Fuu

ある日には山 ある日には畑 自然体で気分良く暮らしています。

山芍薬の谷 梁谷山Ⅳ

2011-05-26 22:47:23 | 山歩き

頂上からブナの木ルートで出発点に戻るには2.3キロメートル。 さほどあるとは思えないけれど こちらは少々急なんだよね。 もっともどのくらい急だったか歩き始めるまで忘れていたけれど。

Bunanokiruto Midori2

Kyoboku とても大きな木だった。 中は空洞。 もう駄目なのかなぁ? でも上を見上げると 新しい葉っぱがきらきら輝いていた。

カツラの木のように子供や孫の枝が伸びてきているのかも知れない。 そうだったら良いね。

Onemiti

ずっと向こうにさっき歩いてきた尾根が見える。あそこを歩いてきたんだねぇ。この道はみどりと沢の道 そして立っているのがやっとぐらいのきつい下り坂でもあった。 ふ~ぅ

Sawa 沢では きょろきょろ探すと山芍薬あるんだよね。 この山 山芍薬の宝庫だよ。 登山道の足下にさえある。

Midori3

Sawa2 お花博士は芍薬を見てくると行って沢の方に向う。 

向こうから大きく手を広げて報告してくれる。 ひとーつ ふたーつ みぃっつー よっつー ・・・・全部で10株あるらしい。

種の出来ているのもある。

Midori4

のんびり空を見て待っている。

Nisikigoromo

Nekonome 

Tane 山芍薬の種

Mamusisou2

マムシソウも たたんでいた葉っぱをすこしづつ伸ばして大きくなるんだね。

Futarisizuka

Katura

出ました 桂の木  秋になるとカラメルソースのような甘いにおいが漂うんだね。

何度か 徒渉を繰り返す。 流れが速くてちょっとびくびくだったけれど 最後はゴアテックスなんだから信じて水の中入っても良いんじゃないの? と開き直り あっちへ行ったりこっちへ行ったり

やがて沢を左に見て少しだけ登っていくと 分岐に出る。周回コース完成。

今回の山歩きはお花先生が私の膝を案じてかとてもゆっくりあるいてくれたことと どこかにクマガイソウが残っていないか 山芍薬はもう無いか・・・・など探しながら歩いたので 緑を彷徨うような楽しい山歩きになりました。

この山はやっぱり良い。 深く山に入って緑を楽しむ。 至福の時を過ごせました。

あ 心残りはフデリンドウを探せなかったこと。 さえ様のレポートにはあったのに。。。おかしいなぁ

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山芍薬の谷 梁谷山Ⅲ

2011-05-26 20:21:12 | 山歩き

尾根からにとりついてから頂上まで さほど高低差が無いものの ため息でそうなぐらい長い。

One 両側に 景色が広がるのだけれど 何しろこのあたりの地理には少々不案内で・・・・

お花博士はカシミールで作った山岳風景を何枚も印刷してきてくれたんだけれど  この日もひどい黄砂で あんまり遠くは期待できない。 がっかり

Kirikabukousin

細い木が20本も寄り集まっているかと思うような木があちこちにある。

「この辺は 薪を取っていたのだろうか?」したにいくらでも木があるのに こんな高いところまで来なくても。。。。と思ったのだけれど お花博士の想像はこうだった。

木を切り倒しその株から新しい芽が出てきて育ち その後こんな形になったのではないかと。。。 倒木更新って言うらしいのだけれど

そう言われてみると 本当に尾根道の両側はこんなのばかりだった。

Kobanomitubatutuji3  Mitubatutuji

小葉のミツバツツジ

鮮やかなムラサキは 妖艶ささえも見せて見事に咲いていた。 うっとり

Ontake 御岳がどっしりした姿を見せている。

え? 見えないって?

でも私たちには見えたんだよ。 継子岳だけは雲がかかっていたけれど 剣が峰も はっきり見えたもん

これ以上は無理だと諦めて 頂上でご飯を食べることに

Sancyou 山芍薬を見たら帰ってしまった人が多かったので山頂は誰もいないと思ったら

あら? 案外人がいるのねぇ  食事スペース 無いわ。

それに風強くて寒いので 少し降りたところで座り込んで お昼にします。

それにしても北アルプス見たかったな。

こんな風だから 岳見岩っていう展望所があったんだけれど パスしちゃった。

無理していって何か見えるとはとても思えなかったから。

さぁ ここからブナの木ルートを通って降りていきます。

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山芍薬の谷 梁谷山Ⅱ

2011-05-26 19:28:54 | 山歩き

Kojikanonamida 子鹿の涙にやってきました。 子鹿の涙って 滝です。細い流れなので 子鹿の涙でしょうか?

かわいらしい様子の子鹿のバンビちゃんも 今の私たちにとっては山の木や花を食べるにっくき動物です。

バンビちゃん あんたのこと恨みたくないのよ。 お願いだから 大事なものは残しておいてね・・・・・って解るわけ無いし。

この滝に続く沢に 前来たとき芍薬がいっぱい咲いていた。 お~~あったよ。 それも昨日 今日 明日の山芍薬があちこちに咲いていて みんな大興奮。

Yamasyaku1 Yamasyaku2

中も覗いてみる。 蘂の様子が可愛いんだよね。 今日聞いたんだけれど 山芍薬の蘂に生息する黄色いカミキリムシがいるんだって。 この日(5月14日)にはそのことを知らなかったので残念無念ですが。。。。フタオビヒメハナカミキリっていうらしいよ この美しい花をこじ開けるなんて 畏れ多くて出来ませんが 見て見たかった。

Tubomi 沢を登ったり降りたりして一番美人の芍薬を探します。 確か上にもあったよ。

Kamisama 子鹿の涙まで戻って ちょっと浮気

山芍薬を離れて イワタバコを探す。

神様の後ろに回る。

ごめんよ ごめんよ と手を合わせ岩に張り付いて。。。。

罰が当たったら大変なのでお賽銭を・・・・あげませんでした。

Iwatabako あるある 中には去年の花の名残を付けたものも。。。。 この縮緬模様の葉っぱはなんだかおいしそうなんですけれど。。。。どうなんでしょうね?

Siroyasio2

滝を離れると だんだんきつい登りになっていく。 尾根までまだまだがんばらないと

突然真っ白な花が・・・エゴ? と近づいてみると シロヤシオだ~~ 

Siroyasio3 アカヤシオよりもちいさな花だけれど 実に可愛い。 形のかわいさと 清楚な色と。。。この山に似合っているね

Tosyou

その後山芍薬は何度も顔を見せてくれて 思わぬ成果にうれしさ倍増 

尾根までもう少しだよ。

Ookamenoki

こちらの白い花はオオカメノキ

これも見事に花を付けている。 山へ行けばたいてい見られる花だけれどやっぱり嬉しい。

Ookamenoki2 Siromoji

シロモジの花が現れたあたりで尾根に付いたようだ。 

シロモジ 面白い葉っぱをしているね。 切れ目に丸い穴があることをお花博士に聞いて。。。。メモメモ

さて ここから案外長い尾根歩きが始まる。

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