安倍首相の国会私物化国会解散 世界と日本の極右台頭
~「JNN報道特集 2017/09/23」随想記~
櫻井 智志
フランスのルペン国民戦線に続いてドイツでも極右が台頭し、国会で議席をもつことは必定と予想されている。しかしドイツのメルケル首相も、フランスのマクロン大統領も、両国の政治的リーダーはまともだ。日本とアメリカは、政治のトツプ、トランプ大統領も安倍首相も、極右政治路線のもとの政治を展開している。米日は日米従属的軍事同盟を結び、あまりに情けない言動を連続している。アメリカでは、反トランプのうねりが大統領選挙の時から継続して広がっている。日本も市民連合が立憲野党の共闘を提言、「市民と野党の共闘」をリードしている。
安倍自公政権の中枢「安倍・麻生・菅お嗤いトリオ」は、政治家とは言えない。河野洋平氏や福田康夫氏などの総理総裁レベルの厳しい安倍批判は少しも彼らには通じない。正常なら即時引退するような戒めが自民党総裁や内閣総理の経験者の先輩から忠告されても、いささかも聞く耳など持たずになど居直っている。A級戦争犯罪人を収容した巣鴨プリズンの悪霊が、一気に放たれた。
この日本政治の極右路線の推進役安倍晋三氏には様々な批判がなされている。「リテラ」webの最近の特集「安倍総理解散の大義」を見ると、編集部は安倍総理の政治行動を芥川賞作家田中正弥の作品に即して見事な分析を行い仮説を提起している。http://lite-ra.com/2017/09/post-3466.html … …そこでは安倍晋三の特異な劣等感と性格形成、精神科分析的特異性が歴代の自民党総裁にほぼ皆無の独裁型政治を続けてきたのかを鮮やかに示していて、ひとつの参考となる。
ナチス・ヒットラーがなぜあのような史上稀に見る独裁政治を果たし得たか?ヒットラーの精神分析学的検討は欧米でもかなりなされてきたが、独裁政治家に共通するかも知れない。
2017年10・22解散は、大義など無い。まやかしの後付けだけが飛び交っている。安倍首相自らの国政汚職が、大阪財務省への検察特捜地検捜査が既に始まった。その捜査から逃げるための「逃亡解散」だ。森本学園・加計学園隠しの詭弁を労する安倍総理。自民党内にはなかった政策や憲法改定項目を突然ビデオで持ち出した。「実行する仕事師内閣」と安倍氏自らが公言して内閣改造を行ったのに、改造内閣の総理や閣僚の仕事は全く皆無で、国会での質疑や委員会審議など、何も言わず、何も行わのず解散。あまりに酷すぎないか?あまりに自己保身に過ぎないか?虫酸が走る。
「解散は総理の専権事項、とは憲法にはどこにも書かれていない」の報道特集キャスター氏の一言に教えられる思いがした。首相が日本のように頻繁に国会解散をし過ぎることが世論でも強く批判されている。憲法でなく慣例に基づいて強引に解散する・・やはりヒットラー政治の末流政治家たち。安倍首相は、昔の日本の戦前戦後の立憲主義に基づく石橋湛山首相らの保守政治家とは、全く違う。
~「JNN報道特集 2017/09/23」随想記~
櫻井 智志
フランスのルペン国民戦線に続いてドイツでも極右が台頭し、国会で議席をもつことは必定と予想されている。しかしドイツのメルケル首相も、フランスのマクロン大統領も、両国の政治的リーダーはまともだ。日本とアメリカは、政治のトツプ、トランプ大統領も安倍首相も、極右政治路線のもとの政治を展開している。米日は日米従属的軍事同盟を結び、あまりに情けない言動を連続している。アメリカでは、反トランプのうねりが大統領選挙の時から継続して広がっている。日本も市民連合が立憲野党の共闘を提言、「市民と野党の共闘」をリードしている。
安倍自公政権の中枢「安倍・麻生・菅お嗤いトリオ」は、政治家とは言えない。河野洋平氏や福田康夫氏などの総理総裁レベルの厳しい安倍批判は少しも彼らには通じない。正常なら即時引退するような戒めが自民党総裁や内閣総理の経験者の先輩から忠告されても、いささかも聞く耳など持たずになど居直っている。A級戦争犯罪人を収容した巣鴨プリズンの悪霊が、一気に放たれた。
この日本政治の極右路線の推進役安倍晋三氏には様々な批判がなされている。「リテラ」webの最近の特集「安倍総理解散の大義」を見ると、編集部は安倍総理の政治行動を芥川賞作家田中正弥の作品に即して見事な分析を行い仮説を提起している。http://lite-ra.com/2017/09/post-3466.html … …そこでは安倍晋三の特異な劣等感と性格形成、精神科分析的特異性が歴代の自民党総裁にほぼ皆無の独裁型政治を続けてきたのかを鮮やかに示していて、ひとつの参考となる。
ナチス・ヒットラーがなぜあのような史上稀に見る独裁政治を果たし得たか?ヒットラーの精神分析学的検討は欧米でもかなりなされてきたが、独裁政治家に共通するかも知れない。
2017年10・22解散は、大義など無い。まやかしの後付けだけが飛び交っている。安倍首相自らの国政汚職が、大阪財務省への検察特捜地検捜査が既に始まった。その捜査から逃げるための「逃亡解散」だ。森本学園・加計学園隠しの詭弁を労する安倍総理。自民党内にはなかった政策や憲法改定項目を突然ビデオで持ち出した。「実行する仕事師内閣」と安倍氏自らが公言して内閣改造を行ったのに、改造内閣の総理や閣僚の仕事は全く皆無で、国会での質疑や委員会審議など、何も言わず、何も行わのず解散。あまりに酷すぎないか?あまりに自己保身に過ぎないか?虫酸が走る。
「解散は総理の専権事項、とは憲法にはどこにも書かれていない」の報道特集キャスター氏の一言に教えられる思いがした。首相が日本のように頻繁に国会解散をし過ぎることが世論でも強く批判されている。憲法でなく慣例に基づいて強引に解散する・・やはりヒットラー政治の末流政治家たち。安倍首相は、昔の日本の戦前戦後の立憲主義に基づく石橋湛山首相らの保守政治家とは、全く違う。