【現代思想とジャーナリスト精神】

価値判断の基軸は自らが判断し思考し実践することの主体であるか否かであると考えております。

【後半部分転載】再選にらみ?小池氏出演 都のコロナ対策CM

2020-04-19 13:23:54 | 転載
2020.4.19東京新聞(『週刊詩を読む』月刊『創』編集長・篠田博之氏)


 『週刊文春」4月23日号「小池百合子血税9億円CM 条件は『私の出演』」によると、『東京都知事の小池百合子です』で始まる連日のCMに放送局が困惑しているという。民放キー局社員がこう証言している。
 「六月告示の都知事選を控えて、出馬が確実と見られる小池氏を前面に打ち出しているこの政見送のようなCMは、不偏不党を掲げるテレビ局にとっては由々しき事態なのです」
 記事によると、都の予備費を使ったコロナ対策十二億一千三百万円のうち、「テレビ・ラジオCM枠の確保・CM制作」に五億六千八百万円、「新聞広告」に二億三千八百万円の予算が組まれている。
「緊急コロナ対策のうち、四分の三が、小池氏出演CMを中心とする“情報発信”に使われているのだ」



 『週刊新潮』も「『命か経済か』で『安部官邸』を悪玉に!『小池知事』の『希望・野望・策謀』再び」と題して小池知事を批判。「機を見るに敏な政界風見鶏の面目躍如」などと酷評している。


 『週刊朝日』4月24日号「小池VS.安部因縁の対策再び 休業要請めぐる泥仕合の裏側」によると、現状では小池知事に軍配が上がっているようだ。ただ、この記事は「コロナ対策を政争の具にだけはしないでほしい」と結ばれている。