Fuu

ある日には山 ある日には畑 自然体で気分良く暮らしています。

横倉から谷汲へⅣ 尾根道を 登ったり降りたり

2009-04-17 00:24:24 | 山歩き

前に歩いたときは 林道を大分歩いて 斜面をよじ登って 尾根に出た。そのときの様子である。そんなに高くはない。 

Shamen そのとき どうしてこんな斜面を登るのかしら?と思った。下にシハイスミレがあったので 見せてくれようとしたのかな? そんなふうに思っていたけれど 今回謎が解けた。

私たちはベンチのはんたいがわにある東海自然歩道の入口から登っていった。 今回は手抜きをしないで 正式な道を歩きたいと思ったから。

ところが これが結構きつかった。りょうがわが切り立った尾根を(怖いほどではないけれど)ひたすら登る。

あれれ? あの時途中からの登りはこんなに無かったぞ。遙か下の方に さっきの林道が見える。道理で・・・あれはこの道のショートカットだったんだ。

Kaidan いくつも上り下りを繰り返して行く。今更引き返すのも嫌だし 二つ目の目標 カタクリ まだみていないし

お? 蝶蝶? アゲハのようなちょっと黄色っぽい縞の蝶蝶 

「ギフチョウ?」

「まさかね。ギフチョウなら おしりが派手に赤いよ。」

ん~~ 確認出来ないうちにひらひら行ってしまった。まさかだよ ちょっと早すぎるもの きっと違うよ。

「ぎゃー~っ」 またしてもピーちゃんの声。

「あれ あれ あれ」

陽がさんさんとさしている斜面に あらら カタクリ  暑くないの?ってくらい陽を浴びてしっかりイナバウアー

Katakuri2おやおや こんにちは  この辺り枯れ葉がいっぱい積もっていて葉っぱが足下にいっぱいあるのだけれど 気付かないでいたのね。知らずに踏んじゃったのもあるよ。

しかし良かった。カタクリ少々早いのでは・・・と言われていたからね ラッキー

その後さらにたくさんのカタクリに出会い 感激のご対面。

Tubomi Katakuri 

「イワウチワだけでも満足なのに カタクリまでみられちゃったし 良かったね。」

しかし 何かギフチョウが気になっていた。

願うと叶う。

一つぐらい 早とちりで出てきてくれても良いよね。

Miyamasikimi

Onemiti しかし 遠い

行っても行っても頂上に着かない。 一体全体の どのくらいまで来たのだろうか?

不安になって地図を広げてみる。ありゃりゃ まだあの鉄塔まで行かないと 頂上はその先だよ。

何度偽ピークに騙された事やら。

Tamusiba 青空にタムシバの白が綺麗。

この山は桜と言うよりはタムシバで 山全体が 華やいで見えた。

何度か倒木に行く手を遮られ 登ったりくぐったり。。。

しかし これはどうよ? 登ることもくぐることも叶わない。「行っては 駄目の合図では?」って 今頃そう言われても困るけれど。

右手に回り込み 登山道を外れて進もうとしたとき 「ぎゃー」とまたもやピーちゃんの声。

「ね 赤いよ 赤いよ。」「ん? 何が?」

「これが ギフチョウ?」

Gifucyou

おやおや 本当にかなちゃったよ。

まだ羽化したばかりなのか ひくひく震えていたけれど あの目印の赤い線を見せて 飛び立とうとしていた。

カタクリの花 まだたくさん無いけれど 大丈夫? ん~~ 難儀やねぇ

Kobusiともあれ ギフチョウには会えた。

みたことが無いというピーちゃんに ギフチョウを見せることが出来た。 あの通せんぼがあったから 

Tettou やっと鉄塔に辿り着いた。 長かったけれど 頂上はもう近い。

それにしてもこんなに遠かったっけ?

Cyoujyou 苦労して 歩いてきた割には あっけなくて 素っ気ない頂上。

ケルンが積んである。 展望無し。

コメント (6)
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