今日は市の公民館講座の竹箒作り1回目
2年前にトトさんが受講して、2本の竹箒を作ってきました
とても丈夫で長持ちした竹箒ですが、流石に擦り切れて小さくなってきました
材料は竹山で調達出来るから、作って❗️と頼んでも、なかなか作ってくれない
どうやら完全に工程を思い出せないらしいのです
そこで今回は私が受講することに
まずはほうきの軸(持ち手)作り
材料は一本の孟宗竹
夏を過ぎた竹の先端で、握りやすい太さ部分5節ぐらいがちょうど使いやすいのだとか
切り出された竹から好みを選び、節を削って準備
その竹の先端から10cmほどのところに竹の穂先を固定するための横軸を入れます
横軸を挿したら、ほうきの穂先作り
竹の枝から、穂先を剪定鋏で切り取っていきます
この穂先をイラサというそうですが、方言かも
細かい細いいらさがたくさん使ってあるほうきがしなやかで使いやすい竹箒になるのだとか
枝の穂先が軸になり、その軸を十数本まとめて、銅線で仮結び
その中に細くてしなやかなイラサを差し込んでほうきの形を作っていきます
同じボリュームで2本作り、最初の軸に前後から挟んで仮止め
前後から挟んでも、軸がど真ん中に収まらず、整えるのに苦労
2箇所を針金で巻いて固定
最後に横に広がるように、穂先の端から25センチぐらいのところを4分割して、針金で編んで締めて、一応完成
ここまで2時間半
仕上げは次回ですが、それまで持ち帰って保管
試しはきしてみると、しなってとても使いやすい
見た目は、なかなか無骨な竹箒ですが😅
使い残しの穂先も各自持ち帰り
6人の受講生に指導者2人
このお二人が3年ほど前に、町の竹箒作りの名人(古老)に作り方を習い、昔ながらの使いやすい竹箒の作り方を残そうと思いたったのが、竹箒作りの講座の始まりだそう
その名人の古老は、昨年亡くなられたとか
名人が作った竹箒が、見本というか参考品として持ってきてありました
工芸品のような美しさです
イラサの太さが綺麗に揃っています
それに比べたら、我が作品の第一号の拙い出来な事
来週の2本目作りは、より美しい形になるように頑張りましょう
今日は、プーさんは1人でバスを使い祖母(トトさんの母様)に会いに鹿児島へ
夕方、口座から帰り着いてまもなく、帰りのバスでプーさんも帰りつきました
祖母はもちろん、義兄宅ですみんなに歓待されて、楽しい時間だったようです
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