これってやはり化石? 私のライフスタイル!

ひともすなるブログなるものを、われもしてみむとてするなり

復活・・・お茶会終わって、疲れ果てて

2022-10-18 | 終の棲家の色々



3日ぶりにベス🐕‍🦺の散歩に付き合った今朝

朝顔に似た花がさつま芋畑でちらほら

よーく見ると、さつま芋の花でした

初めて気がつきました

いつも花が咲き始める前に収穫が始まるから、あまり見かけることのない花なのでしょう

ところが、さつま芋に花が咲くんだと気がついて観察しながら歩くと、あちこちで見つかります


さつま芋の種類によっては12月初めまで収穫が続くので、しばらくはこの花を探して歩きそうです

☆  ☆  ☆  ☆  ☆


日曜日朝7時前の桜島

仙巌園前のコンビニから写メしました(炭酸水とミネラルウォーターを調達)

随分と日の出も遅くなりました

4時過ぎにに起きて、準備して家を出たのは6時で、まだ薄暗い中

仙巌園内の秀成園でのお茶会が終わったのは夕方5時前

特にトラブルもなく無事に終わったようです

裏方は、最後まで茶席の会場を目にする事もなく、怒涛の1日でした

大寄せの茶会の開催側の苦労を、初めて知った貴重な体験となりました

with コロナでのお茶会は、余計な仕事が山のように増えました

これまでの大きさの倍の部屋にして、一人一脚、一テーブル

客が入れ替わるたびに、テーブルと椅子をアルコール消毒

菓子盆も毎回消毒

濃茶も回し飲みは無しなので、入った客の数だけ茶碗を準備して、洗って熱湯消毒して、保温

全員が長時間のマスク着用です

私は、水屋担当だったので、単衣の色無地に割烹着でした

朝、家を出る前にトイレを済ませたのは5時過ぎ

途中水分補給は気をつけてしていましたが、トイレを必要としないほど、汗、汗、汗

お茶をやる人の年齢は上がっていくばかりのこの頃、60代は若い方(笑)

しっかり座って指図する大先輩の多い中で、コマネズミのように立ったり座ったり

今の社中に入って5年目になりますが、まだまだ新参者です

50碗近い濃茶の練り上がりを確認するのが、私の仕事でした

なかなか完璧にチェックが出来なかったのは、悔やまれます

一席目二席目では、遠慮していました

後半では、客の立場になって、このお茶は出せません❗️と言ってしまったお茶も何回かありました

お茶碗が冷めていたり、明らかに練りが足りずにダマが残っていたりしたものは、はねたのです

毎回見事に練り上げる大先輩ももちろんいらっしゃって

そういう方の練った茶碗は、茶碗の底に艶艶と練り上げたお茶があるだけ

茶筅をふっても茶碗の胴にお茶が付いていないのです

まさしく名人級

余裕があったら、その所作を盗み見たいほどでした

とても勉強になった貴重な経験でした

ただこのような大寄せの茶会の席主は今回が最後だとおっしゃる先生なので、私にとっては初めてで最後の経験になるはず

そして、これからは大寄せの茶会でも、一碗を手にしてお茶をいただく時、これまでにない感謝の気持ちが湧くだろうなと

今回の裏方の苦労は、これまでに経験したことのないものでした

お茶会の濃茶席を運営したのは37名

半分以上の方は私より明らかに上の年齢

90歳ぐらいの方もいらっしゃいました

玄関や勝手口の上がり框のステップも、手を出してお手伝いしなければおぼつかないようで、見ていてもハラハラ

それでもしっかりおもてなししようとされる姿勢には、頭の下がるばかりでした

皆さんどんなにお疲れだったことでしょう

☆  ☆  ☆  ☆  ☆

帰宅すると、トトさんがいつものお寿司屋さんに頼んで、散らし寿司を取ってありました



あまりにも疲れていて、副菜を作る気力もなく、即席のお吸い物さえ欲しくなく

どうにかお風呂だけは入って寝たのは9時過ぎ

途中、目を覚ますことなく6時まで爆睡

幸いにも小雨模様で、ベス🐕‍🦺の散歩は中止、久しぶりにのんびりとした朝でした

ベス🐕‍🦺は、丸々二日間わたしに放って置かれたので、抗議の凄いこと



帰宅直後に、マスクを奪い取って、耳にかける部分を引きちぎり、さらに細かくちぎろうと必死

これは私への嫌がらせなのです


かまって遊んであげようとしても、片脚で押さえたマスクは離そうとしないのでした

昨日は雨で散歩にもいけず、家の中をストーカーのようについてまわるベス🐕‍🦺

その目は、ママのことなんか信用してないもん😡 そんな感じ

私の方は、昨日の午後になると気分が悪くなり起きていられない状態に

トトさんが作った雑炊もほとんど口に出来ないほど、むかつくし、めまいもするしで最悪

一気に疲れが出たようです

それでも、たっぷり寝たので、今朝はいつものような目覚めでホッとしました

疲れかたも年相応?のようです

さてさて、一つのイベントが終わりましたが、次に待っているのは書の提出

今回は昇段試験を受けますが、多分落ちそう

提出する書は、墨汁が使えず、墨をするところから

この頃は手抜きして、墨汁を使っているので、墨すりも一仕事です

どうしてこんなに自分を追い詰めてしまうのか

まだまだ欲があり、なりたい自分に向かって頑張ってみたい

そんなところが理由のようです












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4 コメント

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Unknown (46uyann)
2022-10-19 12:45:04
松江市もお茶処なので秋の大お茶会が今年3年振りに開催されるようです。
事前に申込みが必要と今までのように好きな時間に飲みたい流派の会場に行くことが簡単ではなくなりました。
観月会の裏方さんは洋服にエプロン、会場の様子が見れなかったと残念がっていらっしゃいました、濃茶でなくお薄でした。
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Unknown (おたかさん)
2022-10-19 22:06:47
@46uyann 46uyannさん、こんばんは
コメントありがとうございます

今年の秋は、3年ぶりにあちこちでお茶会が開催されるようですね
皆さん待ち望んでいらっしゃったことでしょう
秋の茶会は、濃茶席と薄茶席があり、私の先生は濃茶席の席主でした
チケットは400枚ほど出したようですが、それでも足りずに諦めた方もかなりあったようです
濃茶席も薄茶席も担当した社中は皆さん、裏方で1日が終わり、チケットは買わされたものの席入りもならず、会場の中もうかがえず
しかも水屋担当も洗い場以外は着物指定でした
裏方にまわると、どこも似たような感じなのですね
返信する
Unknown (love)
2022-10-19 23:07:01
loveです。

大寄せの茶会で、一碗ずつ水屋で練り上げてお客様にお出しするのはさぞかし大変だったことでしょう。

お疲れ様でした。

でも、お茶会やお茶事で水屋を経験するのは本当にお勉強になりますよね。

私の師匠は『お茶事をやれて一人前』と口癖のように仰っておりました。
そして、日々のお稽古は全てがお茶事のための割稽古・・・なのだとも。

上位のお免状所持者には、ご自分のお茶室を開放して、お茶事の亭主ををさせてくれました。

師匠はアドバイスだけで、準備からの全てを(懐石も含めて)自分でやらなければなりません。
亭主も客も、同じお教室の仲間同士なのですが、
とても厳しい師匠で、気を抜くことは出来ず、もう、半泣きのような状態で亭主を務めたことを、今は、懐かしく思い出しております。

でも、それが、どんなに勉強になったことか・・・。

その師匠も、あっけなく、この世を去ってしまわれました。

寂しい限りです。
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Unknown (おたかさん)
2022-10-21 20:58:11
loveさん.こんばんは

コメントありがとうございます。

初めての経験がいくつも重なり、なかなか疲れが抜けずにいる困った私です

私もお稽古茶事で、亭主役が回ってきた事がありますが、おんぶに抱っこの亭主で、そう考えると、未経験に近いようなものです

日頃教えていただいている師匠様のお茶室で、お茶事をさせてもらえるとは、なんとも羨ましいお話です

それなのに、お茶の世界から遠ざかっていらっしゃるloveさん、本当に勿体無い
もちろん日々の暮らしの中に、お茶の精神や所作はしっかり息づいていらっしゃるのでしょうが
そして私もそんな暮らしを見習いたいと思っています
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