Fuu

ある日には山 ある日には畑 自然体で気分良く暮らしています。

棚田は秋~ 姨捨にてⅠ

2009-09-08 23:46:08 | 旅行記

青春18切符が残っていて 何処行こうかな? 日にちももう無いし。

そうだ 姨捨行こう・・・とどこかで聞いた事のあるような台詞で決まり。 先日ハッチに会いに行ったとき帰りに寄るはずが 突然の大雨で やむなく諦めたのだった。

電車調べたら 6時間半かかるんだと・・・ひぇ~っ ちょっとかかりすぎなんじゃないの? 松本までは時々鈍行で行くじゃないの。 そこからほんの2-30分だよ。

姨捨の近くにお住まいらしい ななしさんから 電車の数が少ないけど だいじょうぶ~ と。ならば朝一番で・・・・

と言うわけで 今朝は4時半おきじゃぁ  アホ亭主が意地悪に 朝ご飯どうしてくれるの~と。

いつでも冷蔵庫には食べ物がいっぱい。 滅多にご飯作らない事なんかないんだから 「自分でやるから良いよ。」ぐらい言え~~と 少し意地になって 作りましたぁ。

味噌汁 納豆 大根と角煮の煮物 筑前煮 しらす キュウリと茗荷の浅漬け ベーコンエッグ 山のような野菜   これで文句ないだろっ! ふん

勢いよく家を出たものの 胸の辺りが気持ち悪い。 心臓おかしいか? 引替えそうか? これ以上おかしくなったら車掌さんに言えばいいのかなぁ? でもこの電車ワンマン電車だし。力尽きて。。。

何て不安を抱え(何しろ寝てないから) ああでもないこうでもないと 考えているうちに 電車は中央線も降りて最後の篠ノ井線になっていた。 その頃にはすっかり忘れている。

姨捨の駅は 高いところにある。 駅のすぐ上には長野道らしき高速道路が走り 駅は無人。 自販機もなければ 駅前食堂のようなとりあえず何かを食べようにも 店が無い。

あれ~~ この駅は棚田を見る人のために作った駅なのかい?

Ekikara 何て綺麗なんでしょう? 少し黄色くなりかけた稲は 畦の緑とで美しい模様を作っている。 空から 下っていく階段のような棚田は 本当は不便でお世話が大変なんでしょうけれど

私 とても好きな農村風景がいくつかある。 中津川の農村風景 高速道路の行く手に浮かび上がるような飯田の農村風景 今年何度か通った中川村の風景 そして今度は姨捨の棚田

何処も 通る旅に「いや~ きれ~ぇ」と大騒ぎしてしまう。 どうしてこんなに 美しいのかしらね?

駅舎を出て みぎに行くと線路を越える降り口があるので降りていく。 ここを降りるとたなだを巡る散策路になるらしい。 折しも秋の入口 民家の花は 秋らしく乱れ咲いている。

Hana1 Hana2

Hana3 Ine

あれれ 宇宙人の襲撃にあったか? 稲がなぎ倒されてドミノ倒し見たくなっている。

Ringo 林檎がなっている たわわだよ。 取らなくて良いの? 紅くなっているけど。。。まだ酸っぱいのかなぁ? 私 お腹空いたんだけど・・・

Kawanakajima 姨捨公園って 小さなスペースだけれど 見晴らしが良いらしいので寄ってみる。

姨捨って どうしても楢山節考などを想像してしまってとても山奥みたいなイメージがあるけれど ここは遙か向こうに大きな町を抱えた美しい別天地だった。

川中島方面も見えると書いてあった。昔娘が小学生の頃 上杉謙信をなぜか気に入った娘は川中島に連れて行って欲しいと言うので来た事があったな。 戦の最中に出会ったと言われるその場所は思ったより狭くて・・・ それを上から探すなんて出来るはずが無いか・・・・

更に降りていくと長楽寺に出る。

コメント (4)
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