ビルバオのホテルは、中心地から放射状にのびる旧市街地の端
グランホテル ドミネ・ビルバオで、向かい側は、ビルバオ・グッゲンハイム美術館
かつての宮殿で今は公舎となっているチャバリ宮殿が面しているモジュア広場から5ブロックしか離れておらず、極めてフットワークのいいロケーションでした
薄暗くなってからホテルに戻りつき、フロントで預けてあった荷物を受け取ろうとしたら、素早く現れたポーター
すぐに僕が持ってくるから❗️
え?普通ならチェックイン終わっているのですから、荷物は運び入れてくれてるでしょ⁉️
小さなリュック2つを運んでもらうために、プーさんはチップの心配(ほぼキャッシュレスで旅行しているので、持ち合わせが少なくて)
でも、すぐに荷物持ってきたスタッフは、部屋の説明を丁寧にしてくれました
グッゲンハイム美術館に対面する側ではなかったものの、ルーフバルコニー付き
カーテンやブラインドは、電動スイッチ
雨が降り出していたので、クローゼットから傘も出してくれました
リュックを置いてひと息する間もなく、再度出かけます
行き先は、世界遺産のビスカヤ橋
ビスカヤ橋は、ビルバオの中心地から少し離れた(13km)ビルバオ川の河口近くにかかるユニークな橋
吊り橋なのに、高さ50メートルの鉄橋からゴンドラが吊られていて、このゴンドラで車もバイクも人も渡るのです
19世紀末にアルベルト・パレシオによって建造されました
パリのエッフェル塔を設計したギュスターブ・エッフェルの弟子なんだそう
だから鉄の橋脚は似ているとか
こんな珍しい橋なら、ゴンドラに乗って渡ってみたい、50m上を歩いてみたい‼️
と、私が思っているはずと、プーさん
実は、ビスカヤ橋も魅力的ですが、グッゲンハイム美術館も捨てがたい魅力がありました
現代アートがこれでもかとコレクションされているからです
ただ、スペインバスク観光で、一番この目で見たい行ってみたい場所はサン・ファン・デ・ガステルガチェ教会でした
何かを選ぶということは、選択肢から外さなければならないものもあるわけです
美術館に数時間を費やすのは時間的に無理でした
十分わかっているので、ビスカヤ橋へ行けることを喜んで、モジュア広場まで戻りました
ここから地下鉄に乗ります
地下深くエスカレーターで降りて行き、チケット購入
ホームは広くて清潔で、パリの薄汚れていて治安の悪い地下鉄と比べてショックを受けたプーさん
スペインの方が綺麗で治安がいいなんて‼️と、絶句
電車の中は程々の混雑でしたが、騒ぐ人もなく、15分ほど乗車してAreeta駅で下車
ビスカヤ橋までは下り坂
上り用のなだらかなエスカレーターもありました
10分ほど歩くと乗り場に到着
日はどっぷりと暮れて、雨が降り、鉄橋のエレベーターは営業中止
エレベーターで橋脚の中を上り、吊り橋を渡る事も出来るのです(私は残念がり、高所恐怖症のプーさんは安堵)
コインを入れて自販機でチケット購入(0.5€ぐらい)
河岸がライトアップされていて、とても美しい❗️
ゴンドラは吊られているわけですが、揺れる事もなくあっという間に対岸へ到着
美しい夜景です
沢山のワイヤーで吊られたゴンドラが、すでに向こう岸へ戻って行きます
通行料といい、簡単な乗り方といい、市民の大事な足になって現役活躍中の世界遺産
素敵な建造物を見て体験できました
夜はここでバルに入ろうと、プーさん
口コミで選んだ店は、
アハハの大失敗
口コミがここまで外れた事はなく、高評価の口コミを買って掲載?と、歯ぎしりするプーさん
苦笑いのバルでした
トマトのサラダはスライスして玉ねぎのってるだけ、名物のとうがらしも焼いてあるだけ
何かの揚げ物(エビ?)に至っては業務用冷凍食品⁉️😱
かなり落ち込んでしまいました
2件目を探すも、面倒になり、バスでビルバオまで戻ることに
しばらくは綺麗な川を見ながらのバス乗車
下車したところもホテルの近く
このまま部屋に直行したくないよねと、ホテルのラウンジに入って、お口直し
ところが、これも外れで、特にイベリコ豚の生ハムが美味しくなくて、ひと口でやめてしまったのですが
私たちが味覚音痴になった?と思うほどでした
まぁ旅すれば、こんな事もある
でも美食の街ビルバオで、こうなるとは
雨が降っていたし、夜の街を美味しい物求めて歩く気力もなかった旅行最後の夜でした
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