明けましておめでとうございます
今年もよろしくお願いいたします
煮鰻の棒寿司を堪能した後、次の予定までに3時間の空き時間ができました。
お腹いっぱいなので腹ごなしの散歩は満場一致で決定です。
ですが、どこへ行くの?
グーグル地図で比較的大きな公園とか、森林公園とか、山や川?
私としては大きなショッピングモールでも結構歩けるよねとは思ったのですが却下され、ぐずぐずと探していると焼き物で有名な多治見方面に大きなお寺を見つけました。
虎渓山(こけいざん)永保寺(えいほうじ)を検索すると、とても素敵な日本庭園の写真がたくさん見つかりました。
虎年ということもありなんだか縁起がよさそうです。
それに、虎渓山って言葉がなんだか気になります。
思い出せそうで思い出せない・・・もやもやを抱えたまま永保寺に向かいました。
駐車場が完備され、目的の永保寺までの道のりも案内があって迷うことはありません。
緩やかな坂道を下って本堂近くになると、お庭が徐々に見えてきます。
高低差を利用したレイアウトになっていて、こういうのをサンクンガーデンというのかしら。
本堂の正面にそびえ立つ大きな銀杏です。
とってもエネルギーチャージができそうな大木です。
大きすぎて全部撮れません。
「言い伝えが正しければ」という断り書きがありますが、推定700歳の樹齢です。
パワーを感じるというのは人間の勝手な思い込みでしょうか。
なんだかすごく強いオーラを感じました。
本堂前からは全景がまだ見えなくて、さらにお庭を回り込んだところに大きな鯉が泳ぐ池と橋。
橋の向こうには国宝の「観音堂」(1341年建立)、その左奥には岩を利用して地蔵が何体か置かれています。
その昔、このお寺を作った時代にこの構想と実行はすごいなぁと感心してしまいました。
これは思わずカメラを構えたくなる風景です。
いい感じに苔むした石の橋。
向こうの丸い石積みにも苔がたくさん・・・
この橋の右手奥に国宝の「開山堂」(1352年建立)がひっそりと佇んでおりました。
観音堂しても開山堂にしてもシンプルで地味ですが、600年以上も持つ木造建築です。
すごいなぁとため息がでてしまいます。
冬だというのにこんなに元気な苔。
こちらまで元気をもらえますね。
(そう思うのは私だけ?)
ふと見ると、樹にも苔が生息しています。
そして苔の中から何か細い爪楊枝のようなものが飛び出していますよ。
あれ?これは・・・
ちょっと角度を変えて、拡大してみました。
あ、苔の花だ!!!
先端が白くなっています。
まだ蕾ですが、花に違いありません。
虫眼鏡を持ち忘れたので、写真を撮っては拡大して見ていたら・・・周りに誰も居ない・・・orz
見事に置いていかれました(苦笑)
私、なんだか風景と同化してしまったらしく、見つからなかったのだそうです。
広いお庭ですから先に進んだのかと思って皆で移動したらしい。
一応探してくれたのねということで機嫌を直しました(笑)
ちょっと反省して標語を作りました。
『お出かけは 虫眼鏡を忘れずに!』
虎渓山永保寺 HPはこちらです
住所:岐阜県多治見市虎渓山町1丁目-40
そうそう、帰り道で「虎渓窯」の看板を見かけました。
それでようやく思い出しました。
もう随分昔に初心者の半日陶芸教室に参加したことがあったのです。
それで虎渓という言葉に心当たりがあったのです。
思い出したのでもやもや気分が一気にすっきりいたしました。
2022年こそはお出かけを増やして・・・と思って居た矢先に、オミクロン株が増殖してきたのでどうなりますことか。
様子を見ながらチャンスを狙っていきたいと思います。
前半はのんびりした更新になりますが、気長にお付き合いいただければ嬉しいです。
どうぞよろしくお願いいたします。