深く本質を考えさせられる【報道特集】
❶
私は松野官房長官の会見時の対応などを見てきて、自民党の中でも実直な政治家だなあ、と菅官房長官と望月衣楚子東京新聞記者との質問時と比較していた。
ほんとに悪賢い政治家は、松野氏と正反対。
岸田首相はアメリカ政府に頼り、言いなりに動いた結果が国民の反発をかい、途中ではしごをはずされたのではないか。
田中角栄氏は日中国交回復をめざし、アメリカ政府要人の逆鱗にふれ政治的生命を奪われた。鳩山由紀夫首相も対米依存からアジア外交を重視し外された。
❷「五輪誘致」
1964年の東京五輪のとき私は小中学校のころ。あのころ明治100年祭が政府の手で行われ、国家主義台頭が危惧された。オリンピックは国威をたかめるねらいがあったろう。しかし選手の努力で連日スポーツにわき、夢があった。020東京五輪。
竹田委員長が汚職疑惑で退陣。終わって次々に汚職があきらかになり、驚き呆れた。その経緯を見ていて、大阪万博も同じような過程をたどるという懸念がある。昔も政治家は人格者ではなくとも、現在ほどひどくはなかったろう。
❸「認知症の高齢者」
親戚の老人が天候がわるいときに入院中に世話になったかたを見舞い、そのまま帰宅せず行方不明。折からの台風による暴風雨か。認知症ではなかったが、老人が用水路での転落死など似た状況だった。「姥捨て山」伝説を思いだす。
視聴していて、ふっと思った。非現実的だが。
ドンキホーテのように、人に放浪を旅のように思い勝手気儘に行動する本能のような放浪嗜好があるのではないか。一定の枠組みで私たちは社会生活を営んでいる。管理社会で「自由への逃走」があるのではないだろうか。昔も老人の行方不明や徘徊はあったろう。でも地域や社会にお節介でもこどもや老人などへの配慮や心配が地域に息づいていた。いま地域も崩壊がちだ。認知症を通して、医療施設、医療機関とともに地域社会の共同性を見直すときだろう。
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私は松野官房長官の会見時の対応などを見てきて、自民党の中でも実直な政治家だなあ、と菅官房長官と望月衣楚子東京新聞記者との質問時と比較していた。
ほんとに悪賢い政治家は、松野氏と正反対。
岸田首相はアメリカ政府に頼り、言いなりに動いた結果が国民の反発をかい、途中ではしごをはずされたのではないか。
田中角栄氏は日中国交回復をめざし、アメリカ政府要人の逆鱗にふれ政治的生命を奪われた。鳩山由紀夫首相も対米依存からアジア外交を重視し外された。
❷「五輪誘致」
1964年の東京五輪のとき私は小中学校のころ。あのころ明治100年祭が政府の手で行われ、国家主義台頭が危惧された。オリンピックは国威をたかめるねらいがあったろう。しかし選手の努力で連日スポーツにわき、夢があった。020東京五輪。
竹田委員長が汚職疑惑で退陣。終わって次々に汚職があきらかになり、驚き呆れた。その経緯を見ていて、大阪万博も同じような過程をたどるという懸念がある。昔も政治家は人格者ではなくとも、現在ほどひどくはなかったろう。
❸「認知症の高齢者」
親戚の老人が天候がわるいときに入院中に世話になったかたを見舞い、そのまま帰宅せず行方不明。折からの台風による暴風雨か。認知症ではなかったが、老人が用水路での転落死など似た状況だった。「姥捨て山」伝説を思いだす。
視聴していて、ふっと思った。非現実的だが。
ドンキホーテのように、人に放浪を旅のように思い勝手気儘に行動する本能のような放浪嗜好があるのではないか。一定の枠組みで私たちは社会生活を営んでいる。管理社会で「自由への逃走」があるのではないだろうか。昔も老人の行方不明や徘徊はあったろう。でも地域や社会にお節介でもこどもや老人などへの配慮や心配が地域に息づいていた。いま地域も崩壊がちだ。認知症を通して、医療施設、医療機関とともに地域社会の共同性を見直すときだろう。
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