こちらに引っ越してきて、初めて公民館講座の食品加工を申し込みました
全て郷土食です
初回は、あくまき作り
もう2度作りましたが、母と作った頃の記憶を辿りながらの自己流なので、一度この地方の一般的な作り方を経験してみたいと思っていました
参加者は10人、米は10升が昨日からあくに漬けてありました
人様がお膳立てしてくれた食品実習なんて久しぶりです
現役の頃、調理実習は戦争の忙しさでした
今時の家庭では まな板もないところがあったり、台布巾と布巾の区別を知らない高校生なんて珍しくもなくて😪
プリントを準備し、材料を発注したり、買い物に出たり、実習が終わり全ての片付けが終わると、吐きたくなるほど疲労困憊していたものです
今日は、加工室に着くと、餅米はあく汁に漬けてあるし、竹の皮も水につけて半分はきれいに洗い上げてありました
参加者は、私が最年少😅
皆さんキビキビと動き、機転をきかせて先を読みながら作業をしていきます
楽しいあくまき作りでした
さらにおまけのかからん団子作りまでありました
あくまきを煮ている間に、作って蒸しあがった団子でお茶しましょうとの、講師の計らいでした
かからん団子とは、餅米の粉と小豆餡と砂糖をよく混ぜて団子にしてかからん葉に包んで蒸した郷土の菓子です
かからん葉は、サルトリイバラの葉の事で、サルトリイバラの刺があるから、猿も触らない(かからんとは、触らないの方言)から、かからんと呼ぶとか、とかがあるから触ったらダメだからかからんとか
昔はあちこちで見かけましたが、最近は滅多に見なくなりました
このかからん葉も講師の方が、数カ所まわって、200枚ほど採取してきたという事で、なんともありがたい
蒸しあがったかからん団子でのお茶飲みは、初顔合わせながらも和やかな時間
煮上がったあく巻きは120本ほど
かからん団子が100個ちょっと
11本のあく巻きと9個のかからん団子を持ち帰りました
そしてお嫁ちゃんに電話して欲しいか尋ねると、
もちろんYES😄
早速梱包してクロネコヤマトへ
我が家に残ったあく巻きは4本、かからん団子は2個のみ
あく巻きはがどのように出来上がっているか、まだ開けて見ていません
明日の朝のお楽しみです
そうそう、荷物の上にトマトを保冷剤に包んで入れました
菜園で収穫したトマトです
荷物に入れて、今夜夕食に食べて、それでもまだこんなにたくさん
明日はこのズッキーニとナスも使って、ラタトューユ作りかな
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