自民党総裁選。
もしかしたら、高市候補が当選する確率もあろう。自民党に根強い極右派は、岸信介氏から自民党内を流れ、中曽根康弘氏、安倍晋三氏と続いた。田中秀征氏の『自民党本流と保守本流』(2018年)で成るほどと思った。宏池会の大平正芳氏や伊東正義氏、加藤紘一氏と続いた。もしも岸田文雄氏にもう少し安倍麻生両氏に反論を述べる気概があったらと惜しむ。一方、高市早苗氏が安倍元首相から継承した立場は、本人の意向もあろうが、日本会議など保守極右派のグループで、かなり系統性や人脈も地道に蓄積したもので、決して侮れない。
安倍首相時代に、次々に危険な法律を半ば強制的に成立させていった。しかし国政選挙で安倍時代選挙敗北はなかったのではあるまいか。私にはそこが不明で疑問だった。だが広島で宏池会系の現職がいるのに、自民党から2議席。しかも1億5千万円が投下され今も有権者の買収には使われていない、という見解がまかり通っている。安倍麻生ワールドとは、逆転した発想の世界であって、戦後に戦禍から立ち上がった国民総体の日本国憲法ワールドとは異次元の世界であろう。
「どんな不祥事も強権的対応でまかり通っている」という日本共産党の田村智子氏の発言に同感だ。
「#あったこともなかったことにする」赤木雅子さんの発言が、日本の政治の病巣をついている。自民党総裁選でまともに政治を考えモリカケ桜問題に、自民党首脳部としても責任ある姿勢は野田聖子氏ひとり。野田聖子さんや石破茂さんたちまっとうな政治家とは異質の連中が日本国国家を牛耳り、そのことで道理が死滅し、反道理・不道理・非道理が国政を占領している。
1945年に終わった戦後直後、裁判官が餓死した。食糧は足らず、闇市が高値で儲けた。裁判官は、法を守る自分が違法なことで食品を買えない、そう発言したという。
いま。東京五輪で選手村で食品大量廃棄の実際は、報道(『「報道特集」2021年9月25日』で知るまで無知だった。死んでいった裁判官と今の日本上層部の大きな断裂はもはや埋めがたい極限に至ろうとする戦後日本国憲法ワールドの危篤状態の中。
食品ロス、軽量のいいかげんさ。
一連の事実を、ちょう琴袖編集長の発言が光った。
『「復興五輪」「コンパクト五輪」環境にやさしい取り組み、それらと東京五輪の実態との落差に憤りを覚えた。』
これこそジャーナリスト精神であり、アメリカのエルズバーグなど国際社会の標準だろう。
もしかしたら、高市候補が当選する確率もあろう。自民党に根強い極右派は、岸信介氏から自民党内を流れ、中曽根康弘氏、安倍晋三氏と続いた。田中秀征氏の『自民党本流と保守本流』(2018年)で成るほどと思った。宏池会の大平正芳氏や伊東正義氏、加藤紘一氏と続いた。もしも岸田文雄氏にもう少し安倍麻生両氏に反論を述べる気概があったらと惜しむ。一方、高市早苗氏が安倍元首相から継承した立場は、本人の意向もあろうが、日本会議など保守極右派のグループで、かなり系統性や人脈も地道に蓄積したもので、決して侮れない。
安倍首相時代に、次々に危険な法律を半ば強制的に成立させていった。しかし国政選挙で安倍時代選挙敗北はなかったのではあるまいか。私にはそこが不明で疑問だった。だが広島で宏池会系の現職がいるのに、自民党から2議席。しかも1億5千万円が投下され今も有権者の買収には使われていない、という見解がまかり通っている。安倍麻生ワールドとは、逆転した発想の世界であって、戦後に戦禍から立ち上がった国民総体の日本国憲法ワールドとは異次元の世界であろう。
「どんな不祥事も強権的対応でまかり通っている」という日本共産党の田村智子氏の発言に同感だ。
「#あったこともなかったことにする」赤木雅子さんの発言が、日本の政治の病巣をついている。自民党総裁選でまともに政治を考えモリカケ桜問題に、自民党首脳部としても責任ある姿勢は野田聖子氏ひとり。野田聖子さんや石破茂さんたちまっとうな政治家とは異質の連中が日本国国家を牛耳り、そのことで道理が死滅し、反道理・不道理・非道理が国政を占領している。
1945年に終わった戦後直後、裁判官が餓死した。食糧は足らず、闇市が高値で儲けた。裁判官は、法を守る自分が違法なことで食品を買えない、そう発言したという。
いま。東京五輪で選手村で食品大量廃棄の実際は、報道(『「報道特集」2021年9月25日』で知るまで無知だった。死んでいった裁判官と今の日本上層部の大きな断裂はもはや埋めがたい極限に至ろうとする戦後日本国憲法ワールドの危篤状態の中。
食品ロス、軽量のいいかげんさ。
一連の事実を、ちょう琴袖編集長の発言が光った。
『「復興五輪」「コンパクト五輪」環境にやさしい取り組み、それらと東京五輪の実態との落差に憤りを覚えた。』
これこそジャーナリスト精神であり、アメリカのエルズバーグなど国際社会の標準だろう。