👆は、丸紅ギャラリーの紹介パンフレット
丸紅新社屋が完成したのは昨年5月ぐらいだったような
その丸紅ビルの3階に、ギャラリーが昨年秋にオープン
今丸紅コレクションのきものを展示しているので行ってきました
地下鉄東西線の竹橋を降りて 目の前にそびえる新しいビルは、開放感たっぷりで明るく快適です
チケットを買う前に、利用フリーのロッカーもあり、荷物を預ける事ができました
チケットは、現金の取り扱いはなくて、クレジットカードか電子決済のみ
今回の企画展では、着物を着てきた人はチケット代不要
素敵な夏着物の女性グループが次々とにきます
展示されたきものを見る前に、丸紅の創立から現代に至るまでの歴史紹介のパネルがありました
丸紅といえば、ロッキード事件を思い出す世代ですが、個人的には丸紅の繊維部門に関して多少の知識はありました
丸紅は、滋賀県生まれの伊藤忠兵衛が創始者
ここで伊藤忠商事がリンクしてきます
麻糸と麻織物の商いから木綿も扱うようになり、太物(ふともの)と呼ばれるこれらの繊維を扱い始めたのが、丸紅や伊藤忠商事の始まりだそう
二つの会社はついたり離れたり、他の会社を合併したり、分割したりしてだんだん大きくなったようです
戦後の財閥解体で、最初の頃の丸紅と伊藤忠商事に分かれたと分かりました
今では総合商社となった丸紅ですが、やはり織物の分野は丸紅の根幹なのでしょう
丸紅が長年にわたって集めてきたコレクションは、江戸期から昭和の着物最盛期までのきもの数々と日本絵画と西洋絵画の三本たてのようです
ざっと丸紅のこれまでの歴史に目を通してからギャラリーへ入りました
展示されているものは撮影禁止
数もそんなに多くなくて、鑑賞するのにちょうど良いボリュームです
どれもこれも素晴らしい物ばかり
江戸時代の能装束や振袖や小袖など
眼福の時間でした
ギャラリーを出て、もう一度見たくて再度入室
2回巡っても、やはり一番気に入ったきものは同じでした
それは
パンフレットの上部に使われている浮世絵師が描いたきもの
(公式のHPから借りた画像から)
着物の地の色といい描かれている風景の描写といい、素晴らしい出来栄えです
デジタル画像でも紹介されていましたが、実物の繊細さは実物を肉眼で見て初めてわかるものでした
最後に一番好きなきものを投票するコーナーで、もちろんシールを貼り一票を入れました
今朝、私の今日の予定をLINEで伝えたら、即一緒すると言ってきて、竹橋駅で合流した友人
素敵な展示だったととても喜んでくれました
23区一等地の戸建てを売却してこじんまりとしたマンションに移り住んでいる友人は、引っ越す前に母親や姑や自分のきものや帯を全て処分しています
今日はそれをとても早計だったと後悔するのです
せめてきもの好きな人の手に渡っていればいいけどと、言っていました
きものが芸術で工芸で文化遺産なんて思わなかったものねぇ
と
同じ丸紅ビルの3階のカフェテリアでランチしましたが、社食のようなお値段
サワラとアボガドのサラダ、スープ、パン、珈琲のランチ
今朝体重計にのったら1.5kgも増えていてびっくりしたと告白したら、彼女も全く同じだけ増えていたそう😅
暑い中 歩ける体力があるのは、美味しくたくさん食べて飲んでいるからだよね〜なんて言いながらのランチでした
この後、お洒落な布地に遭いたくて日暮里繊維街のモモへ
もちろん誘惑には勝てずに二着分ゲットしてしまいました
龍です🐉
丸紅着物コレクション✨
これは見てみたいですね。
素晴らしい情報をありがとうございます😊
ぜひ浴衣を半衿付きでお召しになってお出かけください
入館料フリーになりますし(笑)
会期は前期後期と分かれていますから、2回楽しめますよ
お勧めです