Kさんが密かに練っていた計画は 軽トラに乗って 笙が岳の山頂すぐまで行ってシャクナゲの群生を見ることだった。
大洞林道 思ったより花が無くて気にしてくれて・・・・ここまで来るとみんながいたずら小僧のようになる。
出発点は前に行ったことのある 多良峡 川を軽トラで横切る。
軽トラって力持ちだねぇ 川をじゃぶじゃぶ渡るんだよ。前にも経験しているけれど 流れに持って行かれるのではないかと ちょっとどきどき
行く道は巡視路 たまたまゲートは開いていたけれどもし途中で鍵をかけられても文句は言えない。 K先生はここの鍵を預かっているので安心 安心
で 軽トラの荷台の乗り方だけれど 横座りで乗っていると 危ない危ない。 山の斜面でドスンドスンと跳ね上がり横の板をつかんで必死になっていると ありゃりゃ 前にある荷物入れが動いて下がって来るではないの? え?? どうする
結局荷台の一番後ろに背中を付けて足を突っ張り荷物入れのコンテナを押さえるとなかなか調子良い。 やっとまわりの景色を見ることが出来るようになった。
あ この乗り方は道路ではやってはいけませんよ。ここはいわゆる公道ではありませんからね。
メンテナンス用の重機があるところで車を降りるまで 激しく揺れること 30分ぐらいだったでしょうか?
雨は降りつけるし さんざんと言えばさんざんだけれど これはこれで楽しい経験
林道を歩いて シャクナゲ群生地に行きます。
結論から言うと シャクナゲはまだつぼみが堅く 見ることはできませんでしたが 見上げた山の斜面に裏の黒葉っぱがいっぱいありました。
しかし どうやってあそこに近づけば良いのだろう? かなり急です。
さてここから なんの変哲もなさそうな林道ですが 植物図鑑のような林道でした。
カタクリも想像通りあった。 ま この天気だから花は開いていないし あのイナバウアーも見られるはずもなく。。。
見当があっていたことだけに喜びを感じて
どこにピント合わせたつもり?って聞かれそうだけれど ヤマルリソウ
この花を見ると青紫のすがすがしさと花姿の可憐さに 思わず笑みがこぼれる。
ハナネコノメを見たことが無い・・・と言う話をしたら
この辺にありそうですよ とのこと
何本かの谷筋に入っていくと おお~ありました。
それでも初めて見る花に私は有頂天。
もっとあるよきっと・・・・と谷筋をどんどん登っていくと
あるある 今度は蘂もしっかり残っているね。
ここにはほかのネコノメソウもあって それぞれに存在感が
ツーショットもあるよ。
雨も 時にはなかなかの演出をしてくれる。エンゴサクの美しい色に足を止める。
あとイワウチワを見たら ほとんどの見たい花を見たことになるね・・・・
なんて言っていたら・・・・・あら あった
それも紅白で
ありそうな場所 そんな花の探し方をあまりしなかったけれど 今回はありそうなところにすべてあった。
すごいな
ありそうな場所を探すためには 植物をよく知らないといけない。 もっと勉強だね
今回初めての試み 林道歩き
なかなか面白い体験が出来て 次回がとても楽しみです。