Fuu

ある日には山 ある日には畑 自然体で気分良く暮らしています。

朝熊峠へ至る道

2010-03-09 00:38:04 | 山歩き

Tozandou3 橋から向こうへの道は。。。あらら まるで車でも走れそうな様子。はて? ケーブルカーの駅があったわけでも無いし。。。

と思っていたら あはは やっぱりすぐに山道になったよ。

Hotokesama2 相変わらず律儀にも町石と仏様のセットが並び 壊れてしまった町石は 新しく作り直して・・・

お陰で自分の位置が何となくみえて安心だけれどね。

12町過ぎて突然の展望

Tenbou 朝熊の集落でしょうか? 大きな川も見える その先は伊勢湾

もっと晴れていたら 青く光っていたかも。。。

Sakura これも桜の木?

ちがうかぁ ちょっと肌が違うね?この木には可愛らしい山の守番が・・・

Sencyou ね?

Ojizousan2 19町にあるお地蔵さん

篤志家によって再現されたとのことで 感謝の意を込めた碑まで建っていた。

Isigaki_2 空が少し近くなった頃 右側に石垣が。。。明らかに人工物

何じゃ? これは

Toufuya すごいよ

これは旅館の跡地なんだって

こんな山の上に旅館があった。当時は全国にも知られる有名な旅館だったそうで 本館と別館に別れていて 100畳敷きの大広間もあり 和洋食のメニューは鳥羽の新鮮な魚介類で整えられていたとか。。。

伊勢神宮のそばに東風屋って言う少し高級な料理屋があるけれど ここが元だったのかしら?

昭和19年 ケーブルカーが廃止になって 旅館に来る人もいなくなり 喫茶だけでしばらくやっていたらしいけれど39年に火事で焼けて 本当に廃業

宇治岳道と朝熊岳道の分岐では ケーブルカーが無いと人が訪れることは無理があるな。残念。

Bus もう一つの残念

ケーブルカーの駅からとうふ屋を経由して金剛證寺までを走っていたらしい。

伊勢神社の内宮から朝熊山までごとごと登っていたボンネットバスもあるよ。

いずれももう残っていない。 乗ってみたかったな。今はみんな車で上れちゃうから 商売にはならないの分るけれど・・・

Tenbou3ちょっと昔を懐かしんでみたり さみしさに浸って見たり 宇治岳道のさきを見つめて あの先にはどんな道が開けているんだろうと 思う。

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朝熊岳道を歩く

2010-03-08 11:56:17 | 山歩き

朝熊山への道は主に四つ 朝熊岳道 朝熊峠から伊勢の方へ行く宇治岳道 鳥羽から登る堅神岳道 磯部町から登る磯部岳道

今日は 出来ることなら朝熊岳道から登って 金剛證寺詣り その後宇治岳道で伊勢の方に帰れたらいいなと思っていた。 所要時間 大目に見ても4時間半から5時間ぐらい 特急で来たお陰で時間もたっぷりある。 問題はこのところ調子の悪い私の膝が何処まで持つか?だった。

ま最悪 途中でタクシー呼ぼう  まずは踏みだそう

Tozandou1 Tozandou2

登山道出だしは拍子抜けするくらい優しい道 これなら大丈夫。 強いて言えば足もとごろごろしていて歩きにくいかな?

Cyouseki2 一丁目を見落とした。 これは古くて壊れそうなのかな? 真ん中辺り金具で補強してある。 傍らには仏様 このセットはずっと二十二町まで続いていた。

三丁過ぎた辺りから 巻き道が出来ている。

Makimiti いや これは下に向かっているから ひょっとしたら岳道の一つかもしれない。

その後もたくさんの巻き道に出会うけれど どれも上に向かっていてすぐに本道に出会った。

Ki 岳道にど~んと 曲がっているけれど格好良いね

桜の木だろうか? そうだとしたら金剛證寺をめざす人々の心を和らげていたかもしれないね

Hotokesama いくつかの分岐を出来るだけ忠実に岳道を辿り歩く。

途中9.10町だけが岳道には無かった 少し登ったところにあり 行き止まりになっている。

江戸時代と道が変ったんだ。。。と思う。

その謎はしばらく行くと分る。

Jyukan 樹間に 伊勢湾が見え町が見える所がある。 ずっと 木々の中を歩いて来たので 伸びやかな景色はとても嬉しい。

あいにく曇天で 遠くまで見通すことは出来なかったけれど

Tozantetudou

朝熊登山鉄道

昔ここに登山鉄道があった。大正9年に設立された鉄道は みんなにどんな楽しい夢を乗せて動いていたのだと思うと 何だかわくわくするね。 ごとん ごとん 

長さ1078メートル 高低差418メートル 最急勾配38度 きっと歓声が上がっていたでしょう。

残念なことに 第二次世界大戦で 鉄を供出するためにレールをはがしてだした事により 休止 みんなの夢はここでついえたらしい。

Reruato ケーブルカー跡にかかる橋の上から 見て見る 上にも下にもまっすぐ延びている階段は歩いて登れそう(崩落しているところもあって駄目とかいてあったけれど)

夢の跡だね

この辺りで ほぼ半分来たかな? 膝の調子を心配しながら登ってきたけれど 何だか調子よさそう

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片かた参りの朝熊山

2010-03-05 21:37:25 | 山歩き

お伊勢参らば朝熊をかけよ 朝熊かけねば片参り

朝熊山には伊勢神宮の奥の院とも言われる金剛證寺があるので昔から伊勢神宮とセットでお詣りするのが習わしなのだとか・・・・で おかしな表題の付け方の訳があるのだけれど いずれ秘密を明かすと言うことで 朝熊山登山を何時も通り進めていくことにします。

今年相次いで山仲間のレポートに朝熊山が現れ気になっていたのだけれど 決め手になったのは 三重県の出版社がだしているNAGIと言う雑誌 この雑誌は伊勢山上からの帰りに牛銀のカフェで見つけ いっぺんで気に入ってその後年間購読 バックナンバーの取り寄せと。。。

バックナンバーの中に 山寺ハイキングの特集があり そこで金剛證寺を見つけたので 今度はここ・・・と思った。

先日 御在所に近鉄特急で行ってその快適さも気に入ったので 今回は名古屋から朝熊駅まで近鉄特急で行く。 快適 快適

五十鈴川で乗り換え 朝熊まで一駅。Asamayama

あの山がそうらしい てっぺんに何か建ってるよ。割合楽な山らしいけれど 結構高いよ。

一人で山へ行くときは 少し緊張する。

とりあえず出会いの広場まで行かないと。。。朝熊岳道が待ってるよ

とはいえ この町せまくてわかりにくいんだよね。何度も何度も戻ったり確かめたりしながらやっと辿り着いたよ。

Tozandouhe1 郵便局を道なりに少し行って右に曲がって~

Tozandouhe2 河原地蔵

中は覗かなかった。

やがて右手に朱塗りの建物がみえてくる

??

Tozandouhe3 朝熊第一之拝所

少し寄ってみる 小さな仏様がいっぱい。街のあちこちからあつめてきたのでしょうか? 足腰に自信がなくて登れない人のための拝所なんでしょうか?

少し上がっていくと道が二手に分かれる。 正面は登山道入口 左手は出会いの広場の案内。

トイレを使いたいので 左手に寄ってみる。車をなんだいか駐められるようになっていて トイレも綺麗な水洗。

Cyouseki 二十二町の町石がある ほとんどが江戸時代に立てられたと言うから この岳道はみんなに愛されていたことが分る。

町石は 109メートル毎に立てられているそうで 頂上までは二十二町あると言うことだ。 町石を数えながら登って行けばいいんだね。

よし 頑張ってみよう。

Ojizousan

行ってきま~す

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