【現代思想とジャーナリスト精神】

価値判断の基軸は自らが判断し思考し実践することの主体であるか否かであると考えております。

孫崎享氏の評論と総選挙への私見

2014-11-14 19:38:27 | マスコミ報道への私見
孫崎享のつぶやき

A 国民はどこまで馬鹿にされつづけるのか。「自民に投票したでしょ。だから堂々消費税あげます」者控除先送り
B 国民の苦渋。信頼に足る野党の欠如と自民党・安倍首相の常軌を逸した行動.安倍支持だけはない

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A 国民はどこまで馬鹿にされつづけるのか。「自民に投票したでしょ。だから堂々消費税あげます」者控除先送り
2014-11-13 07:516


急に解散の勢いが出てきたのだという。
 そもそも出発は数日前、読売新聞が「解散か」と書いたのが発端という。今や渡辺恒雄氏は日本を牛耳っていると多くの人がみなしているだけに、面目躍如たる所がある。
 何故選挙をするか、「大義なき解散」と言われている。
 解散理由は来年になると安倍政権の抱える多くの問題が先鋭化する、①消費税の10%への値上げをする、②自衛隊を米軍のために海外派兵する集団的自衛権の法律が次々採択される、③沖縄での米軍普天間基地の辺野古移転を推進で沖縄県民との対立が深まる等。
 「消費税先送り解散」なんてふざけた話だ。
 消費税を上げれば国民の生活に打撃が出て反対が出る、安倍政権の支持率が下がるから今の内に選挙をしてしまおうというのだから、ふざけた選挙である。
 野党選挙協力がないという。
 反対勢力に準備が整わないから今やってしまおうという姿勢も酷い。
 「国民の声をより正確に国会に反映させよう」という理念の否定でもある。
 どの政党がなるより安倍政権は酷い。
 消費税だけ見てもわかるではないか。そして大企業の、法人税の増税は進めている。昨日ツイッターで次を発信した。
「解散風:選挙が終われば何でもやるぞ。12日共同「自民党税制調査会は12日、専業主婦らがいる世帯の税負担を軽くする配偶者控除の見直しで、結論を先送りする方針を固めた。」「選挙民は馬鹿だから、騙すの簡単。選挙前に議論しなきゃいいんだ」ってことです。」
 我々がなすべきことは明確だ。
 自民党候補に投票しないことだ。

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B 国民の苦渋。信頼に足る野党の欠如と自民党・安倍首相の常軌を逸した行動.安倍支持だけはない
2014-11-14 07:595


日本国民は今、極めて厳しい選択を迫られている。
 政権を担える野党が不在である。
 民主党はそれらしき顔をしようとしているが、集団的自衛権、原発再稼働、TPP,消費税等重要問題で、あなたの党はどうするのですかと言っても答えが判らない。重要問題になればなるほどわからなくなる。民主党の代表だって本当の所わからないのでないか。
 民主党は日本の社会の右から左、全部そろえている。
 対米べったりでは前原氏や長島氏がいる。
 財務省べったりでは野田氏がいる。
 自民党議員を名乗って全く違和感のない人々が党の中枢部の周辺にいる。
 他政党はましておやである。この政党にいれたら日本がよくなるという党はない。
 政権を担って、任せられますといえる党も、政治家も見当たらない。
 こんな悲惨な状況はない。
 12日ウォルフレン氏と話をしたが、今、日本の最大の危機は健全な野党勢力がないことである。過去は社会党が存在して、政権は担えないが自民党の暴走を止める役割をはたしてきた。今、それがない。
 この間隙をぬって自民党・安倍政権ややりたい放題である。
 国民主権なんて、何も考えていない。
 さあ、この中から選択しなさいと言われても「投票やめたい」が正直な答えである。
 しかし、日本の深刻な岐路の中、投票止めは許されない。
 極論すれば選挙民にとっては①機能不全の危険性か②悪への突進のどちらを選ぶかである。
 残念ながら安倍政権の行っていることはあまりにひどい。
日本の基本、平和と民主主義を根底から覆すのに何の躊躇もしない、

日本の基本、平和と民主主義を根底から覆すのに何の躊躇もしない、
安全保障では自衛隊を米軍に隷属させて海外派兵を瀬施用としている、
TPPのISD条項で国家主権を喪失させようとしている、
原発の再稼働をしようとしている、
消費税を上げようとしている、
国民の社会格差を拡大しようとしている、
秘密保護法の体制を固め、国民に事実をしらせない態勢を作ろうとしている。
どの政党でもよい。

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Aの結論・・・「我々がなすべきことは明確だ。自民党候補に投票しないことだ。」

Bの結論・・・「どの政党でもよい。」

私見
 孫崎享氏の見解はわかりやすく示唆に富む。
自民党以外の政党なら、とりあえずどの政党でもよい、ということだ。
私は上記の孫崎氏の評論を読みながら、考えた。私流に言えば、日本共産党・社民党・緑の党・生活の党・生活クラブ・社会大衆党・新党改革・新党大地・新党日本。
私なら入れないのが、自民党・公明党・民主党・維新の党・みんなの党・次世代の党・新党そうぞう。
しかし、選挙区ごとに異なる。自分の頭で考えて投票すればよい。
ただし、現政権与党である自民党と公明党の中心政治家は、当選させれば、日本を壊滅させかねないから、落選運動の対象となる。