気持ちの良い山道は 美味しい水のわき出る道でもあるらしく 唄清水 少し下がって一呑みの清水と続く
皇女和宮様もご賞味なさってとても喜ばれたそうな。
私も皇女和宮さんになれるかな? と言うわけに行かない。
今は生では飲めないらしい。 汚れちゃったのか。。。
更に少し降りて行くと 小さな里があって トイレも使えるという。ただし少し道を離れているので歩かないといけない。 ここに聖母マリア像があるというのでどうしようか?と思ったけれど 先はまだまだ 無駄な体力は使わない事にした。(ってよほど疲れていたんだろうか?) 出かけた人からも感想は聞かれなかった。よその人のレポートにもほとんど記述が無い。
十本の松があった事から名付けられた十本木立場
杖を立てて籠をおいたりして休憩した場所らしい。 洗濯をしたかもしれない洗い場もあって この辺りは安藤広重の御嵩の舞台と思われる。。。と言う事だった。
すぐ脇には家がある。 版画をここに載せることが出来ないので 興味がある人は調べてみてください。
この民家と 傍らで洗い物をする姿が見つかるかも
民家は木賃宿だって
みんな楽しそうだねぇ
謡坂(うとうざか)の石畳に出る。あまりに苦しいので唄を謡って気を紛らせて登ったと言われる坂
私たちは西に向かうので下り道になり るんるん気分で鼻歌を歌う謡坂
この坂も綺麗な石畳が続く。 復元された部分もあるらしいのだけれどなかなか良い気分。そうそう この坂を修復しているときにマリア像が見つかったんだと 人里離れたこの地にも隠れキリシタンが住んでいたのだと思うと不思議な気持ちにもなるね。
ととと 前から車が。。。 こんな所車? と思ったら車は脇道にそれる あ~~っ これってもしかして。。。。
実はこの辺りに森のレストラン ラ プロバンスがあるんだよね。 前に来たときに下の方から車で上がってきたけれど どんどん不安になるぐらい登ってきて「こんな山の中に作って一体誰が食べに来るの。。。」と思っていたけれど なぜか いつも予約でいっぱい。 私もケーキしか買ったことない。 ここだったんだ。 気になっていた場所が繋がる。
野仏は相変わらずあちらこちらに
通る度に手を合わせたくなってしまう優しそうな様子。
耳神社? その名前のおもしろさに足を止める。
道の傍ら斜面を利用した小さな神社だけれど どんな御利益があるのだろうか?
ふむふむ
耳の病気に効く事は想像出来るのだけれど ここでは神社においてある錐を借りて耳に当てる。 病気が治ったら年の数だけ錐を奉納すると言うもの。
年の数だけ錐を? 私もの凄い数になるんですけれどぉ。 ちょっと怖くないかい? 神社に錐がすだれのように下がっているんだよ。錐は竹で作っても良いのだそうだけれど それにしても 信者が多いらしい。 びっくり
ここを過ぎてすぐにまた右側山に入る。 いよいよ最後の山道になりそうだ。