Fuu

ある日には山 ある日には畑 自然体で気分良く暮らしています。

お花博士と行く舟伏山 あいの森から夏坂林道へ

2012-06-11 21:16:26 | 山歩き

Himerenge
ヒメレンゲ

ベンケイソウの仲間だそうだけれど 葉っぱはあのバラの花みたいな多肉質のものとちょっと違う。

その後下へ行くにつれてヒメレンゲはあちこちにびっしり咲いていた。

Yamabukisou
やってきました。 山吹草の群生地

とても大きくて鮮やかな黄色です。

ヤマブキソウ 撮影に失敗してお花博士に送ってもらいました。 だから特別に綺麗なヤマブキソウです。

ぱっと見た目山吹に似ています。山吹はバラ科 花びらは5弁

ヤマブキソウはケシ科だそうで花びらは4弁 クサノオウと同じ仲間だと・・・・

去年 お花博士に教わったクサノオウ 黄色い汁が出てきました。 ヤマブキソウもそうなのでしょうか?

Kibanaikarisou
これまでイカリソウの気配はあった。

メギ科の植物は三本に枝が分かれているからね・・・・と言われていたけれど 花はどう見ても終わっているようだった。

でもあった キバナノイカリソウ

赤いのは見たことあるけれど この色は初めて 

嬉しいね。

「珍しい花があるけれど これ何?」

と言われて振り返って・・・・・・あれ? エビネじゃん  さっきまであんなに硬くつぼみを閉ざしていたのに ここのエビネは綺麗に咲いています。 

「エビネってどんな花が咲くのか見て見たい。」と残念がっていた二人もエビネの花を見ることができました。 大喜びです。「8個の目で見るとすごいね」と

いえ 今度は私気付かないで通り過ぎました。

Ebineあのチョコレート色はこういうことだったのか・・・・と感慨深げ

どんな花? どんな色?と何度も聞かれて教えられあいもどかしさを感じていましたが 本当に良かった。

Amidasama_3
西側の仏様は阿弥陀如来様です。

大分降りてきたことを感じます。

今回の山行きは 本当は標高差840もあるのに 全くそんなことを感じない山行きでした。

花がいっぱいあって 生態を感じながら花探しをして徘徊したこと  つまり山遊びだったこと

そしてお花博士が かなり気を遣ってくださったに違いないこと等で 全く疲れを感じませんでした。 本当に楽しい山歩きだったのです。

失敗と言えば一つあります。 私が遅いために二人がいらいらしてはいけないと思って下りに慎重さを欠いてしまいました。 ずりっとすべって転んでしまいました。 どうってこと無いですが曲らない膝を思いっきり曲げてしまったので 激痛が・・・しばらくは立てなかったし 立てるようにあっても感覚が無くて 足ふにゃふにゃしてました。 ご迷惑おかけしました。 もちろんもう大丈夫ですが

その後もエビネの咲く場所がありました。 これからも元気で咲いてくれると良いのですが。

しばらく舗装道路を歩いて駐車場に戻ります。

Cyarumerusou

Dansou
林道を歩いているとき 二人組がプリントを見ながら ラショウモンカズラを見なかったね・・・・と

ラショウモンカズラなら見つけてあげるとお花博士

Rasyoumonkazura_2
あらら 本当にあったよ 

凄いね

あっという間に 駐車場についたけれど 実は山にいた時間7時間半  随分堪能したものである。

帰りに車で戴いた冷えた葡萄が とても美味しくて今日の楽しい思い出を更に大きくしてくれた。 お花博士有り難う  また宜しくお願い致します。

ひょんな事から一緒になったお二人にとってもとても思い出に残る山だったと思います。

コメント (4)
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お花博士と行く舟伏山 小舟伏山へ

2012-06-11 20:12:28 | 山歩き

Tenbou
舟伏山から濃尾平野を臨む。

このところこの方角の展望を楽しむことが多い。 濃尾平野が果てしなく広いことを改めて感じる。

伊勢湾も見えるはずだけれど ぼんやりしてはっきりは分らない。

舟伏山は 太古の昔は珊瑚礁だった・・・・だって へ~~っ! びっくりです。標高1040メートル。 随分隆起したものです。

そのせいでしょうか? この山はもう少しするとヒルがごそごそする山になるようです。 

ここでお昼食べました。 今日はおにぎりを持ってこなかったのでパンを少しかじっただけですが あまりおなか空いて無くて  さっき休憩のところでお花博士から戴いた虎屋の羊羹のおかげでエネルギーたっぷりです。

展望を楽しんでいるとき お花博士は山頂付近をうろうろしています。 いつでも何か面白い花は無いかと探していらっしゃるようです。 隣で食事をしたあの二人組も楽しそうです。まだ興奮冷めやらない様子でした。

そうなんだよね 勉強ってとても楽しい。

Nyoisumire

Fuderindou
「フデリンドウみたいな」とお花博士。 山頂直下をごそごそ這い回って・・・・

ありましたがな

この先陽が出てきたためか目にするようになるけれど やっぱりあるはずと見当付けて見つけるのは嬉しい。

お花博士はこの竜胆の美しい色と清楚な感じがお好きと見た。 いつもフデリンドウを探していらっしゃる。

さて 小舟伏山行きましょう。 そう 舟伏山にはもう陽取るのピークがあるのだ。 小舟伏山973メートル。

気持ちの良い雑木林の尾根歩き。

Onemiti

Fuderindou2
ほうっ 美しい色のフデリンドウ

尾根道にはいっぱいありました。

尾根道は花の宝庫です。

ヤブレガサは畑かと思うほど群生していて(美味しそうな葉っぱがいっぱいでした) バイケイソウ ニリンソウ・・・・

「クマガイソウは無いだろうか?」お花博士が山へ行くといつも本気とも冗談とも取れる様子で探します。 この山の様子が梁谷山に似ているから余計そうです。

「クマガイソウは山の斜面崩れそうな厳しいところに多い」と言われてきょろきょろしましたがこれはエビネのようには行きませんでした。

Enreisouエンレイソウは めっちゃかわいい~(小さいという意味です)

Usubasaisinフタバアオイ

綺麗な花も咲いている。

面白い花で半分に折れ曲がって反り返っている。

二人組はこの花もとても珍しかったらしく 熱心にお花博士の話を聞いている。

少年のように楽しそうにきらきらしている。

Baikeisougunsei

Hiroba
左手の下の方に 開かれた土地があった。 いまは草も生えているけれど 割合最近まで家さえ建っていたのではないか?・・と思えるような広さだった。 西大台ヶ原の開拓地に似ている。

三人で探検に出ていった。

あの二人は花探しに絶好調のようである。

その結果終わりかけとは言えカタクリを見つけてきたのだから・・・・・

こんな風で私達は 子供のように山をさまよい その様子に「何か見つけたの?」と人が寄り とても楽しい至福の時を過ごしていたと思う。

「山吹草が下にあるよ。 前に見たとき真っ黄色だった。」と二人組に言われてまた期待に胸が膨らむ。

コメント (2)
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