
上野毛に住む友人から、五島美術館へ誘われたのは昨日の日曜日
西行の熱烈なファンではないのですが、西行の詠んだ歌の世界には心惹かれます
冷たい雨が降り出していましたが、出かけて来ました
五島美術館では、いつも同じ行動パターンになる私は、入館すると左側奥の展示室に吸い込まれてしまいます
昨日も第二展示室の方へまず足が向きました
最初は展示室前に展示された安国寺肩衝茶入れ

大ぶりな唐物茶入は、別銘があり、中山肩衝
西行の、年たけてまた越ゆべしと思ひきや命なりけり小夜の中山 という和歌から取られているそうです
次の展示は、黄瀬戸平茶碗で、銘が柳かげ

西行の歌の 道の辺に清水流るる柳陰 しばしとてこそ立ちどまりつれ
から、柳かげと銘がついているそうです
このように、第二展示室は、西行に伝わるエピソードが絵になったりしたものが、数多く展示されていました
蒔絵の硯箱は、桜と西行
西行の 願わくは 花の下にて 春死なん その如月の望月のころ というとても有名な歌は、古来から日本人に好まれていた証のように、色々とモチーフとして使われていました
第一展示室は西行とその時代の絵や文や蒔絵など
特に西行の古筆はなかなかお目にかからないので、ついつい夢中になって見入ってしまいます
仮名文字の稽古をしていますが、なかなか読めない惨めさ
でももっと楽に読めるようになりたいとも思う断簡の数々でした
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五島美術館を出て、小雨の中二子玉川へ
友人とカフェに入りたいものの、どこも混雑していて、並んで待つ人たちも
そこでお弁当を買って、我が家で夕食食べながらのおしゃべりとなりました
9歳上の友人は、いつも私に容赦ないアドバイスをしてくれます
彼女に言われると素直に聞いてしまう有難い存在
一緒にウィンドウショッピングしていて、欲しい服に出会い、買いたいなぁと揺れる心でいると
あなたは縫えるんだから、こんなのを買っちゃダメ‼️
と、ストップを何回かけられたことか
姉のような存在でもありますが、私も頼られることも多々
昨日は新しくスマートウォッチを買ったものの、イマイチ使いこなせていないというのです
スマホ片手に、ウォッチの使い方を色々やってみたりも
たっぷりおしゃべりして、次回は五島美術館の茶道具取り合せ展に合わせて出ていらっしゃいよ、と背中を押されてしまいました

展示作品はかつて何回も見たことのあるものですが、上京の口実を作ってもらったような(笑)
有難い友人です
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※ 作品の写真はウェブサイトから拝借しています