尊敬する先輩からのお誘いで、伊勢でランチをご一緒することになりました。
予約から場所まで丁寧に案内してくださったので、迷わず現地に到着です。
厨房が見渡せるカウンター席でご機嫌なひとときを過ごすことができました。
数量限定のお昼の定食です。
まずは、鰆(さわら)のお造りだったと思います。
霜造りにして厚く切った鰆は、新鮮でとても美味しい状態でした。
野菜の煮浸しはあっさりとしていますが、出汁がよく効いて癒し系の味。
南京の茶碗蒸し・・・
カボチャの茶碗蒸しというのは、カボチャのすり流しを蒸したのかなと思っていたら、カボチャの葛寄せを作って(もみじの下の四角いもの)、それを茶碗蒸しの具材にしたものでした。これはちょっとしたサプライズでとても印象がよかったです。
揚げ物は、天ぷらでした。
鱚(きす)も入っていて本格的です。
小さなセイロが出てきて、わくわくしました。
蓋を開けると、アサリの炊き込みご飯でした。おこわではなくうるち米で炊き上げていました。
最後のデザートは、抹茶羊羹と自家製カステラ!
このカステラは、店を手伝っている女将さん(店主のお母上様)が、毎朝5時から焼き上げている特別なカステラでした。
カステラにこだわってしまって、いまではカステラ用に養鶏までしているのだとか。
ふんわりしているのにとても弾力のある食べ応えでした。
一生懸命店を切り盛りしている母子と、それを応援するお客さんというとてもよい雰囲気が漂っていました。
こういうお店はまた訪れたいものです。
こ馳走様でした。