10番札所までは2キロほどです。さほど無いしまだ少しお昼には早い。
と言うわけで先に進みましたが
ちょっと休憩してお茶ぐらい・・・と思っても停まる場所がありません。
川を越えると体育館やグラウンドがあり ため池のような水際を歩いて行く。
すみませ~ん すみませ~ん
と民家の軒先を伺うような道に気がひけながら・・・・
驚くほど小さなお寺です。
福聚山観音寺 ご本尊聖観世音菩薩
元々生路村中として観音堂を作り昭和17年に観音寺になったそうで いわば村人の信仰に支えられたお寺なのです。
とは言え 檀家はありません。
もともと庄屋さんが管理していたようでいまはよそのお寺が順番に管理しているそうです。
撮影はこれがいっぱいいっぱい。
ご本尊の聖観世音菩薩は恵心僧都の作だそうでもう少しよく見たかったな
重厚で品のある大師堂でした。
今回の札所は 民の心が集まったようなお寺で小さいけれど心が温かくなるような由来が詰まっていました。
ゆっくりするような場所は無かったけれど 平日にここにいたら もっと違うものを感じる事が出来たかもしれません。