食事をしていなかった事を思い出して お助け小屋で食事をする事にする。 しかしあまり食欲が無かったのと 昼もだいぶんまわっていたので お店もあまり売る気も無く お茶漬けをすすって出てくる。
お助け小屋の雰囲気は分かった。 ここでたくさんの人々が命を繋いだのかもしれない。この小屋はお上の命で建てられたそうだから 女工さん達の為にだけ作られたものでは無いらしい。
野麦の人々のこの道への貢献度はとても高い。みんなで道を守ってきた。
お助け小屋右に展望台へ登る道があったので 登ってみる事にする。
野麦街道はこちらに繋がっていたのだろうか? 鏡池に到着する前に 登り道があったけれどあまりの藪漕ぎに 避けてこちらへ来てしまったけれど 石畳がひかれている。
少し高地へ来た気がする。
葉っぱがゴゼンタチバナに少し似ていたけれど めしべのところが全然違う。
池の所で見るほど良くないけれど ここで乗鞍をみた旅人はふるさとの山に感激しただろうし ここを去る者は 決意を新たにふるさとに別れを惜しんでいたんだろうな。
ここからは乗鞍の頂上は見えない。 ずっと西から乗鞍を見てきた私に取っても別の山だけれど
御岳と 乗鞍の間の鞍部と言う事だったので 御岳も見えるのだと思っていたけれど 御岳は全く見えず。 御岳は久々野から野麦にやってくる途中で見ただけだった。
峠まで降りてきます。長野側に繋がる野麦街道の入口がある。
野麦の館の前を通って帰ろうと思ったら 中から館長さんが出ていらして「寄っていってください。」とおっしゃる。
時間ないし・・・・ 話し好きの館長さんは「簡潔に説明しますから・・・」と しかし話し好きは とどまる事を知らず そしてその話しはとても興味深く 聞き入ってしまう。 高いところにある小さな資料館だけれど 行ってみる価値あり。 そして館長さんの話は絶対聞かないと・・・
「私は野麦のものだから 車を駐めてあるところまで送っていってあげますよ。」 え~~ タクシー呼ぶにもいかにも遠いし 困っていた。「こんな所まで女二人で良く来たねぇ 熊いるよ。」なんて言われたあとにあの道をまた下っていくのはねぇ・・・・誰にもあわなかったもん
遠慮無く 乗せていただいて プレ君の所まで ありがとうございました。
帰り道は長野県側 薮原に降りて 木曾街道(19号)をひた走る。
緑いっぱいの長野側の野麦街道の入口を見つけ 今度はこちらから登っても良いね と思う。
今度来るときは秋?
心優しい 現代の峠の管理人に支えられて 楽しいハイキングでした。
現代人は、車で、アッと言う間に通り過ぎてしまいますけれども。
野麦峠はもともとは松本とを繋ぐ大事な道だったようです。私のふるさととmcnjさんのふるさととは昔からこの峠で繋がっていたのですね?
「安房峠は?」って聞いたら あそこはもっと厳しいから 飛騨から長野へいくのはすべて野麦峠だったと言われました。
私も久しぶりにビールというものを飲みおいしさを再確認しました。
野麦峠は、私の心に残る山行のひとつです。どらさんのレポに館長さんが出てきたのは笑えます。呼び込みが私の時と同じでしたから。久々に峠の様子が蘇り、また峠越えをしたくなりました。
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野麦峠は山登りと思うと物足りないかもしれませんが 楽しい山歩きが出来ました。思ったより花もありましたし。。。山たまご迷いの分岐も発見 同行者のぴーちゃんに紹介
ありゃ 間違うわ。館長さんいい人でした。とても良く勉強なさっていたし 楽しい時間でした。 山を歩いていて思いがけない出会いがあると 思い出は大きくふくらみますね。 ひよこさんはお休みは日曜日ですか? もしご縁がありましたら 一緒におつきあいくださいね。 ジオンさんとは違うのでのんびり山歩きですが。
本当にありがとうございました。