Fuu

ある日には山 ある日には畑 自然体で気分良く暮らしています。

三重の文化遺産 石山寺

2010-03-23 23:50:04 | 山歩き

NAGI40号は愛すべきローカル・ヘリテッジ  文化遺産の特集だった。

ちょっと膝の調子が悪くて無理が出来ない私は ゆったり楽しめるコースとして石山寺を選んだ。 40-50分ほどで回れる野外摩崖仏展示場とも言うべき摩崖仏公園  時間が余ったらモクモクファームとかあるし・・・・あ 月ヶ瀬のウメ見物もあるじゃないの

で 本の案内通り伊勢関インターをおり・・おり ってあらら 降りられないじゃないの? 仕方なく降りられるところまで走って戻る。 な~んだ 25号線の関パーキングエリアのすぐそばじゃないの。。。。やれやれ失敗失敗

山の中くるくると少し走ると 石山観音の駐車場が まだ車一台しか駐まっていないし中には人が乗っている。 ふーんあんまり人気ないんかな?

Iriguti お~ 入口から もう大きな摩崖仏だよ。 わくわくするね  山全体が一つの岩で出来ていて その岩に40体ほどの石仏が彫りつけられている。 そのほとんどが観音様なので石山観音と言うらしい。美術史の上から見ると鎌倉時代から彫られた物らしいけれど その中の三体は県の文化財に指定されているらしい。

Kannonsama

まずは如意輪観音様

大きな石の裏側に彫ってある。

正面はお地蔵様。

Ojizousama これは県の文化財

光背を深く彫ることで立体感をだしてあるのだとか 頭が小さいので 体の割にスマートに見え 新しそうな感じがするね。 とても優しいお顔です。

順路に沿って左回りに入っていく。 大小様々な仏様はながいあいだの風化によってお顔がほとんど分らなくなってしまったものや 苔むした物など 

西国三十三箇所の摩崖仏もあるので 数を数えながら行くと効率よくまわることが出来る。

Kannonsama2

Syoukannnonn 聖観音様

道具などで聖観音様と分るのだけれど お顔が溶けたように無くなってしまっている。 衣服の衣の様子とか残っているのに残念ですね。

Fudoumyouou Rokuban

こんなふうに大きな岩の斜面に彫り込まれています。 会談まで彫られていて登って行くと仏様が近すぎて何だか変なことになります。

見上げるとうんと上まで続く大岩 この間行った伊勢山上の油こぼしのようです。

Hatiban あれれ 私によく似た4頭身です。

Shamen こんな急斜面だけれど 仏様が彫られています。 さて 何処にあるでしょうか?

って 当っても何も出ませんけれど。

Senjyukannon

千手観音様です。 風化している物の 光背に手と思われる線がいっぱいあります。

そうこうしている間に 木々が無くなり 大きな大きな岩が現れました。一つの岩で出来ているから石山観音ですが そのてっぺん つまり馬の背に出たのです。

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おまけのおかげ横町

2010-03-23 20:10:23 | 旅行記

内宮入口にはおかげ横町という楽しいスポットがあります。

遠くから日にちをかけて歩いて来た旅人達を慰めるためのお土産屋さんや遊興街が元だと思うのだけれど これも本当はお詣りしてからだよね。

今回お詣りする気が無かったので おかげ横町を歩いて お土産 伊勢うどんだけでは物足りなかったお腹に少し何かを足したくてうろうろする。

Iwatoya

Naikuu

Neko

Okage1

Okage2

Yagura

Siruko

内宮入口の赤福で美味しい汁粉をいただいて 宇治山田行きのバスに乗り 今日のふがいない山歩きを 思いながら家へ帰るのでした。

今日のお土産 サメのたれ

駄菓子いっぱい

考えように寄っては盛りだくさんで良いんじゃない? とここまで来ても減らず口

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思いがけない挫折 朝熊山から帰る

2010-03-23 19:49:30 | 山歩き

アスファルトの道をワッシワッシと登って行く。 今までとは逆の意味で異空間のレストハウスは 少しお腹の空いていた身には とても魅力的に見えた。 それと確かめたいことがあった。ここまですべての人が車で来るとは限らない 一日二往復ぐらいでもバスがあっても良いんじゃないの?

それを確認して 場合によっては時間までゆっくりこの辺りを散策しても良かろう。。。下りを宇治岳道 朝熊岳道 どっちを使うかを決めかねていた。 朝熊岳道は来た道だからゆっくり戻れば良い。 しかし 初めの計画は宇治岳道・・・・ どうしようかなぁ

Asamayam2 レストハウス脇にある標高表示は500メートル。ここからの景色は 海がうんと近く 時には富士山も見えるらしく(年間40回ぐらいと後で聞いた) 中央アルプスも 御岳も見える。。。この日は何となく霞んでいて無理でしたけれどね

Map

Kongousyouji 来た道左手に金剛證寺が見える 

あそこまで戻るんだ 

レストハウスで伊勢うどんと松阪牛のころっけを食べて一息 

伊勢うどんは 初めて食べたときショックを受けるぐらいの食べ物だったけれど 慣れればこれも良し  たまにはね

それにしてもどうしてこういう食文化が この地にだけあるのかは不思議

さて レストハウスの前にバス停がある。 あれれ? 時刻が書いてないぞ。うどんのお金を払いながら女将に聞いてみる。 「ここはバスは無いの? 」 

昔はあったらしいのだけれど 今は無いとのこと。 「タクシーは呼べますか?」

呼べるけれど スカイラインの料金を払うので4000円ぐらい かかるとのこと。 はぁそうですか。「ま 歩いて来たんだから歩いて帰れってことやね。」

と笑って別れを告げ金剛證寺の方に向かおうと準備をしていたところ先程の女将さんから呼び止められる。 「この人がね 内宮の方まで帰るから そっちで良かったら乗せてくって。」

え? 願ってもない話しではあるけれど 私はまだ金剛證寺行ってないし 何とか歩けると思うし・・・と 丁寧にお断りしようと思っていたら すでに車横付け。。。。

何とも優柔不断な私は 優しい笑顔の白馬の王子様に甘えることにした。 あれ~ 金剛證寺は 気になっていたお○ん○地蔵は?

こんな訳で 謎を解くこともなく 内宮へ直行 金剛證寺には宿題を残してしまったのです。

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おでかけ

2010-03-15 09:20:44 | 日記・エッセイ・コラム

しばらく留守にします。 折角来ていただいてもお礼も出来ず 訪問させていただくことも出来ない失礼をお詫びいたします。

復帰は早ければ今週末ですが 怠け者の私の事 どうなる事やら

金曜日に帰ってきました。 出かける前から何となく体調不良だったのがたたって ほとんどふらふらしていました。 ただ今養生中です。 もう少し失礼をお許しください。

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朝熊山周辺を徘徊

2010-03-14 12:24:42 | 山歩き

朝熊峠からはアスファルトの道に変わる。 アスファルトの道がとても苦手な私はここで躊躇してしまった。 くだり歩けるかな? ひざに負担がかかるので どんどん自信をなくしていく。

ボンネットバスが走るぐらいだもの そりゃ仕方ないよね ま いけるところまで行こう。

Hikingmap_2 ふむふむ これが金剛證寺の全容かぁ どうやってまわると効率良いかな?・・・としばし考える。

ん?お○ん○地蔵? 何だか怪しげな名前に目が点になって 興味津々 後でいこ~

まず八大竜王社に向かう。 ここが最高地点で標高555メートルだから

アスファルトの道をよたよた歩いていると おっ 巻き道か? 方向から見たら絶対ここの方が近そう。

Ryuuoushahe 車で行く人が圧倒的に多いからだろう 道はせまくて上にやや閉塞感があったけれど(ちなみに閉所恐怖症) 良く踏まれていて 思った通り 近道だった。ただし竜王社の裏に出た。

Sancyouhi 555メートル

良くそろえたなぁ と思える5並びの標高の頂上は見事な展望。

先客が一人食事中

Tenbou4

地形は良く分らないものの伊勢湾に浮かぶ島々 あ 安土城の模型みたいな建物があるぞ あれは戦国時代村 と言うことは あの辺が二見浦?

しばらく景色を眺めていて 金剛證寺の山内が大きかったことを思い出し先に進む お○ん○地蔵も気になるしね

Hatidairyuousha 8大竜王社は 山頂にあって風雪に耐えるためだろうか鉄筋のお社になっていて 何だかありがたみが。。。それでも ここまで無事に来られたお礼に。。とお詣りしようと思ったら 賽銭箱等は ドアの中 あけてはいるのも憚られて 鳥居の前で 手を合わせる。

次は左回りに朝熊山経塚群へ

長いこと知られないでいたらしい経塚群 伊勢湾台風でこのあたりの木々がたくさん倒れて 発見されたとか。。。

今40基ほど残っている卒塔婆の様子は静かな異空間 山内では離れていることもあって全く人の気配が無い。

それにしても無知な私に素朴な疑問が 経塚と言うことは経文のお墓? 時々経塚って見るけれど 経文は埋めておくものなの? 経蔵にしまっておく物では無いの?

Kyouduka

お墓のようにも思える場所を後にして左側から降りて行く。

あれれ? 思ったより登っているらしく 本道になかなか着かない。 左回りが正解だったね。

Tozandou4 樹間に スカイラインの先にあるレストハウスが見える。

そろそろお腹空いたな

やがて おびただしい卒塔婆の建つ場所の上に出る。 亡くなった人の霊は朝熊山に集まりそこから天に昇るとか

箱根十国峠にもそんなお寺があったけれど 私が旅立つときはここからかしら? ひょっとしたら父に会えるのかしら?

そんな事を考えて門へ出る。

Gokurakumon 極楽門が卒塔婆群の入口

確かに天国への入口みたいに見える。この先卒塔婆で出来た垣根の様な道を(卒塔婆のトンネル)通って奥の院へ行く。

さてどうしようか? よく見るとあまりのたくさんの卒塔婆に迷子になる人が出そうなのか 住所の様な物が書かれていて そのことが私を現実に引き戻した。

父に会えるわけ無いじゃん 実家に戻れば父はまだ小さな箱に入っている。 それに生きていたときよりもずっとずっと私のそばにいるもん

と言うわけで 今回は中に入るのをやめた。

さて 右に行けば金剛證寺本堂 左に行けば スカイラインのレストハウス。 迷ってまず左に・・・ こちらの方が近そうだったので まず展望を楽しんで お昼を食べて・・・

お詣り前にお昼 そんな不埒な考えだったから罰が当ったに違いない。 伊勢神宮と金剛證寺の両詣りは 思いがけない結果になってしまった。

・・・続く

コメント (6)
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