頂上からブナの木ルートで出発点に戻るには2.3キロメートル。 さほどあるとは思えないけれど こちらは少々急なんだよね。 もっともどのくらい急だったか歩き始めるまで忘れていたけれど。
とても大きな木だった。 中は空洞。 もう駄目なのかなぁ? でも上を見上げると 新しい葉っぱがきらきら輝いていた。
カツラの木のように子供や孫の枝が伸びてきているのかも知れない。 そうだったら良いね。
ずっと向こうにさっき歩いてきた尾根が見える。あそこを歩いてきたんだねぇ。この道はみどりと沢の道 そして立っているのがやっとぐらいのきつい下り坂でもあった。 ふ~ぅ
沢では きょろきょろ探すと山芍薬あるんだよね。 この山 山芍薬の宝庫だよ。 登山道の足下にさえある。
向こうから大きく手を広げて報告してくれる。 ひとーつ ふたーつ みぃっつー よっつー ・・・・全部で10株あるらしい。
種の出来ているのもある。
のんびり空を見て待っている。
マムシソウも たたんでいた葉っぱをすこしづつ伸ばして大きくなるんだね。
出ました 桂の木 秋になるとカラメルソースのような甘いにおいが漂うんだね。
何度か 徒渉を繰り返す。 流れが速くてちょっとびくびくだったけれど 最後はゴアテックスなんだから信じて水の中入っても良いんじゃないの? と開き直り あっちへ行ったりこっちへ行ったり
やがて沢を左に見て少しだけ登っていくと 分岐に出る。周回コース完成。
今回の山歩きはお花先生が私の膝を案じてかとてもゆっくりあるいてくれたことと どこかにクマガイソウが残っていないか 山芍薬はもう無いか・・・・など探しながら歩いたので 緑を彷徨うような楽しい山歩きになりました。
この山はやっぱり良い。 深く山に入って緑を楽しむ。 至福の時を過ごせました。
あ 心残りはフデリンドウを探せなかったこと。 さえ様のレポートにはあったのに。。。おかしいなぁ