これってやはり化石? 私のライフスタイル!

ひともすなるブログなるものを、われもしてみむとてするなり

映画「土を喰らう十二ケ月」・・・ドキュメンタリーのように日本の四季が紡がれた映画

2022-11-29 | 映画 ドラマ



先週の上京中、銀座で一本の映画を観ました

水上勉さんの「土を喰ふ日々」が原作の映画

むかーし水上勉の本を読んり、エッセイを読んだりしたなぁ❗️程度の記憶があるだけ

しかも原作は読んでおらずも、タイトルからして、映画の大体の内容は掴めていました

水上勉は、幼少の頃 禅寺に預けられています

この時の体験は、エッセイで数回読んだ記憶が残っていました

そして、映画はこの禅寺での食の体験が原点になっていて、かなり丁寧に描かれていました

主役を演じるのはジュリー

人里離れた古民家で、妻の遺骨と妻が可愛がっていた老犬と暮らしているけど、たまに若い編集者がやってきます

役は松たか子

この女性の振る舞いが、観ていて癇に障りました(笑)

例えば、ズカズカと家に上がり込み、コートを着たままで貪るような食事の仕方

ずっとコートを脱がないのが、気になりました

他にもちょこちょこと・・・

多分都会と山里との対比として描いてあるのかもしれないけど、この女性が運転中に流れる音楽も違和感が

食に関しては、里芋を洗う場面、ほうれん草やセリなどを洗う場面などは、見事に一昔前の暮らしが再現されていて、懐かしい

里芋を洗う場面は、私も祖父がやっていたのを覚えています

胡麻を育てて収穫して、その胡麻で胡麻豆腐を作るシーンも

食を取り上げた映画ですが、後半は命がテーマに置き換わります

妻の母親が亡くなって葬式を執り行ったり、池に散骨したり、自分の骨壷を焼いてみたり

この辺がコミカルに描かれていたけど、人間ってこういう事もあるんだよなぁ

と、素直に思える描き方でした

ジュリーは見事に演じていましたが、少し出っ張ったお腹が気になったりも(笑)

色々突っ込みたくなるのは、それほど熱い想いで映画館に足を運んだからとしておきます

洋画をよく観る私は、「日日是好日」以来の劇場で観た映画でした

私的には☆が  ☆  ☆  ☆  ☆ 



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 味噌作りが終り、夜はW杯の... | トップ | 姑、iPhone離脱  そして、... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿