NAGI40号は愛すべきローカル・ヘリテッジ 文化遺産の特集だった。
ちょっと膝の調子が悪くて無理が出来ない私は ゆったり楽しめるコースとして石山寺を選んだ。 40-50分ほどで回れる野外摩崖仏展示場とも言うべき摩崖仏公園 時間が余ったらモクモクファームとかあるし・・・・あ 月ヶ瀬のウメ見物もあるじゃないの
で 本の案内通り伊勢関インターをおり・・おり ってあらら 降りられないじゃないの? 仕方なく降りられるところまで走って戻る。 な~んだ 25号線の関パーキングエリアのすぐそばじゃないの。。。。やれやれ失敗失敗
山の中くるくると少し走ると 石山観音の駐車場が まだ車一台しか駐まっていないし中には人が乗っている。 ふーんあんまり人気ないんかな?
お~ 入口から もう大きな摩崖仏だよ。 わくわくするね 山全体が一つの岩で出来ていて その岩に40体ほどの石仏が彫りつけられている。 そのほとんどが観音様なので石山観音と言うらしい。美術史の上から見ると鎌倉時代から彫られた物らしいけれど その中の三体は県の文化財に指定されているらしい。
まずは如意輪観音様
大きな石の裏側に彫ってある。
正面はお地蔵様。
光背を深く彫ることで立体感をだしてあるのだとか 頭が小さいので 体の割にスマートに見え 新しそうな感じがするね。 とても優しいお顔です。
順路に沿って左回りに入っていく。 大小様々な仏様はながいあいだの風化によってお顔がほとんど分らなくなってしまったものや 苔むした物など
西国三十三箇所の摩崖仏もあるので 数を数えながら行くと効率よくまわることが出来る。
道具などで聖観音様と分るのだけれど お顔が溶けたように無くなってしまっている。 衣服の衣の様子とか残っているのに残念ですね。
こんなふうに大きな岩の斜面に彫り込まれています。 会談まで彫られていて登って行くと仏様が近すぎて何だか変なことになります。
見上げるとうんと上まで続く大岩 この間行った伊勢山上の油こぼしのようです。
こんな急斜面だけれど 仏様が彫られています。 さて 何処にあるでしょうか?
って 当っても何も出ませんけれど。
千手観音様です。 風化している物の 光背に手と思われる線がいっぱいあります。
そうこうしている間に 木々が無くなり 大きな大きな岩が現れました。一つの岩で出来ているから石山観音ですが そのてっぺん つまり馬の背に出たのです。