五月二十日 伊吹山の観察会は1合目から3合目までを歩いて花を楽しむ・・・と言うものだった。おまけに 高原荘特性の弁当を食べようと言う。
そりゃ行かなきゃ。 ずっと前 まだ伊吹山のロープウェーが動いていた頃 テレビで薬膳弁当の紹介をしていた。 そのお弁当にとても似ていたけれど縁が無くまだ食べたことない。
それに私伊吹山は何度も来ているのだけれど 3合目まで歩いて登ったことが無い。 いつも車で3合目まで行っていたし ロープウェーが営業している間はそのお世話になっていた。
何年か前林道が閉鎖されてからは下から全部を登り切る自信もなく 何となく遠のいていた山だった。
良し 今度はちゃんと登ってみよう
しかし 先週の山から帰ってきてというもの 元々の持病に風邪が重なり声が出なくなり おなかも痛く ひどく調子悪い。 一週間寝たりおきたりの生活の後 昨日のお遍路さん。
予定変更して 楽々コースにしてもらおうかなぁ?
近江長岡の駅にさえ様ご夫婦がお迎えに来て下さって(いつも感謝です)集合場所に。 健康状態の良くないことを告げ 怠けコースを選んだら 他に4人の人が・・・・良かった。
車に便乗して1合目まで
ここで恥ずかしくもへたれ組は 更に車で3合目まで・・・・
いまこの道は特別に許可をもらわない限り 車で上がることは出来ない。
駐車場から3合目を散策しながら下から組を待つ。
花の山伊吹山に咲く花を順番に紹介しましょう。
これはピンクだけれど 一般的な青が暈けていただけの話で・・・・
オオイヌノフグリと違って葉っぱは対生
そこがオオイヌノフグリと違うところで これは外来種。 自分で性を変えられるのでどんどん増えて行ってしまう。
ここはこの間までスキー場として誰でも上がってくることが出来たので外来種の侵入は深刻な話になっているとのこと
3合目にはあちこちに咲いている。
ヤマエンゴサク ジロボウエンゴサクなど似た仲間がいっぱいあるのだけれど 葉っぱが少し違う気がする
これが秋になると真っ赤な実を付けるのですが 同じものとは思えません。
地味だけれどなかなか良い花です。
秋になると甘い実がなるはずです。 オタマジャクシの卵みたいな実を種と上手に外すのが得意ではないので 味見程度しか食べませんが 花は好きです。
みんなは皮に肉などを詰めて天麩羅にするそうです。
私はやったことも食べたこともないです。
戦国武将のハタザオににている・・・って 私はどうしてもそのイメージが湧きませんが
伊吹山には固有種のイブキハタザオがあります。 山頂はイブキハタザオが多いのだとか・・・・
毛むくじゃらで 少し大きいようです。
駐車場から3合目の広場までやってきただけで沢山の花に出会います。
伊吹山を見上げます。
沢山の人が元気に上って行きます。
びっくりしました。こんなに沢山のアマドコロ見たことありません。
アマドコロ畑
鹿対策をしないと消えてしまうそうです。
登山組が登ってくるはずの道を迎えに行く形で少し降りていきました。
陽が差しているのでフデリンドウも 気持ちよさそうに花を開いています。
センボンヤリの花が少し前に咲いていたというので探しながら歩くのですが・・・・なかなか見つかりません。
クサボケ
まだ花を開いてはいませんが 見て下さい。毛むくじゃらです。
咲き始めは赤紫 だんだん青くなるそうで この美しい色を 蛍にたとえたのでしょうね?
遠くからでも目立ちます。
そうこうしていると下の方からみんなが上がってきた。 はやっ!
「あんまり花無かったの」と言っていたけれど 後で聞くとそうでも無い。 やっぱり花の山
みんなで昔のホテル前まで行って 今日の企画の一つである特製弁当を食べることにする。
それにしても風強っ!