【現代思想とジャーナリスト精神】

価値判断の基軸は自らが判断し思考し実践することの主体であるか否かであると考えております。

【永岡浩一さんからの通信】 JAM THE WORLD-UP CLOSE(2022/6/9) 堀潤&志葉玲

2022-06-10 22:17:59 | 転載
【永岡浩一さんからの通信】

JAM THE WORLD-UP CLOSE(2022/6/9) 堀潤&志葉玲 ウクライナ・レポート 現地はロシア軍の一方的なジェノサイド、プーチンの行為は完璧な国連憲章違反、しかし日本だと人権の観点からウクライナは見られず軍拡イケイケはウクライナ見殺しになり、信頼できるジャーナリストの発信を元に市民が人権の観点から行動を続けるべきことを語る


 永岡です、アマゾンミュージック配信のジャム・ザ・ワールドのUP CLOSE、木曜日担当はジャーナリストの堀潤さん、ウクライナを取材されたジャーナリストの志葉玲さんとのやり取りでした(https://music.amazon.co.jp/podcasts/8b57f1db-5114-443e-8ff9-eb4f6c35dc41/episodes/0da453cc-f953-4b09-ad61-ef39f84e36c1/jam-the-world---up-close-2022-06-09-%E5%A0%80%E6%BD%A4%E3%80%8C%E3%82%A6%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8A%E3%83%AC%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%88%E3%80%8D )。概略追跡します。ウクライナ東部はロシア軍の攻撃で大変、4月にウクライナを取材された志葉さんの現地報告、この戦争、ロシア、ウクライナとNATOは全く譲歩なし、停戦のめどもなし、テレビは10億詐欺で取ったネタばかりですが、ウクライナは大変なことで、ラジオしかまともな報道なし、志葉さんのラジオ報告は私も初めて聞きました。

なお、本日発売の週刊文春に、細田衆院議長、セクハラだけでなく違法買収、また東京新聞に、安倍氏の桜を見る会前夜祭、ホテルがサントリーにただで持ち込ませていたという報道があったものの、テレビはほぼ無視、これは参院選を前にメディアの自民への忖度だけでなく、テレビも末期的で沈む自民と命運を共にするしかない、太平洋戦争末期の大日本帝国と同じだと見られて、日本も破滅直前です、ウクライナは他人事ではありません!

香港のジャーナリストの方も取材、我々は何をすべきか、ロシアとウクライナの信憑性も考えるもの。志葉さんはウクライナに勇気を持ち入り、無事に帰還、現地は厳しいと聞いていて、過去の紛争地より危険であり、外国のジャーナリストも複数ロシア軍に殺されたもの、その中志葉さん、4月に3週間現地入り、ポーランドから陸路でキーウに入り、虐殺のブチャ、ハルキウも取材、現地は移動も大変、場所にもよるが取材規制なし、ウクライナ政府のプレスツアーには参加せず、それでも制限なし。現地の模様、虐殺のブチャは、キーウの北西、3月にロシア軍の支配、ウクライナが奪還しても、遺体は最低400もあり全員民間人、遺族に取材、ロシア兵は市民も略奪、逃げようとした人も殺し、誤射ではなく市民を積極的に殺害。堀さんはジェノサイドかと問われて、志葉さん、遺体に骨折、後ろから撃たれた=捕虜になり無抵抗でやられた+拷問=ジェノサイド、民間人を虐殺!市民生活はブチャではエライことで、ライフラインがやられて水道、電気、食糧なし、ロシア軍の支配下は水も食べ物もなく、雨水を確保しようとして外に出て射殺された人も多く、ロシア軍撤退後もガスがなく暖房なし、当時夜は氷点下、子供、高齢者はエライこと。

 キーウ近郊も大変、堀さんもやり取りしたジャーナリストで、場所により鉄道もOKだが、志葉さん、キーウ中心はネットもOK、食料もお店が4月に復活(2月は大変)だが、ブチャなどはお店など破壊されて、物流もなく援助物資頼り!志葉さんは現地に4月10日入り3週間おられて、キーウを拠点に各地を取材、ハルキウは4月17に入り数日取材、安全なところはどこにもなく、市内ロケット弾10数発撃たれて、場所により壊滅的、すぐそばに着弾、志葉さんの過去の戦場取材よりエグイ。現地に地下壕などあるかと堀さんの問いに、志葉さんは地下シェルターがあると助かるが全部はない、地下鉄はソ連時代に核シェルターになるようにしていて、そこに避難、これらは欧米との核戦争のためのものを、皮肉にもロシアにやられている。

 ウクライナの皆さんはどうか、志葉さん、まさか全面戦争とは想像せず、ウクライナを攻撃する意味が理解できず、プーチン大統領、ロシア国民の弾圧をなくす、NATO拡大で安全保障が脅かされているというが、ウクライナ東部はロシアの支援がある民兵組織はあるものの、ウクライナ全体に緊張はなく、全面戦争を想定せず逃げず犠牲になった!堀さん、ロシアはウクライナがロシア人を弾圧というものの、情報はどうか、日本国内でもツイッターはウクライナ連帯が多くても、一方的な武力行使をまともに見ないものもあると説かれて、志葉さん、プーチン氏のいうのはトリッキー=そのまま受け止められず、ウクライナから守ると言うが、ハルキウはロシア語を使う人が4割もいるのに、ロシア軍はそこで学校、病院を破壊して、着弾したロケット弾で14歳の子供も殺されて、ロシアにルーツの人もロシア軍は虐殺=プーチン氏の言い分に信憑性なし。ウクライナは2008年にNATO入りとしても、ドイツ、フランスはロシアを刺激と反対であり、NATO云々は欧米を動揺させるフェイクニュース、ウクライナでNATO入りは話題にならず、属国だと思っていたウクライナのEU接近をプーチン氏は喜ばず、2014年のヤヌコビッチ氏失脚、ロシア亡命からこの件はあり、それが原因だとウクライナの方は考えている。

 堀さん、ウクライナは8年戦争、ベラルーシだとルカシェンコ政権の弾圧もあった、国際情勢に、民主国家の日本とそこの市民社会が独裁にどう向き合ってきたか問われると説かれて、志葉さんその通り、ウクライナの方にドイツをどう思うかと問い、難民受け入れには感謝するものの、ロシアの天然ガス、石油をドイツ、EUが輸入して戦争の資金をロシアに流すのは問題、日本もEUより少ないとしても、天然ガスを1割は日本もロシアから買い、石油、天然ガスは制裁の対象ではなく、ウクライナはその点で失望、もちろんロシアからのガス、石油を全面停止だとドイツも日本もエライことだが、本気で日本もロシアと対峙するのか、真剣に考えてほしい。

 堀さん、停戦、ウクライナの主権を譲ってもという意見と、主権侵害を許さないものもあり、また第3次大戦の危惧もあり、ロシアは封鎖した港、西側の制裁を解くと開放など、人道支援、人権をプーチン氏人質だと説かれて、志葉さん、日本は安全で、ウクライナに譲歩しろは傲慢、停戦のために譲歩というのは、ブチャなどジェノサイド、拷問、性暴力を無数やられて、停戦は国連の部隊をいれて、停戦監視団で虐殺を止めないと、ウクライナの人を見捨てることになり、しかし国連の部隊を派遣したらロシアと正面衝突になり、日本も他人事ではなく、そこまで覚悟はあるか、そして人道支援を人質は論外、医療、食料、水を届けるのに妨害は絶対に許されず、ウクライナはパン籠、中東、アフリカで食糧危機が懸念されて、ロシアは侵略したから制裁を受けて、しかし中東やアフリカをロシアが人質に取るのは論外!

 堀さん、志葉さんの現地取材を評価されて、そして戦争だと国家同士のプロパガンダで国際社会は疑心暗鬼になり、ウクライナ政府、軍の発表と志葉さんの取材に乖離はあるかと問われて、志葉さん、ウクライナは露骨な情報操作はないが、気になるのは戦闘可能の18~60歳の男性を国外脱出禁止は、国を守るためという大義名分があるとしても、戦いたくない、死ぬのは怖い、自分の町にロシア軍が来たら戦うが、他の町で闘うのはしんどい、戦いたくないと言いづらい環境はある。堀さん、現地にいるからこそ発信できるものがあり、リスナーへの志葉さんのメッセージは、戦争がいつ終わるか不明だが、ミャンマー、パレスチナも、最初は日本も関心を持つが長期化したら忘れられる、それはダメ、そしてロシアの侵略は国連憲章違反、侵略戦争を否定することが、日本の平和を守ることになり、安易に日本が軍拡するより、国際世論などでロシアにアホなことはやめろと言い続けるべきと締めくくられて、堀さん、結論、市民同士の会話で本音があり、戦争は暴力、庶民生活を破壊する戦争への怒りも堀さん持たれて、志葉さんのようなジャーナリストを支えて、その1次情報を元に皆さんも行動して欲しいという結論でした、以上、堀さん、志葉さんのお話でした。



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【永岡浩一さんからの通信】 JAM THE WORLD-UP CLOSE(2022/6/7) 青木理&宮台真司

2022-06-08 06:58:33 | 転載
【永岡浩一さんからの通信】
JAM THE WORLD-UP CLOSE(2022/6/7) 青木理&宮台真司 元連合赤軍重信房子さん出所から50年前の新左翼運動を検証する、ここではないどこかはない、ここ(現実)に立脚して闘うべき、社会のためと称して結局エゴイズム、様々な視座を認めず狭窄の視野はダメ、左右、体制反体制を問わず深い視野を求めずクズを生み出した社会を否定して立ち向かうべきことを語る


 永岡です、アマゾンミュージック配信のJAM THE WORLDのUP CLOSE、火曜日の担当はラジオジャーナリズム界の首位打者、ジャーナリスト青木理さんでした(https://music.amazon.co.jp/podcasts/8b57f1db-5114-443e-8ff9-eb4f6c35dc41/episodes/74f394d2-26e0-4c69-9b95-72ff1f37d1eb/jam-the-world---up-close-2022-06-07-%E9%9D%92%E6%9C%A8%E7%90%86%E3%80%8C%E6%9C%88%E3%82%A4%E3%83%81%E5%AE%AE%E5%8F%B0%E3%80%8D )。

 ジャーナリストの平野幸夫さん、大阪府で博打場の是非を問う住民投票に、マスメディアの援護なしで21万筆集まったことは、維新を止める希望になるかもしれないとブログで指摘されています、https://ameblo.jp/hirano-yukio/entry-12746961689.html 博打場はもちろん、万博も失敗確実(にもかかわらず大阪のテレビ局は維新を賞賛!)、今の日本、80年前に真珠湾攻撃に突入して破綻したものの再来の危惧が強く、そんなアホなことを許してはなりません!

 青木さん、文化放送の西川文野さんのラジオでも語られて、政局記事は好きでないが、今回朝日と読売のものに注目、朝日では、安倍氏、アベノミクスを批判したものに抗議の電話、過去30年日本は成長せず、安い日本というのに安倍氏抗議!議員会館の安倍氏の事務所で安倍氏、麻生氏再建案に文句、アベノミクス批判は許さないのかというもの、直後に読売、安倍氏、議員会館にアベノミクスを批判した額賀氏を罵倒!麻生氏も安倍氏に文句として問題と語り、安倍氏は批判を許さないもの、元首相、今一議員でも圧力はいいのか、そしてアベノミクス批判を許さないものはおかしいというもの、民主的に選ばれた政権時に権力は行使しして、議員として権力行使は青木さん問題+アベノミクスは総括すべき、様々な経済政策でも、初任給は安いのは間違いなく、安倍氏のみの責任ではなく、この30年の歴代政権、経済界の責任だが最大の責任が安倍氏に8年も総理をしてある。国民の幸福無視、安倍氏は退任後、核共有、軍事費倍増、安倍氏を支持するネトウヨ向け+自分の批判を許さない=メンツのために国民の幸福否定は最悪、いい加減にすべき。青木さんは政局記事は好まないが、こういう記事は歓迎すると説かれました。



 月イチ宮台、社会学者の宮台真司さんの登場、リスナーも、青木さんも楽しみの宮台ゼミ、アカデミックで切れ味鋭いもの、青木ファン、宮台ファン待望の企画、今月は何が飛び出すか(笑)、ネタは、重信房子さんが20年の刑期を終えて出所、これは青木さん重信さんに取材、宮台さんも朝日にコメントされて、宮台さん、重信さんの出所は刑期を終えて、反省してそれはわかっていて、若い人が日本赤軍のリッダ事件、連合赤軍のあさま山荘事件について解説(新聞はデジタルの1/5)、イスラエルで銃乱射、ハイジャックなど。日本、アメリカではテロリスト、しかしパレスチナでは重信さん、岡本さんは英雄、72年に宮台さん中学生、中学も当時紛争がありも新左翼は中学生にもいて、しかし若い人には理解困難、世界でも、イタリア、西ドイツでも赤軍はテロ活動、旧枢軸国で新左翼運動は活発。そして成田闘争など、帝国主義への戦いでも、しかしテロリスト、あさま山荘、リンチ殺人で反体制に国民の共感は亡くなり、当時の新左翼運動は何か、豊かな国の革命戦士として、日本、ドイツ、イタリアは敗戦国、戦後復興の時期に盛り上がり、宮台さんはサブカルチャー研究、豊かでも幸せではない、人間蒸発という今村監督の映画が66年にあり、ルンルン売春と週刊誌に乗り、団地の主婦がネットワークでやり、お金は偏在、幸福はなく、その挫折が日本だけでなく、ここではないどこかを求めたもの、例えば、5つの赤い風船が遠い世界に、という歌があり、紛争の中で文化祭でみんなで歌った物、当時の新左翼にとってキューバ、DPRK、チエ・ゲバラ、金日成がアイコン、よど号のハイジャックもあり、豊かさへの挫折、ここではないどこかを求めて、他者への連帯より、豊かに、中流になると階級が見えなくなり、しかしこんなはずではない、新左翼は実存の問題を目指し、社会のためと自分のためが混在、マルクス主義的な実存。

 青木さん、彼らは世界同時革命を目指し、塩見さんたちが唱えて、よど号はキューバに行きたくしかしDPRK、重信さんはパレスチナに行き、ここではないどこかを求めて、しかしDPRKとパレスチナは全く異なり、本人だけではなく、塩見さんは亡くなられたが、出所して宮台さんとトークイベントして、大喧嘩、塩見さんは反省して、人間主義のマルクス主義というのだが、正しい〇〇主義はないと論争、そして塩見さんと電話で話して、マルクス主義から縄文主義になり、人間の考えることはショボイ、社会の大きさよりはるかに小さく、〇〇は正しいは即死!

 青木さん、60~70年代の学生運動について同感だが、イタリア、ドイツと敗戦国で盛り上がり、日本は三里塚であり、日本の戦争責任と、アジアの再侵略への怒り、が90年代にオウム、2000年代に凋落でネトウヨ、のさばる思想がリンクだと説かれて、宮台さん、旧連合国でも学生運動はあったが、テロは旧枢軸国のみ、公共性に、コモンのセンスなし、敗戦国としての加害責任で〇〇主義、市民社会の未成熟は、実存の問題と社会の問題を識別して、単なるエゴとして、公共性なしとみなせるか、オウム真理教だと救済として殺害をして、実存か、社会の問題か吟味せず、市民社会の未成熟、そしてアメリカで銃乱射、陰謀論の爆発があり、市民社会の未成熟は時代遅れ。丸山さんはその点日本は遅れてアングロサクソンが進歩と見ていたが、実態はアングロサクソンで共同体破滅、90年代、社会の分断、見たいものだけ見て、コモンセンスがなく、旧枢軸国の問題を連合国も追ってしまった!

 青木さん、赤軍にしてオウムにしても、社会のため、困っている人のためと言いつつ、単なるエゴなのを客観視できず、そういう市民社会があつたかと問われて、宮台さん、市民社会の盤石な国でも崩落、青木さん、日本で赤軍、オウムと、その後の社会崩壊、大きな事件はないが、エゴだと考えられず、市民社会がよりひどくなり、運動もなくなったのかと問われて、宮台さん、何のための運動か、宮台さん、ウヨブタというが、世直しというものの未成熟。実存の問題と社会の問題は分離できず、自分のエゴから発していないか検証されず、意識は氷山の一角、無意識の中で表面化したものを認識するが、認識していないものも学問で把握できて、自分の意識は何に駆動されているか、意識されていないものは何か、意識に任せたら把握できず、違う視座を持つべき。

 青木さん、無自覚なまま、言葉の自動機械になるかと問われて、宮台さん、視座を変えるとショボイエゴイズム、72年のリッダ、あさま山荘事件、そして新左翼は社会に、結局自分が可愛いだけと見抜かれて、そんなものは自称右でも左でもダメ、それは今も同様。青木さん、テルアビブでの銃乱射事件、PLPと一緒にやり多数殺害して、しかしパレスチナから見たら英雄、その視座の見直しは大事な意味を問われて、宮台さん、虐殺はダメだが、ウクライナ戦争で隠れているが、パレスチナで子供も殺されて、イスラエルも殺されても、イスラエルの死者はパレスチナの1/10、それで比較はダメだが、パレスチナ人は虐殺されてもアメリカに敵対なので世界から無視されて、しかしカメラをどこに置くかで視点は異なり、客観と、ステレオタイプや、真実と虚構ではない、ロシアは悪だが、アメリカも無数の戦争犯罪をしていると、チョムスキー氏の発言は意味があり、ロシアのG7排除は日本と韓国しかアメリカに賛成せず、ロシア批判と、アメリカの帝国主義批判は両立できて、それを実感しないと視点はダメ。

 青木さん、ロシアの戦争もそうだが、デモでもカメラを警官の側に置くかデモ隊に置くかで視座は全く異なり、両方見るのは困難でも、エゴイズムを自覚できるか、想像力はあるか大事と説かれて、宮台さん、違う視座の人間にどういう印象か考えるべき。政治家、特に外交官はそれが大事なのに、そういう視座なし。青木さん、枢軸国で連合赤軍、オウムは日本的、左翼運動は各国であったのに、日本では萎えたと説かれて、宮台さん、70年代のリベラル時代、ドイツは労働時間制限、フランスでもやり、団塊の世代、その後就職、ニューファミリーを作り、制度改革を獲得したが、日本のベビーブーマーはそういう獲得なし、単に時代、日本的な劣等生、貫徹にこだわり破綻、時代の空気が変わると水に流して検証せず、敗戦で180度違い、一夜でファシストが民主主義、三島由紀夫さんの言うように、市民社会の未成熟。

 青木さん、ここではないどこかがエゴになり、足立さんという映画監督、重信さんの出所に立ち会い、ここではないどこかはないと語り、周囲にもわかっていて、どうして止められなかったかと説かれて、宮台さんは足立さんを中学から見て尊敬、映画の原案も出して、ここではないどこかを求めず、しかし何が問題か、死に場所を探していたか、しかし72年、足立さんもパレスチナに行き、72年の段階でここではないどこかはなく、マルクス主義も勉強されて、新左翼はヨーロッパに源流があり、後進国のロシアでどうして革命で、ヨーロッパで起きなかったか、彼らは革命的な主体なし、システムに想像力を奪われて、それをどう奪還するか、想像力の奪還が課題、様々な取り組みがあり、日本で第4トロツキストもあり、ここではないどこか、ではなく、国内は豊かで、先進国と途上国のものと新左翼はいうものの、国内で見えなくなった格差を国外に求めて、しかし快適な便利さで想像力を奪われて、それを取り返す運動は、日本でもアメリカでもあり、想像力の回復は70年代から求められた。寺山修司さんなどのもの、岡留さんが噂の真相を作り、岡留さんはここではないどこかを求めず、ペンで闘う道を地に足をつけてやり宮台さん評価だと説かれて、ここではないどこかではなくここで足場を作り、戦った。しかし今は想像力もなかなかしんどく、社会は未成熟、同時多発で市民社会はしんどくなり、ドイツ、イタリアだけでなく、連合国もそう、左右、などの違いを越えて大きな課題であると説かれて、いや、40分はあっという間、社会のためといい、しかし実態はエゴイズム、そして多数の視座を認めず、狭窄な視点ではダメだと青木さん締めくくられましたし、岸田総理の言う新しい資本主義もここではないどこか、の仲間(=岸田氏もクズの一種)だと思いました。これも拡散してください、以上、青木さん、宮台さんのお話でした。