんだかなぁ な気分である

あやかり商法やあやかり視聴率稼ぎが多すぎる

そんなテレビや新聞に少々嫌気がさして、自分にとっての平成はどういう時代だったかを振り返ってみた


トトさんが転勤になり 単身上京した後 一人で二人の子供を保育園にやりながら仕事をしていたのが 平成に代わる数年前

そんな孤軍奮闘は 半年で音を上げた

心身ともに疲れ果てて、自ら仕事を辞めると言って トトさんの新しい赴任先に引っ越した

初めての専業主婦で見知らぬ土地なのに トトさんは仕事にのめり込み、子育てを一人でやることには変わりはなかったが 仕事の責任からは解放された

自由に使えるお金はぐんと少なくなったが、自分なりに好きな事を極めることができた


まもなく平成に代わった

好きなホームソーイングを思いっきり楽しんだり、水泳を始めたりした

手間暇のかかる料理や菓子作りも そこそこ頑張った

いつか本格的に始めたいと思っていた和裁は 平成も半分過ぎたころからになってしまったが、現在の自分の身にまとう着物や羽織ものはほぼ自分で仕立てたもので揃えられるほど、続けてきた

スポーツクラブに入ったのは平成十年の頃

泳ぐことのほかに、筋トレやスタジオプログラムを楽しむようになっていたが、ジムに通うよりチクチク針を持っていたいと思う時期もあった

昨年トトさんの退職を機に、以前より計画していた私の祖母の家、父が生まれ晩年を過ごした家に帰ってきた

平成の三十年間に引越ししたのは、六回

母屋続きの小屋の二階をリフォームして やっと自分のアトリエを持つことができた

だが、こもってチクチクしたり ミシンをかけたりすることは 思っていたほど出来ていない

だから振り返るに、私にとっての平成は 体力気力満々で好きな事を思う存分することができた時代だった

友人知人も増えて 楽しく交わってきたが 住む地も変わり 以前と比べようもない


令和の時代は ほんとに大事なことだけ、大事にしたいものだけを丁寧にやっていきたいと願っている

平成の三十年間の最後の一年を除いて、住まいはずっと集合住宅で空中暮らしだった

初めての戸建て暮らしが始まった

針仕事は大好きだが、外の事も気にかかる

チクチクしている時と同じぐらい 庭や畑で草取りしていると 心が安らぐ

人はいずれ土に還るが、今は 土いじりして土と一体化する時を作っているのかもしれない







コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする