【現代思想とジャーナリスト精神】

価値判断の基軸は自らが判断し思考し実践することの主体であるか否かであると考えております。

コロナ問題、事実を正確に認識する報道番組を通して

2020-05-02 18:51:45 | 政治・文化・社会評論
❶ アメリカ国民が外出禁止に反発しデモにかなりの人々が参加。ウイルス感染症の感染防止という合理から外出禁止は重要だと考える。ただパチンコ店で働くひとの暮らしや店の営業を考ええると、あまりに事情を善悪二元論で切り捨てる発想には注意深く対応したいと考える。

❷ 連合に続き全労連もメーデー集会を今年は自粛した。社民党と関わりある全労姜は、150人規模の会場に50人が参加してメーデーを実施した。ただこれは重要だと考える平和と反戦反核の行事に、十二分の議論や思考を踏まえない禁止措置は後々後悔のない対応を考えたい。

❸ 基礎医学、基礎科学を思う。田村智子議員が国会質問したように、全国の保健所予算は減らされてきた。大学教育でも教養教育を減らし実用科目を増やす政府の動きがある。世の中から基礎基本のすそ野を削っていくことは、やがてに日本社会の各分野で、根の弱い大木が枯れていく。

❹ #コロナ危機で自殺相談 自宅にとどまることを、精力的にあちこち政治行動で動き続ける小池百合子都知事が、ステイホームと訴え続ける。言われた側は数か月自宅待機し、この先いつまで続くか先も見えない。真面目な人ほどうつ病に罹患しやすい。価値観は自宅待機。本当はコロナ感染症から国民を守ること。自宅などで自殺増大。危険な循環だ。

❺ 北朝鮮国民の姿が、オリンピックやトランプ・金会談や李・金南北会談を通して身近なものとなってきた。また途絶えているが、確かなことは、南北朝鮮は日本に先立つ歴史を遡る文化や文明を持ち、東アジアの中で周辺諸国から攻撃も仕掛けられてきた。政治指導者の評価の力量をもたないが、国民の幸福を求める暮らしの行方に冷静な眼で見守りたい。