【現代思想とジャーナリスト精神】

価値判断の基軸は自らが判断し思考し実践することの主体であるか否かであると考えております。

【色平哲郎氏のご紹介】・いま米国でも大きな産業で残されたのは医療だけ

2021-06-27 16:34:35 | 転載
 予防医療教育はとかくマイナーな分野だと思われているが、理論上、潜在的にはかなりの可能性がある。例えば、すべての人がタバコを止め、アルコールをほどほどにし、食事もほどほどにして、週3回運動をする。この4つを完全にやれば、医療費が全体の3分の1が減ることわかっている。で、前述したようにいま43兆円が使われているので、14兆円が生まれる。逆に言えば、14兆円の医療費を削減できるのであれば、効果が高い予防医療のエビデンスを
積み重ねれば、雇用がそこで生まれる。医薬品と違って予防教育を担当する栄養士さんなどが地元で雇用できることになる。

・いま米国でも大きな産業で残されたのは医療だけ

 こうした動きはいま、世界中でもいえる。例えば、米国においても大きな産業は実は医療しか残されていない。米国の地方都市、ボルチモアを例にあげれば、昔の米国映画では、製鉄業と造船業があって、USスティールで栄えていたのだが、いまも100万都市なのだが、最大の雇用先はジョンス・ポプキンス大学病院である。ここは全米でもトップ3の大病院なのだが、最大の雇用先となっている。雇用がなくなれば人がいなくなり、地方が衰退するので、地方消滅を防ぐためになんとか病院だけは残したいと、地方自治体が補助金を出している。しかも、ハイテク医療では、マネーが外に出て行ってしまうので、同じ医療費であっても予防にマネーや人間のリソースをシフトさせていくべきである。

https://bit.ly/3y9xCAb


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0534「北東アジア経済共同体」       新たな国際関係
3755 非営利組織の拡充          賃金の引き上げ
4325 医療(予防医療)分野での雇用創造  新しい非営利活動
トータル 5638  医療経済学による所得倍増計画 ゆうへいきょう

1%の富裕層ではなく、99%の人々の生活を豊かにする!集英社新書医療経済学の立場から、日本の進むべき道を示唆。皆さんも考えてください。

(庶民大学TV Japan    三木義一・青山学院大学名誉教授)

https://bit.ly/3A19scQ


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「もはや国際協力の時代ではない」・・・・・卒業した学生から出た一言。国際協力NGOの訴求力のようなものが減っているとずっと思っていたので、無言のまま聞く。グローバル化がこれほど進むのに、「国際協力」に対する人々の関心の輪郭がぼやけてきているのはなぜか。その理由として私の中には3つのことがぼんやり浮かぶ。

「貧困(または災害・難民)だけを見て、それ以外のグローバル要因を見ない」

「チャリティ的距離で市民を寄付者化する」

「組織維持マインドがにじみ出てしまう」。

どうしたらいいのか?

この3つを裏返して言ってみると、「多様なグローバル要因とその関係を意識する」「ビジネスや市民の参加で活動の持続性担保する」「社会インパクト重視」となるのだろうか?

https://bit.ly/3denX3e


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藻谷浩介・評
『「低度」外国人材 移民焼き畑国家、日本』=安田峰俊・著
毎日新聞2021/6/26

来たのは弱者でも敵でもない、人間

 今の日本は、幕末に似ている。平和で治安も良く、大衆文化は花盛りだ。しかし政治行政は江戸幕府なみの旧例踏襲体制で、新たな課題に新たな手法で対処する意欲も力もない。幕末じみた“身分制度”も存在する。性別、年齢、入学歴、正規・非正規の別、会社の親子関係、親族の社会的地位など、実力と無関係の属性次第で、地位も賃金も変わるのだ。おまけに、諸問題を外国のせいにして、日本人だけで引きこもりたいとの、“攘夷(じょうい)”的な気分が蔓延(まんえん)している。

 だが、幕末とまったく違う点もある。たとえば、何国人相手でもフラットな目線で交われる本当の国際人も、若い世代を中心に存在する。それに鎖国時代と違って、300万人近い外国籍の人が、日本に住民票を置いて暮らしている。

 そんな正規の在日外国人の中には、「外国人技能実習生」が40万人前後含まれる。だがその実態は名称とは違い、最低賃金で資格不要の肉体労働に従事する「『低度』外国人材」だ。かつて多かった中国人は彼我の経済格差縮小で激減し、今はベトナム人が中心となっている。そのベトナム人にとっても魅力は薄れており、情報に弱い者が勘違いして応募する例が増えているらしい。最低賃金すらピンハネされる職場を逃れる者もおり、昨年秋に北関東で頻発した家畜や果実の窃盗事件では、そうした不法滞在者(ベトナム人は兵士(ポドイ)と呼ぶ)の集団が摘発されている(詳しくは本書最終章参照)。

 というような話を聞けば、「不良外国人は入れるな」と“攘夷気分”の反応を示すか、弱者を虐待する制度は改めよと唱えるか、どちらかの人が多いだろう。だが“本当の国際人”の一人である著者の、このレポートを読めばわかる。外国人労働者は、別に悪人でも一方的な弱者でもないと。いい奴(やつ)もちょっとイヤな奴も、気の回る女も“コミュ障”の男も皆、私欲と自堕落さと愛嬌(あいきょう)と、いくばくかの利他精神とを併せ持った、普通の市井の人たちなのだ。

 フラットな目線で、取材相手と車座で語りあい、生きた日本語で再生する著者の文章は、掲題書に限らないがとにかく面白い。笑いあり、脱力あり、ホロリと哀愁ありで、止(や)められずに読み終えてしまうだろう。そして改めて「はじめに」の、「われわれは記号としての弱者や敵を想定していたのに、いたのは人間だった」との一文に、納得する。

 攘夷気分は、外国人を「記号」として見るところに発生し、相手も生身なのだと感じた先に鎮まる。攘夷を唱えつつ後に開国に転じた薩長もそうだったし、「鬼畜米英」と呼んだ相手にチューインガムをもらって愛想笑いした、我々の父祖もそうだった。そうした過去を忘れて、人間の記号視を続けると、異性をも記号化して体の触れ合いのない人生を送り、知己をも記号化してデジタルの世界にこもり、しまいには自分が「日本人」という記号だけで括(くく)られた「1億2千万分の1」になりかねない。

 ベトナムでも経済発展と少子化が進む。次はカンボジア人だ、〇〇人だと焼き畑的な募集を続けるほど、「低度外国人材」が片隅に吹き溜(だ)まる。それを避けたければ、低所得の日本人を含めた老若男女・国籍多様の労働者たちを、記号ではなく普通の人間として扱うことから、始めるしかない。

(日本総合研究所主席研究員)


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(書評より)とても信じられないほどの事件の続出

私が一大教養(修養)小説と呼ぶ「石光真清の手記」4部作のうちの第2巻がこれ。日清戦争の結果、ロシア研究の必要を痛感した著者は、当時の陸軍のロシア研究の第一人者参謀本部次長田村怡与造の方針に従って留学先をブラゴヴェヒチエンスクに選ぶ。当地はロシアの満洲侵略のための最大の軍事拠点だった。留学といっても森鴎外などのアカデミックなドイツ留学などとはまるで性質がちがう。身分を偽ってロシア人宅に寄留し、語学に熟達したスパイとなってロシアの軍事状況を探索するのが最大の役目である。
著者はその目的を達するために、究極的にはハルビンで写真館を開業する事とし、そのための資金は参謀本部が負担することとなったが、そのハルビンがどんな所かは、陸軍参謀本部とはいえ、知る者は殆どいない。著者がその途上でどう行動しようとある程度は自由であるが、その結果は、国家には絶対に迷惑がかからぬようにせよというのが軍の方針である。つまり「死しても骨を拾う者なし」というスパイ映画でおなじみの酷薄な境遇に、著者はみずから望んで身を置くことにするのである。
当時はシべリア鉄道、東清鉄道の建設の途中で、その建設にはかなり多数の日本人の技士や工夫が関係していたらしい。秘密を探るべく、ドイツ、イギリス、アメリカ等の各国のスパイが魑魅魍魎よろしく暗躍している最中である。そこに義和団の事件が起こり、ロシアの拠点が攻撃されたのを奇貨として、ロシアは一挙に満洲侵略を開始する。ブラゴヴェヒチエンスク近辺で起こり、現在でも「黒竜江事件」として知られるロシアの清人虐殺事件を、著者はマザマザと見ることになる。
それ以後の著者の身辺に起こる事件は、小説家がフィクションとして書いたら、とてもリアリズムとしては成立しそうもないことばかりである。例えば、著者は、厳寒の北満で、暖気の全くない馬賊の石牢に放り込まれ、一日一回のメシとかけ茶碗一杯の水で2カ月過ごして骨と皮のようになるのであるが、はたしてホントだろうか。骨と皮ばかりか、数日間で凍死するのが当然ではないかという疑問が湧いてくるが、そこはそれ、ノンフィクションということでとにかく納得させるような書きっぷりになっている。 この作品は一々地図と照合することなしに理解はできない。私などは叔父が満鉄に勤務していた関係上多少とも満洲の地名には馴染みがあるが、それも夏目漱石の「満韓ところどころ」どまりであって、チチハルだの、満洲里、まして愛暉(アイグン
)だのという地名は満洲全地図と首っぴきをしなければ理解できない。さいわい本書には冒頭に略図が載っているのが便利であるが、いつかは本書を解説する博学の評論家が現れ、縦横に解説してくれる日がくることを
待ちたい。

「曠野の花」石光真清


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「文字の獲得は光の獲得でした」 346万回視聴された

[ハートネットTV] 不発弾で両目と両手を失って教師になる | NHK 2021/04/16

https://www.youtube.com/watch?v=C_Yftji3qf0  5分


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【永岡浩一さんからの通信】 MBSラジオ ニュースなラヂオスペシャル(2021/6/26)

2021-06-27 16:11:32 | 転載
 ホントにやるの?東京オリンピック、山田恵資さん、勝田吉彰さん、津山恵子さん、石田敦子さんのお話&報告、組織委なども全く用意できず、感染対策は破綻、アメリカもどっちらけ、五輪は強行したら76年前幻の本土決戦、一億人破滅を警告する!




 永岡です、MBSラジオの、ニュースなラヂオスペシャル(通算第123回)、ホントにやるの?東京オリンピック、新聞うずみ火代表の矢野宏さんの司会、フリーアナウンサー北口麻奈さんのアシスタントで放送されました。概略追跡します(2時間全部は無理で山田さん、勝田さんの概略を書き起こしします)。ツイッターでは#日本政府は五輪中止の決断を、の発信が18時現在6万を越えています。で、東京だけでなく大阪、兵庫も感染者数は増加に転じて、イスラエルではワクチンたくさん打っているのに感染拡大でまたマスク義務化、神戸(兵庫)では土日は飲食店に酒を出すなというわけのわからないもの、神戸の観光地、南京町は客が最盛期の1/5!になったとサンテレビで理事長さん言われていて、五輪より南京町(と多くの苦境にある人たち)を何とかしてほしい私です。



 時事通信の山田恵資さん(今回はスタジオ出演)、なぜ止められないか、開催のリスクを解説、関西福祉大学の勝田吉彰さん(リモート出演)、ニューヨーク在住のジャーナリスト津山恵子さん、毎日放送東京報道部の石田敦子さんがゲストでした。

 土曜日にニュースなラヂオスペシャル、大阪は緊急事態解除で人出激増、今まで自粛しろの反動と矢野さん警告されて、山田さんは東京から飛行機で大阪、飛行機満席、昨年暮れ以来の関西、タクシーに乗ると人出は増えても売り上げ増えない!東京は人出、毎週増えて、小池氏の緩むなのメッセージ効かず+五輪で庶民の気持ちは弛緩、大阪でも人出激増。リスナーより、五輪には賛成でも早いと感染拡大、関西は何をしたらいいのかとの声があり、五輪は家でテレビを見るとの声があり、北口さん、東京に人が集まると問題と説かれました。リスナーより、五輪だと聞くと複雑、テレビでワクチンが進んでいると洗脳、五輪より近くの神社のお祭りとの声があり、矢野さん、子供を犠牲にするなと説かれました。

 東京の今について、石田さんの電話報告、五輪はこのままだとやるが、町は全く盛り上がっていない(笑)、本来公式スポンサーの広告乱舞のはずがない、東京2020のペナントは昨年のまま、大きい駅では五輪の広告があるが、世の中全く盛り上がらず、公式ショップに行くと、石田さん1時間粘ってもお客は外国人が一人二人、外国人は買うが、ヤマトンチュは無視!ショップにはTシャツなどありとあらゆるものがあるのに、閑古バード、在庫になったら大変!公式店は家電量販店にあり、専用の店員はいないのが現状。北口さん、大阪だと無縁だと説かれて、石田さん、皆さん五輪よりいつからお酒飲めるか(笑)、都民も本当にやるの?菅総理、橋本会長がやると言っても都民無視、観客数が決まり、本当にやるの?観客入れるの?と都民は五輪と無縁。石田さんも友人と五輪は話題にならず、やるかやらないかは話に出てもコロナで半信半疑、しかしあと1カ月、それで観客を入れる?は巨大イベントに時間足りない+巻き込まれた方は大変。

 ボランティアの研修も踏み込まず、質問もさせてもらえない始末=皆さん不安、どこにいつ来るか決まるのは7月10日、地方からの方はホテルの取りようがない。ワクチンは選手の近くの人には打てるが、それ以外なし、21日にワクチン予約メールが来たが、具体的な日程破綻、ボランティアに接種は開幕後、ボランティアは不安!矢野さん、ボランティアは1万人やめて大丈夫かと問われて、石田さん、五輪バイト急募、しかし世界的スポーツ大会と表示、しかしボランティアとバイトは不公平、パソナは五輪でバイトしようと宣伝、都民はホワイトキック(しらける)なので、まだ辞退していないのかという=大っぴらに五輪ボランティアと言えない始末、支給されたユニフォーム、家から隠さないとダメ!それでもボランティアは残っているものの、海外メディアが来てもビッグホワイトキック(どっちらけ)!メディアは部屋代出すのか?

 外国から14万来る予定が4万に絞り、そのまま維持、ホテルなど決まっていない、メディアの名簿、入国時の14日の待機も未定…矢野さん失笑。山田さん、海外メディアは選手と異なりワクチンはどうか不安、海外メディアの感染対策はどうかと問われて、石田さん、組織委の友人に聞くと、バブル方式は物凄く大変、選手村にバスターミナル、スタジアムに行くというものの、選手村にいない選手も多く、バスのチャーターはその分必要、それも1万4千人の選手、で、どこをどういく、どのトイレに行けと14000人指摘、こんなオペレーションは無理。選手、審判がさらにいて、メディアを含めて誰がバブルでどう管理するか全く未定、実行はまず無理!4月にテストイベントをして、橋本氏それで大丈夫と言うが、組織委の友人は、それは無観客、実際はプロデューサーなど桁外れの機材があるのでテストになっていないと語り、その上観客数未定、友人は早く無観客にと語り、観客を入れたらタダでさえ大変な作業はさらに激増、組織委スタッフは過労死寸前、1日30のメールでこき使われて、スタッフ疲弊、精神破綻、あと2カ月持つか、モチベーションは破綻!石田さん、これでは間に合わないと怒られて、もっと早く無観客とすべき、それでも無限の手間がかかり、安心安全運営をするのに時間がなさすぎる!まだ決まっていないことばかり、組織委、丸川氏も検討中と言うが、1ヶ月しかなく、安心安全の大会をと菅総理ら言うがその中身未定!大会までに神風が吹くというような、根拠のないものだと締めくくられて、早くも最初の30分で私・永岡は頭痛いです!



 続いて、勝田さんのお話、感染症の観点から、矢野さん、五輪は観客を入れて大丈夫かと問われて、勝田さん開催に100%反対、観客を入れるのに1000%!反対、プロ野球とJリーグは直行直帰OKだが、五輪はホテルが必須、五輪は始まると盛り上がると勝田さん考えて、柔道で盛り上がり、海外の選手は連れ合い、家族同行不可なのにヤマトンチュOK=日本選手ボロ勝ち=庶民熱狂、会場では大声を出さないが、その外で無数のリスク。リスナーより、ウガンダ9人であれほど、何万来たらパニックとの質問があり、矢野さん、ウガンダは成田で1人陽性なのに、残りは濃厚接触者と定義されず大阪に来て、止められなかったのかと問われて、勝田さん、検疫と保健所の連携はなく、保健所への引継ぎ困難、成田で止める際にどこに泊めるか、相手は外国の選手、ウガンダでこれだけ問題点があり、ウガンダはアフリカの国でもエボラもちゃんとしていた国で、ましてやもっと対策のない国だと大変。

 山田さん、ウガンダの選手はワクチンを打ってこの始末、ワクチンの効果は、9人で2人も感染だと、オペレーション破綻を説かれて、勝田さん、最悪のことを考えるべき、そしてワクチンの効果は、2回接種で95%だが、1回だと変異株に半分しか効かず、2回接種から有効になるまで2週間かかり、これは選手だけでなくリスナーもちゃんと知って欲しい。山田さん、根拠のない楽観論、山田さんは五輪に懐疑的、政府はワクチンで神風、重症化しないので医療崩壊しないというものを問われて、勝田さん、おかしい部分があり、ワクチンは重症化を減らしても医療負担は減らず、感染者の母数が多いと重症は激増+第2波の際に医療のキャパは越えて、酸素ボンベも足りず、医療の負担は大変なことになり、ワクチンで医療の負担は減らない。検査で陽性者を見つけて水際対策は、感染者を入れないのは無理、入れるのを減らす必要はあるが、それではダメ。

 山田さん、バブル方式は濃厚接触者を把握するものだが、WHOから接触感染だけでなく、空気感染=近い人だけ危険なわけではない=バブル方式は無効かと問われて、勝田さん、マスクなしで15分が濃厚接触者になるが、12分ならどうか?空気感染は、飛沫なしで感染して、しかし感染リスクは防げない。リスナーより、無観客開催すべき、人口の多い東響が人であふれて破綻との意見があり、水際対策破綻と北口さん説かれました。

 矢野さん、G7をやったイギリスで感染拡大、イギリス政府は因果関係否定と説かれて、勝田さん、これから起こることの予兆、イギリスはG7で20倍になり、G7の首脳は感染しない=五輪だと選手は無事でも、関係者は膨大な範囲になり、様々な省庁、ロジスティック、メディアと何人来たかわからない。そして泥仕合、政府は因果関係を否定して、全てはG7のせいではなく、旅行客のものもあるが、五輪後、感染者が増えても五輪のせいではないと政府は責任逃れ。矢野さん、五輪だとスポンサーで大変、リスナーより、選手村のクラスター、変異株の危惧を問う声が゜あり、勝田さん、選手村だけでなく、どこで拡大、変異してもおかしくない、周囲にいる関係者、家族もいる。

 矢野さんや山田さんのような記者はいうことを聞かずあちこちに取材だと説かれて、山田さんも長野五輪をワシントンで見て、放映はアメリカの選手と、善光寺の文化を記者は伝えて、今回も同じ、記者のルール破りはいけないが、山田さん、小泉氏のDPRK訪朝時、監視カメラの目を盗んで取材したが、今回はコロナでシャレで済まない。

 勝田さん、記者が言うことを聞かないとなるが、選手、記者は特権階級であり、途上国だとなおさら、この人たちが通ると警官がガードなどあり、こういう人たちが日本政府のいう規則を聞くとは思われない!北口さん、国ごとに文化もあると説かれて、リスナーより関西人の取り組むべき対策を勝田さんに聞くものがあり、勝田さん、映像を見てだが、日本はボロ勝ち、飲食店などに集まりみんなでどんちゃん騒ぎはダメ、グループでお酒飲まないようなルール作りは必須。

 矢野さん、緊急事態解除で大阪、東京も人がふえて第5波を危惧されて、勝田さん当然、しかし時期は変異株により、イギリスはG7の前から拡大、勝田さんも外務省時代に天皇が行くと先に調査=始まる前から感染!

 変異株、インドと周囲は入国して3日待機にインドから抗議だが、勝田さん仕方ないものの、インドだけでない、変異株は世界に蔓延して、きめ細かくやらないとダメ。矢野さん、変異株の脅威を問われて、勝田さん、変異株は重症になるもので、上等なジグソーパズル、体に入り悪さをよりえげつなくして、感染力が強く、ワクチンが効かないかは、今のところ、アルファ~デルタは2回接種で何とかなるものの、ワクチン2回のタイミングとの競争。北口さん、イギリス、イスラエル、ワクチン打ってどうして拡大かと問われて、勝田さん、ワクチンを打っていない+変異株、イスラエルもイギリスも数割接種で頭打ちになり、ワクチンを打ちたくない人たち、イスラエルでも、ニューヨークでも打ちたくない人はいるが、ワクチン普及が頭打ちでこうなると説かれました。前半で私・永岡も頭痛くなりました…



 リスナーより、五輪賛成、アスリートのために反対できないとの声があり、山田さん、五輪を本当に愛している人はアスリートを思うものの、自分のコンディション作りは大変だが、問題になっているのは。五輪成功の意味は何か、関係した人がみな感染しないというのだけでなく、その後日本の医療は崩壊したらおしまい、五輪は成功でも、その人流で五輪をしない時より感染拡大、医療が受け止められないと五輪は失敗、アスリートのためには、五輪の後で医療崩壊を起こさないための対策は必須。そして感染はいくつも波が来るのは専門家は認めて、感染の山を低くすべき太が、シミュレーションでは9,10月に拡大、それが五輪のためなら破綻、感染者が秋に増えたら庶民は五輪のためと思い、五輪はやるべきでないと思い、なら最低無観客、アスリートの評価破綻、みんなが良かったと思うために、ちゃんと対策すべきなのに、もっと早く対策すべきものを、今五輪の可否をするのは冗談ではないと説かれました。



 津山さんのニューヨーク報告、ワクチン2回でマスクは要らず、しかし公共交通機関ではマスク必要、1年前のニューヨークは地獄、津山さん、3,4月にワクチンを受けて新しい人生、コロナから自由になり、ロックダウンも長く、レストランで食事できないものはニューヨーカー14カ月、ビジネスを閉じて、今はワクチンで天国。津山さん、ワクチンで2回目に発熱もあったが大丈夫、友達に若いねと言われた(笑)。リスナーより、アメリカでは接種の伸びが鈍化の意味、ワクチンは希望者かと質問があり、津山さん、ワクチンはドラッグストアでも打てて、ワクチンバス、どこでも打てて、1階終わった成人は65%、バイデン大統領は7月4日に集団免疫と目指し、ワクチンを打つとビールが飲める。

 ニューヨーク以外は、アメリカ全体で65%、日本より進み、しかし地方でわからない人、ニューヨークでも黒人、貧困層の多いところではワクチン接種は低く、ユダヤ人の信仰の強い人は30%。矢野さん、アメリカで東京五輪は話題になっているかと問われて、津山さん、全然話題になっていない(笑)。山田さんもご存じだが、アメリカは元々五輪は盛り上がらず、テレビ、NBCが放映権を独占して、他のテレビ局では動画は放映されず、ニュースでもアメリカの選手の活躍も静止画のみ、NBCを見ないと五輪はわからず、テレビも新聞も盛り上がらず、津山さん、ニューヨークに18年おられて、五輪は話題にならず、日本だと民放の一つしか流さないもの、観客はNBCしかやらず、みんなネットフリックスを見て五輪をテレビで見ない。NBCは苦労する。

 山田さん、97~2001年にワシントンに行かれて、当時長野五輪、しかしワシントンだとCNNなので五輪を放映しなかったと説かれて、今回はコロナ禍での五輪という注目はあるかと問われて、津山さん、話題にならない中で、ニューヨークタイムズなどは本当に五輪やっていいか発信しても単発、東京五輪を継続的に放映するテレビはなく、津山さんテレビをしっかり見ても五輪のCMはほとんどなく、NBCしか放映されないので、五輪は報道されず、しかしアメリカは科学的に考えるので、危ないなら来日しない。バイデン大統領も昨年の選挙で、科学で統治しようというTシャツが一番売れて、感染の数字をアメリカがちゃんと分析して、東京五輪への派遣は今も検討中。開会式にはハリス副大統領が来ると日本で報じられて、しかしそんなことはアメリカだと報じられず、日米首脳会談があり、トップが日本に行くメリットなし+感染拡大、ワクチン、PCR検査の少ない日本にアメリカの首脳は来ない。

 山田さん、日本はPCR検査が1年以上増えず、どころか検査するなというものもいると説かれて、そして日本だとまた波が来ると専門家は見ているが、アメリカではリバウンドはどう考えているかと問われて、津山さん、一般市民はこれで終わりとしているものの、ファイザー、モデルナの首脳はワクチンの有効期間は9カ月~1年と見て、追加の接種(ブースター)は必要、コロナウイルスから完全に逃れられるか不明。

 矢野さん、NBCの広告収入、放映時間を問われて、津山さん、テレビではそれほど放映されず、NBCはオンラインを含めて7000時間放映、馬術などそれほど有名でないものもストリーミング、それを含めて7000時間、広告収入12億ドルというが、前回は10億ドル、NBCが参加のコムキャスト、四半期収入は270億ドルあり、12億ドルは親会社にとってそれほど大きくなく、NBCも四半期に50億ドルは収入、五輪はなくてもそれほど打撃はない、利益はたった2億ドル。昨年NBCの社長は保険に入り、東京五輪中止のため=中止でもNBCは大丈夫。

 津山さんは東京五輪に絶対反対、ニューヨークは市民がロックダウンで頑張り、家族、友達に移したくないために我慢したため、命のため、日本政府は五輪のために我慢しろとというのは悲しい。毎朝五輪の、観客、酒を売る売らないを見て落ち込む、1年前はコロナで不安、今は東京五輪で不安、家族、友人も日本にいて、開催するなら万全の体制、最低無観客でやるべき、日本政府、東京都、組織委がちゃんとやったら評価される=感染拡大だと日本は国際的信用を無くすと締めくくられました。



 リスナーの質問に答えるコーナー、石田さん、勝田さんも参加、久しぶりのスペシャルを評価、石田さんのお話で東京はしらけている、パブリックビューイン(PV)グ中止は当たり前とのもの、石田さん、PV会場は代々木公園、東京最大の公園、休みは大勢の人が来るもの、東京のど真ん中、それで木を切るのは近隣住民に問題になり、大都市のオアシスの自然破壊(東京ドームクラス)は許されず、こんなにカラスがいた(笑)、普段の代々木公園と激変、PV中止だが、PV計画に誰もNOを言えず、そこにブーイングで東京都はまずいと気づいてPV中止、ワクチン会場にするもの、場当たり的、世の中の空気を読みすぎ、それより決断して、落ち着いて五輪に臨めないのかと説かれました。チケットのある人もまた抽選、石田さんも4枚チケット、高齢の親に見せたいと当てて、しかし4枚なしor4枚当選で、抽選は7月、パソコンで発表、ダウン…1回当ててうれしく、落選となったら絶望的、無観客だとあきらめ着くが、当たった人がいると複雑、愚痴になるが、特別なパッケージ、食事と10~75万のものは抽選と別枠、組織委が事業者に渡したもの…怒り!

 山田さん、PVで二転三転、小池氏は菅氏と仲は良くなく、小池氏も菅氏も五輪しか実績はなく、小池氏は五輪中止の噂もあったがそれはなくなり、PVは無観客になり、官邸、総理は観客を入れたく、山田さんたちは小池氏と菅氏に溝と書くが、都議選で小池氏、自公と対決したくないと思うと世論に押されてPV中止、政治的な背景。

 矢野さん、政府で中止を進言した閣僚がいたと説かれて、山田さんはその閣僚に取材していないものの、いて、しかし菅氏は五輪をやり、ワクチンでパンデミック解消しか頭になく、あまりいいシナリオではないが、五輪で感染拡大になったら、解散は9月、10,11月に投開票日は伸ばせて、しかし自民は菅氏で選挙勝てるか、五輪の中で感染になったら菅おろしはあり得る。

 リスナーより、そもそもオリパラの責任者は誰かと質問があり、山田さん、菅氏はIOC、開催地の小池氏に丸投げ、党首討論で片山氏の指摘は問題、しかし国民にとって感染しないか、医療崩壊しないか、IOC、組織委ではなく最終責任は菅氏、小池氏、そして橋本氏、橋本氏は会長だが、国会議員=国民のことを考えるべき、菅氏、小池氏、橋本氏の責任は大きい。

 矢野さん、小池氏の入院は仮病かと問われて、山田さん、体調は悪いが、小池氏は菅氏と同じ船で五輪は止められず、そして都民ファーストは守り、小池氏が旗を振ると五輪反対の票は逃げて大変。都議選で小池氏の対応は問題なのに、小池氏は決めていない、そんな際に静養は、選挙戦からズラトンは、選挙戦から逃げて、しかし追い風なら小池氏は無理しても出てくる=追い風ではない。

 北口さん、IOCと菅氏、小池氏は渡り合えるのかと問われて、山田さん、菅氏は無理という権利はあり、根回ししたらOK、IOCは交渉は出来て菅氏は中止をすべき。

 最後に勝田さんに、感染拡大と五輪ゴリ押しについて解説、もし緊急事態なら無観客だがリスクになり、緊急事態=無観客→混乱で緊急事態宣言を出さないことを危惧されて、リスナーより、ワクチンの効き目は何年かと質問があり、勝田さん、分かっていない、ファイザーは9~12カ月といい、インフルエンザみたいに毎年打たないといけない方向。ワクチンも絶対でなく、今後は大変だと説かれました。



 リスナーより、祇園祭も中止でどうして五輪かとあり、矢野さん、誰のための、何のための五輪かと怒られて、山田さん、人流は増えて、感染者は増えて重傷者激増=死者増加、五輪をしたら死者が増えて、それでも五輪をする価値はあるのか菅氏は説明すべきだが、説明せずなし崩し、今なぜ゛五輪か、反対は医療を守るためであり、今後都議選、衆院選があり、五輪のゴタゴタを経て投票すべき、各党が五輪のことを出すべきなのに、自民は五輪を争点にしていない、野党も明確ではなく、いつの間にかなし崩し的なものを危惧されて、矢野さん、菅氏は五輪を悪用して政権浮揚と怒られて、山田さん、パンデミックの中では無理なのに、昨年以来五輪ありき、昨年春は五輪中止かとされて、しかし目的のためにはデタラメ、命と向き合うべきと説かれて、矢野さん、国民の命を危険にさらすのは問題と説かれて、山田さん、今苦しんでいる人のためにワクチンは有効だが、効き始めるのは先として時間になりました。私も2時間、頭に来ました、菅政権も小池知事も国民、都民を守らず、このままだと76年前回避された本土決戦強行です、この内容、拡散してください、以上、ニュースなラヂオスペシャルでした。