台風19号のニュースに心を痛めております。心よりお見舞い申し上げます。
雨があがったので、用事で名古屋駅まで行ってきました。
名古屋駅のことを名駅(めいえき)と言うのですね。
駅とその周辺だけでしたら傘いらないので、ひたすら名駅内のみ移動しておりました。
お昼時になって、いつもより空腹感が強い。どうしようか・・・たくさんお店があるので、迷うこと迷うこと。
セントラルタワーのレストラン街に行ってみることにしました。
久しぶりに12階のレストラン街に到着してみると、以前より変わったお店もあってさらに迷います。
案内板の中で『キハチ』が目にとまりました。
昔、よく銀座の店に行ったものです。旅の途中で、おひとりさまでも安心して入ることができる貴重なお店でした。
少し並んで、案内されたのは奥まったテーブルでした。
前菜・メイン・はそれぞれプリフィックスで選べるもので、デザートは1種類のみ。全その3つのコースに決めました。
まずは、ローストビーフのサラダ。
紫蘇を使った酸味のあるドレッシングでさっぱりしています。
メインは、鱈のグリル鱈子クリームソースのグラタン
運ばれたお皿を見て、グラタンって思ったけど?と問うと、鱈に鱈子ソースを乗せてグラタン風に、それをグリルしたもの・・・という応えでした。
鱈もフランスや北欧でよく食べる魚ですし、鱈子はキャビアの仲間ですし、それをミックスしてホワイトソースでグリルしたというのはとってもフランス料理っぽい。
ほっこりした分厚い鱈の身と、鱈子の相性がとても良くて、イッキ食い!
家で鱈子を乗せてもこんな風には上品にまとまらないんですよ。さすが老舗。
美味しくいただいたところで、デザートは何?と聞くと、マンゴープリンだと言うのです。
私、マンゴーはNGですからね。
ちょうど良い!
え?何が良いのですかって?
少し料金追加でマロンパイに変更が可能だったのです。
やった〜〜!キハチのマロンパイです。サクサクのパイ生地が美味しいですよという店員さんの説明に、お目目がキラキラしていたはず!
このマロンパイは、パイ生地のサクサク感、つまり作りたてを出すために各店舗で作っているのです。
で、運ばれてきたのが・・・
デカイ・・・(絶句)
かなり厚みのあるマロンケーキです。
パイ生地の間に、生クリームとカスタードクリーム、そしてマロンクリーム。
それが2層ですよ。ミルフィーユです。
大きな栗の甘露煮と刻んだ栗も入ってます。
一大決心をしてフォークを持ちました。
頑張りましたよ。5回ほど休憩しながらも全部食べました。
久しぶりのクリーム責めにちょっぴり涙目になりながらも完食です。
メインのお皿よりこれのほうがボリュームありましたからね。
最後に熱い紅茶を飲みながら、やっぱりキハチは好きだなと思いました。
何が好きなんだろうか・・・。
ネイビーカラーのテーブルクロスも、フレンドリーな店員さんの接客も好きなんです。
かつて銀座店(今はない)で感じたスタッフの接客術を、また感じることができて安心できるお店だと再確認です。
蕎麦を食べて名古屋駅に戻り、道行く人の邪魔にならないように歩道の隅っこでスマホを取り出した私。
名古屋の夏と言えばかき氷でしょ!!!
名古屋市内で候補はいくつか考えていたものの、もう歩くのが億劫です。
急ぎ検索して、セントラルタワーズ13階にある『花の茶屋』という両口屋是清の甘味処にターゲットを決め、行ってみることにしました。
まずセントラルタワーズのエレベーターに乗り、12階を目指します。
12階で乗り換えて13階に・・・ところが12階と13階は一部改装中で迷路みたいになっていました。
ゲートタワーズと繋がっているためにあやうく隣のビルに足を踏み入れそうになって引き返し、
案内の矢印をたよりにたどり着いた花お茶屋。
フロアの隅っこにあるにも関わらずたいそう賑わっておりました。
さて、ここは一年を通してかき氷が食べられます。
その日は 宇治金時、北海道ミルク、紀州南高梅の三種類がメニューに載っていました。
両口屋といえば小豆餡の風味が好きなんだよね。宇治金時を食べるべきかな。
でも今回は季節の氷、『紀州南高梅』を注文してみました。
季節限定に弱いんですよ、私(苦笑)
ほどなくして運ばれてきたのは、ふわっふわっの丸く盛ったかき氷です。
一見すると2種類のシロップが掛かっているように見えます。
まず3口ほどぱくぱくと口に入れます。うん、頭が痛くなりません。
氷をこぼさないように細心の注意を払って食べ進みます。
少し食べてはTOPに鎮座していた梅のシロップ漬けを少し食べ・・・を繰り返していると
なかからアイスクリームが出てきました。
さらに食べると下の方には寒天が入っています。まさかの寒天サプライズに迎えられてニヤニヤしながら完食しました。
実はこの氷、外見は2種類と思ったのですが3種類かかっていました。
まず少し盛ったところにザラメの蜜を掛け、さらに氷を盛ったところで梅シロップを掛けるのを三層繰り返したあとに最後にTOPを飾る南高梅の蜜を掛けて仕上げたのだそうです。
この氷、食べてよかったなぁとしみじみ思える味でした。
今年最初のかき氷、たいへん素晴らしく満足のいく大人のお味でした。
ところがですね、駅ビルということもありますし、デパートということでもあり、さらには狭いスペースという条件の中、カウンターがありましたのですぐに座れたのですが、
背後のテーブルにはベビーカーのお客さまやテーブルをくっ付けての年配のお客様軍団が居られまして・・・
奇声を上げる赤ちゃんと軍団の盛り上がって声が大きくなる会話を背中で受けるというひと時になりました。
ちょっと疲れましたけど、美味しい氷りに出会えたので良かった、良かった。
花の茶屋 →→→★★★
住所:名古屋市中村区名駅1丁目1−1−4 JR セントラルタワーズ13階
営業時間:11:00~21:00
定休日:無休
前回の訪問で名古屋で蕎麦といったらこのお店とインプットさせてしまった私。
迷わず大地を目指してしまいましたw
そうなんです、過去に名古屋で食べた麺類はきしめんとラーメン。
どうも蕎麦というイメージがなかったのですが、なんとなくあっさりしたものが食べたくて蕎麦屋を検索してこのお店を知ったのです。
前回は鴨せいろだったので、冷たい麺と温かいツユの組み合わせでした。
今回は湯葉せいろを頼んでみました。これなら麺もツユも冷たいのです。
10割の蕎麦。喉越しに何とも美味しいほのかな蕎麦の香りが通ります。
山葵を蕎麦に少しつけて、ツユにくぐらせて食べます。
湯葉はしっとり+ねっとりで山葵と相性が良いのです。
イッキに食べすすみましたが・・・食べても食べても麺が減らない(汗)
どのお店とはいいませんが、お上品な盛りでこの私でも3枚くらいは注文する蕎麦屋とは違い、
大地の蕎麦は2山たっぷりあります。
肝心のツユはきりりとした醤油で出汁の香りはするものの決して醤油を邪魔するものではありません。
逆に醤油を盛り立てているなぁと感じました。
蕎麦でくちくなったお腹をさすりながら次回は何を食べようかと思った次第です。
前回の訪問日記はこちらです☆☆☆
天婦羅も注文したけど写真を撮り忘れて食べはじめてしまいました。(苦笑)
途中で気が付いて慌てて撮りましたが完璧な状態じゃないので掲載は断念します。
綺麗なごま油で揚げた天婦羅、美味しゅうございました。
私はほら、胡麻がNGなので2切れ齧っただけです。
少量は大丈夫ですから、少し痒くなるだけですから.....と自分に言い訳して食べましたw
手打ちそば 大地 →→→★★★
住所:名古屋市熱田区波寄町4-21 津田ビル 105
営業時間:1100~14:00 17:00~20:00
定休日:水曜日