伊豆産の甘夏をたくさんもらいました。
皮もきれいなので、今度こそはママレードを作ろうと がんばってみました。
二十数年前、トトが出張で イギリスに行き、そのころロンドンに駐在していた妹が
F&M 製のママレードを持たせてくれました。
日本のママレードとは 全く別なもののように 深みのある美味しさに 大変感激したものです。
以来、トトが出張のたびに 持てるだけ買ってきてもらい、
あるいは 自分でも旅行に行ったら、必ず買っていました。
海外通販で 取り寄せたことも数回。
(残念ながら 今では 日本のみ個人輸入が出来なくなっています)
なくなると 三越で 年に一~二回は買ってみたり。
そんな中 去年の今頃、妹が 桜島の甘夏柑で ママレードを作って 送ってくれました。
それが とても F&M 製のママレードに 似ているのです。
というか それ以上の出来栄え。 家族も絶賛
これまでに数回作っては 送ってもらいましたが、今回やっと自分で作ることにしました。
国産のママレードは 甘さもかなりひかえめです。
しかし 妹が イギリスで買った料理の本によると 伝統的なママレードは
なんと柑橘類の重さの2倍の砂糖を使ってあるのだそうです
あと、皮や袋や種を一緒に煮たてて、しっかりペクチンを抽出している点。
今日は 一生懸命 袋から果実を出して、種も袋も皮も30分ほど煮て ペクチンを抽出しました。
また、果実(さのう)もペクチンを抽出する時に一緒に煮込んでみました。
問題は砂糖です。
とても2倍量の砂糖を溶かすことが出来ずに 1,5倍ほどの砂糖を使用しました。
出来上がったママレードは 皮がきれいな透明になり、さのうを入れなかった分、
透明なジェルになりました。
もちろん 仕上げに ブランデーを入れて F&Mのブランデー入りママレードの真似っこです。
使った甘夏は大きいものが3個で 1.2kgありました。
大・中・小さまざまな瓶に5本分のママレードが完成。
妹と同じように出来たかどうか 明日には わかると思います。
家族は 妹のママレードに軍配を揚げそうですが…。
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