仙巌園は、鹿児島市街地の北の端、鹿児島湾に沿って作られたかつての島津藩の別邸
私が小さい頃は磯庭園と言っていたけど、今は仙巌園となっている
子供の頃は、仙巌園の裏山は吉野地区に続いていて、ケーブルカーで吉野の山頂にも行けた
そこは遊園地になっていた(今はない)
田舎暮らしが始まって、年に数回お茶関係で出かける仙巌園だけど、ゆっくり散策したことがなかった
秋晴れの中、菊祭りを楽しめた
仙巌園に入って一番目につく所に、西郷隆盛をイメージした菊人形一体
その隣に島津斉彬と篤姫が並ぶブースがあり、周りは綺麗に咲きそろった色とりどりの菊で飾られていた
けど、写真は取り忘れない(人任せ)
出かけた記念証拠に、西郷隆盛とツーショット
よかにせどんに仕上がっている
よかにせどんは方言で、今風に言えばイケメン😄
菊人形を作っている様子を公開しているブースもあった
ほぼ竹で枠が作ってある
足元には色とりどりの菊の花が根付きで準備してしてあり、水苔でくるんである
見習いスタッフの若い女性が練習を兼ねて菊を刺していた
下絵とかはなく、自分で次々に出来上がりをイメージしながら刺して形作っていくそうだ
制作には、ベテランでも一週間ほど
出来上がった菊人形は、背面から水を撒いて管理し、2週間近くは展示されるという
今作っている菊人形は、現在展示されているものが終わる頃の交代人形だそうだ
菊は島津興業の専用の造園所が吉野地区にあり、そこで作られているそうだ
なんとも根気と財力のいるものだと初めて知った
菊人形の他に、一般応募で集まった菊が色々
松をイメージして作られた菊の盆栽
この盆栽コーナーが初めて見るものばかりで面白かった
菊祭りは始まったばかりで、今月下旬が花のピークのように思えた
いつもは行かない園内の奥まで行ってみた
水力発電用のダムの跡
さらにその奥に、桜島の撮影スポット
スペイン語に中国語に英語にと、外国の観光客の声が耳に入ってくる
3年目にしてウィズコロナになった事を実感
こちらの石の建物の一部は移築された物で、水天淵発電所の壁面
丸に十の字の島津の紋が組み込まれている
明治40年に金山採掘のために作られた発電所で、のちに九州電力に譲渡され、昭和58年に取り壊される時に、記念碑として譲り受けたと説明書き
とすると、丸に十の字の紋は後付け?
毎年ゴールデンウィークの頃に開催される曲水の宴が行われる場所を上から写真で撮って
昔より縮小されているようにも見える
その後、集合してランチ
郷土料理が少し入ったお弁当
食後に、薩摩切子のガラス片を利用したキーホルダー作り体験
どこかの国の国旗のつもりが、七宝焼きと違いガラス片は溶けずに、イメージとは全く違う物が出来た
光にかざすとそれなりに綺麗なんだけど
プーさんが、ジャンボ餅を知らないと言うので、お土産に買って帰った
あっという間に無くなったので、画像無し
たくさん日光を浴びて、楽しくも疲れたけど
小さな観光バスに乗るのは、久しぶり
いつもマイカーで走る道も、目線が高いと楽しい
車窓ももちろん楽しめた