Fuu

ある日には山 ある日には畑 自然体で気分良く暮らしています。

中山道 ちょっと歩き 倉本から大桑まで

2009-09-25 20:55:27 | 山歩き

山小屋さんが入会されている東京のワンゲル部の人たち総勢17人が中山道をあるいていらっしゃるという。 そのことは前から知っていたけれど シルバーウィーク前半18日から20日まで妻籠に泊って歩かれるという。

前から途中参加でも良いので一緒に歩きましょうと言われて 楽しみにしていた。 私も何時繋がるかわからないけれど 中山道を歩いているし 妻籠 馬籠間は歩いているのでその前後を歩ける事は とても嬉しかった。

Shajin Kuramoto

お昼に上松に到着 上松までは間に合わないので この日は参加をしないと伝えてあった。でも え? 間に合うかもしれないよ。と言うわけで中山道を車でさかのぼってみる。 寝覚めの床の辺りだろうか? イヤイヤそんなに早くはないでしょう。 80才の女の人もいらっしゃるそうだし・・・ その情報で私たちも参加できると思ったのだけれど・・・

ん? 小野の滝辺りに人がいっぱい。 寝覚めの床よりもうんと歩いてきているよ。 一人 二人 三人・・・・あ 間違いないよ あの人達だよ。 Uターンして先の車を駐められそうな場所で待つ。

ちょっとちょっと もの凄い事健脚でいらっしゃるんですけれど・・・本当に80才の人の歩きですか? とてもついて行けないかもしれない。

初めてであった気がしない 素敵人ばかりのグループで すぐに打ち解けて歩けそうだったけれど。 倉本の駅に車を駐めて(駐車場は無い)そこから歩き始める。

しばらく 散策しながら 一行を待つ。

Toumorokosi 初めて見た これはトウモロコシの何に当たるの? 実はあのコーンだよね? 花の先にも実のようなつぶつぶがいっぱいなっている。 あ ひょっとして雄花?

とうもろこししみじみ見た事は無いけれど こんな風になるんだね?

Hana1

Hana3

Hana2_3 Kiturifune

ちょっとうろうろするだけで 花いっぱい。 うちの方では見る事が出来ない花もある。 名前知らない花もいっぱい。 今日は花に詳しい山小屋さんが一緒 後で聞いてみよう。

歩き始めて 引きつる あれれ なんだ?この早さは・・・

山歩きが多いせいか(言い訳) 私たちはいつもとてものんびり歩く。花を見てはああでもないこうでもないとやるから いつもコースタイム多めに取っている。 何と これじゃついて行けないよ。

山小屋さんいつもとても綺麗な花の写真をアップされているんだけれど 写真撮る暇なさげだよ。 どうやって 写真撮られるのかしら? 秘密は最後まで分らなかった。

Turuba Fusigurosennou

山小屋さんに教わったツルボ 

初めにルツボと覚えてしまったから なかなか出てこない。鶴瓶の顔を思い出してから花のナメを言う事にしている。

Hakka

中山道はこの辺り 19号線とつかず離れずの場所にあった。 あまり史跡が残っていないので何だか楽しくない。 

中央線も左に走っている。

Kyoukyaku

山歩きでは無いので 出来るだけ急いで歩を進めても心臓はどきどきしない。しかし 汗はしたたり落ちる。

足の裏が変。 トレッキングシューズでアスファルトの道を歩くとどうもいけない。小指の裏にマメが出来ている様だ。 こんなに歩いていてもマメが出来るなんて・・・軟弱な足め

ぷんぷん

Akebi 19号線から左に入って 山側を歩き始めてしばらくしたらアケビの実がはぜているのを発見

写真を撮っていたら ちょうど車で帰ってきた女主人が「持って行ってください」と

まるまると実の入ったアケビを二つもらう。ずっしりと重い。「もっと持って行けば良いのに」と言われたけどねぇ 適量が良いです。

須原の駅で休憩中のグループに見せたら いろんな反応。 決して味見をしようとしない人もいたけれど ほとんどが初めての味だったらしくあまりの甘さに びっくりしていた。「もっと欲しい」と言われても ちょっと取りにはもどれませんわ。

SakayaKamisam_2 木曽の梯の名で有名な酒屋さん。 何度も買った事あるけれど この須原の酒屋さんだたんだ。

家の前に神様を祭ったと思われる作り物が。

何かお祭りの後かと思ったけれど 回りの様子を見るとそうでは無いらしい。 と言って神社でもなさそう。

Teisyouji    

Yado 宿屋 貴久屋と書いてある。今営業しているようには見えなかったけれど

実は最初の予定を須原の駅で終わりと思っていたので 大桑の駅までいくと聞いて 私たちは決心した。

これ以上ついていくと遅くなって迷惑をかける。どうせ倉本まで車を取りに行かないといけないので 須原の駅で 今日はお別れしよう。

ところがである。電車2時間無いじゃん。 地域のくるりんバスは大桑まで行かないし。 19号線まで降りて行かないと駄目かな? タクシー呼ぶかな?

すぐに気が変った。 二時間だよ いくら私たちでも二時間あればゆっくり歩いても次の駅に着くだろう。 それにここからは少しは史跡がありそうだよ。

で きを取り直して歩き始める。 この辺りは水船と言って木をくりぬいて作った船に水を引いて共同の井戸として使っているところがたくさんあるので 飲み水には困らない。これは有り難い。 何度も顔を洗って 何度ものどを潤した。

須原の繁華街?はやがて山の方に向かっていく。 近所のおじいさんに大桑の駅の道順を尋ねる。 一所懸命教えてくれたおじさんは最後に「観音様 観音様・・・」とおっしゃる。「橋の上から見えるからな」

それが岩出観音と言われる観音様だと言う事がすぐに分ったけれど 少し遠い。 清水寺のように柱を組んで作られた舞台のような観音寺は 山の中で美しいたたずまいを見せていた。

Iwadekannon 「今度行ってみんとね。」

途中で巡回バスがやってきて「中山道はあっちだよ」とバスの運手さん。

ありがとう でも今日はもう帰るのよ。

とひたすら駅をめざす。 大桑の名前は中山道の宿場町に載っていなかったので 中山道をそれているのだと思ったけれど 大桑は間の宿らしい。 それとなく昔の風情が残っているところもあった。

とにかく車を回収して 妻籠まで行かないと・・・と思っていたら あらら 一行が坂の上から降りて来る。 なんだ 一緒になったよ。

電車は登りと下りでばいばい だったけれど 日曜日に今度は妻籠から落合までを歩く約束して 岐路に付く。

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あれあれ こんな所に  シラヒゲソウリベンジ

2009-09-25 18:16:21 | 山歩き

前回シラヒゲソウを見つけられなかった事を知ってASAKOさんが携帯にメールをくれた。よーし 今度は見つけるぞ。と決心するも 朝「おきてるか?」から始まり 「いつもより早くに仕事でてくれないか?」の上司からのメールに その機会を失っていた。

さて 突然その機会はやってきた。 ここへ良く来てくださる山小屋さんが中山道をあるく旅をなさっていて 18日金曜日に お昼 上松に着くという。

前から一緒にあるきましょうと行ってくださっていたので参加を決めていたけれど お昼に到着では 午前中どうする? ひょっとして明智の森に行く時間あるんじゃないの? と言うわけで ぴーちゃんと出かける。 あわよくばチコリ村でお昼も食べたいね。

ぴゅ~~ん 朝一番乗りの明智の森

Aketinomori_2 

管理棟の人も今から活動開始らしく 今回は 捕まえる事が出来た。「シラヒゲソウ 何処に咲いていますか?」「ここをまっすぐ行って キャンプ場の反対側に車止めの柵があるから。。。。」と「今 見頃ですよ。」 嬉しいねぇ

朝 あまり早いから 蛇君や蛙君を脅かしたらしく あちこちでがさごそ がさごそ

場所は渓流広場 ここはあれだけ歩き倒したつもりだったのに キャンプ場から山に入ってしまって 行けなかった所だった。

小さな小川が流れる。 むむ? あの白い花は?

Sirahigesouおお ありました シラヒゲソウ あれだけあるいても見つからなかったのに どうした事かあふれるほどに咲いているよ。 可愛らしく清楚な花 髭の名前がついているけれど 可憐と言うにぴったり 不思議な花だね

Sirahigesou2 水も清らかで そのほかにもいろんな花が咲いている。

Hana4 

Hana5

Hotutuji ホツツジ? 中から長いしベガでている。 木に咲いているから きっとホツツジだね?毒があるそうで 要注意。

昔子ども達 ツツジの花のしべをすって甘いと喜んでいたけれど 知らないと命を落とす。

Sawagikyou2

気品ある紫はサワギキョウ 普通の桔梗のイメージとは違うけれど 沢に彩りを添えている。

Kurumabahaguma どうしても花にピントが合わなくて・・・

クルマバハグマ この間来たときにはまだ花開いていなかった。 細い短冊をねじったような変った花

Tururindou  ツルリンドウの花も可愛らしい。 まだ赤い実は出来ていない。

Sumiretane スミレに種が出来ていた。ぴーちゃんが見つける。 彼女はこんなものを見つける天才。

三つに分かれたさやに ごまのような小さな小さな実がびっしり詰まっている。 何処に行ってもスミレがある。スミレは たくましい。その理由が分った気がした。

Hana2_2

渓流広場を登って 展望台に着く。前に行ったのとは違う展望台。 ここは確かに展望が良くて 明智大正村が眼下に見えた。 後日大正村に行く機会があって 見上げたら(一体何度 明智に行っているんだか)この東屋が見えた。 ふふ 嬉しい。

Taisyoumura  森を全部まわる時間は無いので 大正池から 管理棟へまわって行く。

途中桂の良い匂い。

「この匂いで紅茶が飲めるよ。」 って 本当に甘い砂糖菓子を煮詰めたような匂いがするんだよね

Taisyouike Katura

お腹は空いたし 今度はチコリ村だ~

コメント (6)
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