先月末のお茶会は、大きな建物の中の和室でお濃茶、多目的ホールを使って立礼でお薄、それにテーブルと椅子で香煎があった
会場に早く着いたので、一つ下の階のロッカーに荷物を入れながら、同じ曜日の稽古仲間にLINEを入れた
すると、5月からお稽古仲間に加わったSさんからすぐに、「降りていきまーす! 」の返事があった
おしゃべりしながら汗でも引かせましょ😄と、思ったのだけど、Sさん、帯を押さえながら、「帯が崩れてしまって😰」と、少し慌て気味で降りてきた
幸いロッカールームには他に誰もいなかったので、帯締め外し、帯枕取って、お直しすることになったのだが
「柄が前も後ろも全然、中心にこないのです😪 」とも言うので
締め直すことに
背が高く、細い体型だから、丈が足りないはずもなく、一回りさせて締めて具合をきく
「きつく締めてはないけど、さっきよりかなり締めたんだけど」
彼女、驚いた様子で 「えーっ😵 全然きつくはないけど、こんなに締めるんですか❗️」と、言うので、こちらもびっくり
ポイント柄は、前も後ろのお太鼓もあるべき位置に収まり、崩れも直ってホッとした様子だった
そして、昨日は、今月に入って初めての稽古
Sさん、これまでと全然違って上手に帯を結んでいた
頭も良くて、勘のいい人なんだろう
ちょっと手伝って締め直した帯から、帯を締める時の締め具合のコツを体得したようだ
彼女は私より20才ほどお若い
以前、着付けはお母様から習ったとも話していたけど、普段着物を着ない人から習った着付けは、どうも危うい
実は彼女の着付けはもう一つ問題があるのだけど
それは着物を着て、伊達締めやら腰紐やらで、かなりきつく締めている
こちらの方を、本当はアドバイスしたいのだけど、余計なこと言うと、着物パトロール隊のおばさん😱になってしまうので、自分からは言わないようにしている
YouTubeでも、検索かけると、何人かが着付けや帯の締め方をアップしている
たまーに見ると、綺麗に形作ってあっても、これではお太鼓下がってしまうかなぁ😪
あるいは、こんなクリップ背中に挟んだら、骨に当たってさぞ痛かろう😪
こんな帯結びだと、車や電車に乗っても背中を座面にくっつけられないじゃないのかなぁ😪
そんな事を呟いてしまう着付けがアップロードされてる
習ったり覚えたりするための手段が増えすぎた現在、その中から一番いいかなと思うサイトを見つけ出すのもなかなか大変だ
着付け教室も、大概は呉服屋と組んでいるので、おっかない
だからやはり着物人口は増えなあのかなぁと、残念に思う
☆ ☆ ☆
こちらは昨日の稽古で締めた夏八寸
ざっくりと でもしっかりとした手織りの帯だけど、腹の部分を二つに折ると反対側の柄が透ける
間に帯板を挟めば裏の柄は隠れるが、今度は帯板が透ける😰
ちょっと厄介だけど、夏帯は八寸が好きだ
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