【現代思想とジャーナリスト精神】

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『Ⅰ:北朝鮮と国際社会』『Ⅱ:熊本地震と町屋の危機』

2017-09-16 19:31:14 | 政治・文化・社会評論
『Ⅰ:北朝鮮と国際社会』『Ⅱ:熊本地震と町屋の危機』
~【JNN報道特集2017/09/16】~

                櫻井 智志


Ⅰ:北朝鮮と国際社会

関東大震災の一部情報が明らかにされ、朝鮮人虐殺の日本国民の歴史が闇から浮かび上がった。北朝鮮のミサイル発射で米軍総司令官が問題ないと公的表明。襟裳岬から2200キロは領土よりはるか遠方。ミサイルを最大限使い国民を心理的に誘導している。多面的客観的報道をマスコミに望む。

アメリカのトランプ、日本の安倍晋三、ロシアのプーチン、中国の習近平、北朝鮮の金正恩。韓国大統領以外は、最悪の布陣。どの国にも社会を冷静に見つめ改善しようと努力する人がいる。各国で彼らの知性が世論となるような各国国民の努力が、問題の解決に至る道筋となろう。



Ⅱ:熊本地震と町屋の危機

熊本地震の被害地の現状や福島原発への政府対策。国民からの年金を収奪・不正私的流用・年金の不法欠配。安倍総理の海外土産金のバラマキ。軍事関係費用の厖大な使用。東北や九州・沖縄への差別財政。中東の遺産を破壊しさる国々と熊本町屋に対する安倍政権は酷似している。

熊本県庁に陳情した後の県民の発言。「イソガナイトマニアワナイ」。福島・東北や熊本地震の建築物の復興。私は国民の窮状に、そんなに政府が予算がなく、テロの危機で法案を強行採決せざるを得ないならば言いたい。東京オリンピックを返上したらどうか、日本復興のために。

国際的な財団の支援申し出に胸が熱くなる。「建造物はただの建物ではなく、暮らした人々の生活文化を反映した貴重なものです」。この視点こそ伝統的な、日本のおもてなしの精神。ほんとうに大切なものを本気で大切にしよう。日本政治に最も欠けているものだ。関東大震災後東京市を復興させたような第二の現代・後藤新平はいないのだろうか?