Fuu

ある日には山 ある日には畑 自然体で気分良く暮らしています。

11/5 秋の花を見に 中宇利丸山Ⅰ

2013-11-15 19:47:17 | 山歩き

初めてこの山に来たときは一人
夏の初め シライトソウの季節だった。 
ひどく草ぼうぼうで 蛇がでそうでどきどき歩いたものだった。
その後 隣町のお花博士に付き合ってもらって秋の花を見に来てから 毎年この山にやってくるようになった。

今年は お花博士には連絡しないで久しぶりに一人
最近時間が思うようにならなくて ひょいと時間が出来たら 出かけていく。

Tozanguti今日は正規の登山口から登ってみよう。

立派な駐車場があるのに ここへ上がる坂道がきついからか 駐めてある車は私を除いて一台限り

しかし この時期そんな少ないはず無いな。

上の方でも賑やかな声がしている。

Senburi
登ってすぐにセンブリ
千回振り出しても薬効があると言う事からついた名前らしい。

美しい花です。ちょっと赤みがかっているけれど たぶん白いセンブリ

この山にはムラサキセンブリもあるのです。このムラサキが珍しいとのことで沢山の人が花を見に来ます。

Kouyabouki
コウヤボウキ

高野山ではこの植物で作った箒が使われていたと言うことからついた名前だそうだけれど これで綺麗になるのかなぁ?

Ensyuuhaguma
むむっ 
コウヤボウキにちょっと似た花が・・・・

ハグマだね?クルマバでないことは解るけれど キッコウとか遠州とか このハグマの仲間も色々あるんだよね。

たぶんこれはエンシュウハグマ
とても背丈が小さいです。 縮れた毛糸のような花びらが面白いです。

Haguma
あ 

これならわかりやすい。

ハグマって兜や槍に付ける白いふわふわの毛  本来はヤクの尾毛で作るらしいですが それに似ているからって・・・・・

Kiku
相変わらず菊の仲間は解りません。
この山には ちょっと面白い菊があるんですけれどね。
また後から出て来るでしょう。

Yabukouji
とっても小さな小さなヤブコウジ

5センチほどの丈か無かったけれど 思わず足を止めてしまうほどの美しさ。 
良いね! これ

Kouyabouki2
コウヤボウキの群生。
これだけあれば テーブルの上ぐらいは掃けるかも・・・・です。

Kesiki樹間に里の景色が見えます。
まだほとんど登っていません。それでも花 花 花で足が止まる山なのです。

このあたりから東屋の方向へ登っていきます。

Sasayuriササユリの種がありました。

昔この山に来たときは「花を盗むな」「通報するぞ」 等のとても厳しい口調で書かれた立て看板がいっぱい立っていました。
違和感を感じながら歩いたことを覚えています。

今は緩やかな口調になったようです。
この山は中宇利の地元の人が管理運営しているようです。

Hana
なんやろう?

葉っぱの様子から見るとミカワマツムシソウにも見えるのですが 花がちょっとちがいます。

Ryuunougiku大好きなリュウノウギクが出てきました。
葉っぱを一枚戴いて(許可はもらってませんが・・・(_ _))揉んでにおいを嗅ぎます。
良い匂いです。

花の様子もまるまるッとして可愛い。

リュウノウギクはこの先いっぱいありました。

Akinokirinsou
秋の山の定番 アキノキリンソウも可愛らしく咲いています。

鮮やかな黄色が良いですね?

Murasakisenburi
ムラサキセンブリが出てきました。
優しいムラサキに線が入っています。
白いセンブリにも線はあるのですが 目立ちません。

白いセンブリはあまり大きな株は無いのですが ムラサキセンブリは花一杯大サービスの大きさです。

茎が黒っぽいのも特徴です。

Rindou
竜胆もいっぱい咲くんです。

本当はもっと綺麗な色だったのになぁ

Sawasirogiku
サワシロギク

沢じゃ無いけれど咲いてます。 
白くないけれど白ギクです。 この花初めは白いのですが終わりかけになるとピンクになります。

はなびらがまばらですが 私は好きです。可愛いと思います。

Yanaginogiku
ヤナギノギク

静岡 愛知 高地の蛇紋岩砂礫地にしか咲かない菊だそうです。

案外背丈があって 風にひらひらなびいたり 倒れたり・・・・

絶滅区具種だそうですが ここではいっぱいゆらゆらしてます。

Fuukei2
東屋から里を眺めます。
先程の景色と一緒ですが少しは高くなっていますか? 

吉祥山と 本宮山を眺めます。
本宮山の中腹には新東名の工事による穴が空いているのが解ります。

さて ここから比丘尼城址を回って 反対側の蛇紋岩砂礫地に行き そこから今日は里の畑の中を歩いて駐車場に戻ってみようと思います。

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私は 子鉄? 大井川鐵道に乗ったよ

2013-11-14 19:00:24 | 旅行記

私さほど鉄道ファンでは無いですけれどね 
最近では時間に追われるので飛行機に乗る方が好き・・・・と思っていた。

チビが大好きなんです。まだ口も回らないのに 小町だの ハヤブサだのドクターイエロー 丹後鉄道だの・・・・
その中でも特にお気に入りは SL山口号だそうな
何がちがうのか解らないけれど デパートでD51のプラレール買ってやったら放ってある。(`ヘ´) プンプン。

SLの本でどれも真っ黒な電車が並んでいても必ず見つけ出す。 いい加減に相手していると「山口号ちゃうわ」と叱られる。

Purareruだからプラレールで遊ばせていると 何時までも飽きることは無いらしい。

本当は飽き性なんだけどね

11月3か 静岡の大井川鐵道に乗せるか・・・・って話になった。 きっとチビ喜ぶだろうな

撮り鉄 乗り鉄 降り鉄 駅弁鉄・・・・等いろんな鉄道ファンのあり方があるらしいのだけれど 私のようにチビに連れられて電車に興味を持つのは子鉄って言うらしい。

ふ~~ん 私は子鉄かぁ

チビが飽きて騒ぐといけないと思い 途中から乗ることにする。 家城には駐車場が無い。で川根温泉笹間渡に車を駐めて千頭まで北上 千頭から 川根本町までSLで戻ってくるプラン。

Sasamado
そうそう 昔こんな駅でした。
私が初めて赴任した場所 こんな駅で週に一度家に帰っていた。
懐かしい

Kibori隣の温泉施設の前に ケービングで作ったSLが 
嬉しそうだねぇ

Sl_2千頭の駅は お祭りの様です。
SLが並び 石炭を焚いて出発の準備をしている様に なんだか私の方が興奮してきます。

回転台があったりして ちょっとした イベント会場です。

Mucyuu機関室に 機関士がチビを招き入れてくれます。

機関士の席に座って チビ夢中です。
石炭の匂いと 暖かみが伝わってきて懐かしくて懐かしくて・・・・・

Home
何かノスタルジックな風景ではありませんか?

Shanai
正座しないと座れないようなL字型の席

石炭のタールやたばこの煙に燻されて飴色になった木

扇風機が良い味出しています。

Sl2
そろそろ出発ですよ。

ぽっぽ~~っ
最近名古屋の河村市長が名古屋でもSLを走らせたいと この汽車(河根
路14号)C108を使って名古屋の町を走らせたそうです。
SLが走ったことはニュースで知っていましたが この汽車とは知りませんでした。煙の問題 音の問題が苦情となって諦めたそうですけれどね

そりゃそうでしょう
懐かしい匂い 煙 音 郷愁をそそられるものは全て日常生活には ちょっと困るものですからね
汽車の旅は 鼻の中が真っ黒になりましたよ。

乗っていると心地よい揺れや音を地元の人は受け入れてくれている。 だからここに来ると 自分を思い出の中における。

沿線では撮り鉄が列を作り 今日が特別の日だと勘違いしてしまう。

Bentou
笹間渡でご飯食べましたが 昔の汽車旅を再現したくてお弁当一つだけ予約しました。

ちび またがっついています。

この弁当味もタイムスリップしていた。
塩味満載。。。。。。くくっ

Kawaneji_2
車内販売で汽車のおもちゃを記念に買い 川根温泉笹間渡で降ります。

Tomas
もっとシュッシュッぽっぽ乗りたかったな

と言われ それでも今日は帰りたくないと靴をぶつけられることも無く 金谷に向って車を走らせていると

あれれ? すぐ横をさっき乗った汽車が走っている。

汽車って 車よりおそいんだぁ~~

 

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怒濤の2ヶ月・・・・・婆ちゃんはご老体

2013-11-14 13:20:33 | 日記・エッセイ・コラム

娘が連休の度に帰ってくる
チビに会えるのは嬉しいのだけれど おい おい 良いのかぁ?

最近はチビを一人置いて母親である事を忘れてしまったかのように遊びに行ってしまう。 仕事と家庭を両立させるのは大変だし 気分転換に役立つなら・・・・・

チビはお母ちゃんがいなくても全然気にならないらしく 「お母ちゃん怖い」って

で 私は子守に行き詰まって毎日公園暮らし。

Kanransya
早く 早く

Suberu
大きい子の真似をして見るもすべって撃沈

滑り台大好きだけど 本当はびびり

Umu
あれ やりたいんだけどな~~

Suberidai
最近の滑り台 侮れません。いろんな機能がついていて 彼はこの吊り橋で大泣きです。

真ん中まで行ったらふにゃふにゃして揺れたのでしょう

ばばちゃん 助けて~ 怖いよう
ひくことも進むことも出来なくてパニックになっていました。

Sori
そり滑り

赤いそりを上まで運んで一気に滑り降ります。 
びびりくんは上に行ってから怖くなって大暴れ
ここまで来てまた担いで降りていくんかい?そりゃごめんだよ
と羽交い締めにして一気に滑り落ちた。

風がすーっと通り抜けた。

これに気をよくしたのか 何度も並んで滑り降りる。
転んでも死ぬようなことは無かろう?と一人で押しだしてやった。 ひゅーっ
いろんな事が出来るようになったね  さすが二歳児

Merrygoround
これも一人で乗れるようになった。

Sl園内の池の周りを走るSL
と言っても電車ですが・・・・・

彼がまだできないこと  引き際が理解できない。
電車に乗せて一周した後下ろそうとすると 頑として動かない。引きずり出そうとすると大暴れ

Hana

泣きわめくから 鼻の下かぴかぴ

公園を去るときも同じく。
ひどく抵抗するから 彼を肩に担ぎ上げて 車に押し込む。

何とか家路につくと 後ろから靴が飛んできた。。。。。。

もう~~ 頼むよ
アンタのせいで婆ちゃんはあちこち痛いよ~~

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10/11おまけの松平郷 キイジョウロウホトトギスにあう

2013-11-13 20:44:06 | 旅行記

矢並湿原の近くに松平郷がある。
徳川家康の祖 松平親氏の出身地である。(正確に言うと親氏はここのででは無い。いわゆる流れ者らしい)

この園地は 小さくまとまって美しい里の風景を残している場所なのでちょっと散策に丁度良い。
自然を生かしているとは言え 沢山の植栽を施しているのだけれど 違和感が無い。

ちょっと寄って行こう

Mapキイジョウロウホトトギス
今日のお目当ての花です。

松平東照宮からビオトープのような小さな川沿いに 徳川ゆかりの寺明月院まで往復

Gomana
ゴマナ だろうか?
相変わらず菊の仲間はさっぱり解らない。

Hori
松平東照宮の回りに張り巡らされているお堀

お寺が城郭として利用されていた頃の名残でしょうか? 深くて立派な堀です

Murasakisikibu
ムラサキシキブ 美しい紫です。

ひょっとしたらヤブムラサキかな?と思わないでも無いですが 葉っぱを触ってみるのを忘れました。
実の付き方を見るとやっぱりムラサキシキブかな?

Kouhone
天下池で

ん? コウホネ? 
こんな時期に咲くんかいなぁ(?_?)

花 遠いな~~

アサザかとも思ったけれど 花びらが立っていたし コウホネの残り花のように思います。

Yamabousiヤマボウシのでっかい実がなっています。

美味しいんだって かじゅつ種にも適しているそうですよ。
果実が大きいだけに食べ応えあるかもしれないね

Tuwabuki
ツワブキの黄色が鮮やかです。

Gibousi
擬宝珠の種?

案外でかい実がつくんですね?

Akaimi
綺麗な赤い実が出来ています。
こんなに鮮やかなのに 鳥さんが食べた気配が無い。 美味しくないのでしょうか?

Kiroihana
なんでしょうか?
花はキンシバイに見えるけれど・・・・
後ろの葉っぱはちがう植物のかなぁ?

いずれにしても季節外れの花が咲いているとややこしい。

Akebonosou
なんだろう?

葉っぱがアケボノソウに見えるけれど まだ堅い蕾で
もう咲いていても良いんだけど・・・・・
ちがうのかなぁ?

Akinokirinsou
アキノキリンソウ

ちょっと迷ってしまうぐらい小さくて楚々としている。

Ominaesi
秋の七草 オミナエシ

この頃あんまり見なくなったけれど
花の時期が終わったようだけれど それでも味のある姿です。

これが粟飯から来ているとは・・・・

Fukkisou
フッキソウ
天下天下茶屋の前に沢山植わっています。

春ヒトリシズカなどと一緒に見るこの花の姿を好きでしたが 最近は庭に沢山植わっているのを見かけます。
あまり場所を選ばないのでしょうか?

Kiijyourouhototogisu
天下茶屋の前の小川の斜面にこの花はあります。
のぞき込んでみると・・・・・

あれれ~~? 時期が終わってしまったんだろうか? いかにもみすぼらしくて あの色っぽい美しい姿は見る影もありません。

このホトトギス 橋から降りないと誓うでは見られません。 天下茶屋のおじさんに許可をもらって 橋を飛び降り 川を飛び越え(落ちたら落ちた時よ) 近くまで行ってみます。

この間の台風で キイジョウロウホトトギスの上まで水がついて株も流れてしまったんだって・・・・・・

Kiijyourouhototogisu2
ぴかぴか光って蝋細工のようで 中の蘂は赤くて とても妖艶です。

名前の通り紀伊地方にしか咲かないホトトギスらしいのですが・・・・・
もちろんここのは植栽です。 

nobuさんが 那智大社で咲いているのを見たよって

本場の本物のキイジョウロウホトトギス 何時か見に行きたいね

Muromatibei

天下茶屋の上流には昔氷を作っていた池とかがあってそのあたりにまだナンバンギセルが有るとの事でしたが 最近猪よけのネットを張ったらマムシがとても増えたとのこと

気をつけて行ってくださいね と言われてもねぇ

残りの花を見ながら松平ゆかりのお寺明月院まで行って戻ることにしました。

びびりです。

Siroimi

Hakidamegiku
ハキダメギク?

かわいそうな名前だねぇ

Meigetuin
キイジョウロウホトトギス ちょっと残念な事でしたが来年はきっと・・・・・

楽しみにして松平の郷をさります。

今度は何時かな?

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年に一度の観察会 矢並湿原Ⅱ

2013-11-11 22:28:18 | 旅行記

Akinikirinsou
とても小さなアキノキリンソウ
やはり湿原は栄養が無いから大きくなれないのでしょうか?

Okera
遠いから暈けているけれどオケラだぞ~~い

味のある良い姿しています。何度も来ているけれど ここには一株しか無いように思います。

増えると良いのに・・・・

Matukasasusuki
マツカサススキ

丸い実が三つあるように見えたのでミクリガヤ?と思ったけれどマツカサススキだって・・・・

そういえば山室湿原の入り口にいっぱい咲いていたな

Siratamahosikusa
今日のメインの一つであるシラタマホシクサ出てきました。

白くて金平糖の様です。

Siratamahosikusa2
面白い植物です。 ガイドさんが一株分けてくれました。

こうしてテーブルに載せて計ると70センチ有りました。

こんな細くて長い植物がどうして湿原に立っていられるのでしょうか?

上の写真で解るでしょうか? シラタマホシクサの茎は紐のような細い細い茎が何本も合わさっているのです。 (たぶん3本)その合わさり方が紙縒りを合わせたようにくるくるとねじって一つの茎を作っています。

したからしごいてやると 金平糖の頭はくるくる回るんですよ。 本当に不思議です。

Aburagaya
アブラガヤ

ガイドさんに言わせると これがあるから湿原が癒やしの場所になるそうです。

はて????

Mikawasiogama
もう一つのお目当てはこれ 
ミカワシオガマです。

今年は特にこのシオガマができが良かったそうです。
シラタマホシクサは台風の影響で風になびいてしまっていましたが・・・・

Korabo
ピンクと白のコラボは 花嫁さんのブライダルベールのように清楚で美しいです。

Umebatisou
ウメバチソウも咲いていました。

ブライダルベールに隠れて忘れられそうです。

モウセンゴケは今年は消えてしまったようで見られませんでした。
何処の湿原でも陸地化の問題はあるようで 自然を残すと言うことが手をかけないと言うことでは無いようです。
難しいですね。
来年 この湿原の植物はどんな形で生き残っていてくれるでしょうか?

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