【現代思想とジャーナリスト精神】

価値判断の基軸は自らが判断し思考し実践することの主体であるか否かであると考えております。

【#報道特集】コロナ感染症の具体的認識学

2020-04-25 18:53:09 | マスコミ報道への私見
 Ⅰ 「#ステイ・ホームって何?」
国民よ、政治に口を出すな、家から出るな!?むろん意味は違う。コロナ感染拡散防止のためだ。だが微妙な高度の政治的判断が絡む。緊急事態宣言下、徐々に国民は飼いならされ自立と自主を骨抜きにされていく危険性もある。感染拡大防止に努め公民の自覚も。

Ⅱ 「#”虐待・DVで若い女性の相談倍増」
家庭で自粛することと同時に、鬱積するストレスをどう解消するのかを、文化やテレビ・ラジオ・ネットなどを駆使した民間の知恵を感じることがある。ステイ・ホームを実現するためには、さらに国民が意欲的になれることがらを是非工夫しあいたい。


Ⅲ 「#新型コロナ集中治療室で見た現実」
人口呼吸器、病棟の配分変更と万全の準備。さらに医療行為側の徹底マインド陶冶。恐怖心とも闘いながら、重症患者の病変に機敏に対応し続ける緊迫した医療。集中治療室の5つの医療機具の不足と直面しながら、高度の専門医療。医師の話が心に響く。
介護職、看護職の子どもたちが、学校や学童・保育などで差別され排除されている。
施設名の公表に伴う結果だった。介護現場で感染者が出ると、清掃業者も感染を危惧して去っていく。介護の前線はピリピリした警戒感が張りつめ、その緊張度やストレスは激しい。

Ⅳ 膳場キャスターのお話に共感。「現場の善意に依存しているだけではいけない。もっと公的な予算増額、人材補充、病床増加などの医療政策が改善を求められている」。
台湾の日本人は、国民から、日本の対策の遅れを言われる。台湾ではかなり厳しい対処策でも、事前に国民に説明し了解を得てから執行するので国民は政府についてくる。


Ⅴ 台湾では、ほぼ毎日陳衛生福利部は会見を開き、質問者がいなくなるまで質問を保障している。韓国でも情報公開で感染抑止を成功させてきた。


Ⅵ 「韓国は情報公開で感染抑止」
韓国は、マーズ感染の時の教訓をふまえて、個人情報の露出を最低限におさえ、陽性率を低くくとどめている。和歌山県では済生会有田病院での感染を教訓にして、調査と検査を徹底した。国の方針に県の方針を活かし、感染調査を感染発覚から35%に(東京大阪は一桁)に達した。PCR検査も重症者を優先した。