【現代思想とジャーナリスト精神】

価値判断の基軸は自らが判断し思考し実践することの主体であるか否かであると考えております。

【TBS報道特集2023.1.28~現在社会の座標】

2023-01-29 12:57:11 | 政治・文化・社会評論
【TBS報道特集2023.1.28~現在社会の座標】

 連続広域強盗事件 

 最近の日本で連日報道されている広域強盗事件は過去にもあったのだろうか?犯罪組織の構造や広域を統合する組織の独自性は何か不明な虚像を連想させる。
 一方銃砲保持が法的に認められているのアメリカ。アメリカは多様な社会だ。暴動とそれと異なるデモ。個人の自由の広がりと国際的なコントロール制御と。国の内外を利用して詐欺と強盗を行う中心者が外国フィリピンから指令する。フィリピン政府や国に、日本人刑事犯容疑者は見栄と優越感をひけらかしている。経済犯罪も強盗行為も。まるで最近のDVDやテレビドラマを反復するように。
 取材の立場で、危険性を予想できる現場にでかけインタビューする様子を見て、報道人の大変さを感じる。ビッグニュースではない社会の犯罪事件に、日本社会の断層が投影されると感じた。

❷ 「不登校」をめぐる教育と政治の様相

 A県に住む女性教師は都内の任地。息子娘とあいついで
不登校になってゆく様子を数年間見ていて「はっ」とした。そこから女性教師は仕事をやめ子ども達と向き合おうと決意した。女性教師は、不登校の子どもたちを対象に学校の外に「フリースクール」を始めた。やがてフリースクールの取り組みはしだいに全国に徐々に広がっていった。自らフリースクールを主宰。奥地圭子さんの施設は東京シューレとして悩む親子の灯となっていった。
 全国的に教員に成り手がいないと報道された。学校現場実態が社会に反映されている。管理締め付けの中で学校現場職員の労務災害の第一は精神神経疾患で、産業職業のなかでも最も高い。子ども達は報道にあったように苦悩は救われていない。地味だが危機は日常的に進行している。
 教育の話題を考えているうちに、結局は家庭がわが子を見守ることが救いとならざるを得ない様相が見えてくる。問われているのは、個人の自立と世間と社会の共同体のフォローであり、それは教育と人格の再建の復活的発展だ。
 いま日本は、「みんなとおなじ」が無言同調圧力となっている。私はいまの教育問題において、大人も子どもも「意思表明」が成立される必要があると考える。
 同時に社会に困った人びとを地道に支援と援助をもうかなり長く続けている支援の人々がいることに、私たちは気づき何らかのかたちで連帯の言動を示していくことが課せられていよう。

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