■駅前魔女食堂■

料理を作っては写真を撮る毎日です。「美味しいは正義!」を合言葉に食べ歩きもしています。

『タテル ヨシノ』@銀座

2009-11-06 | 食べ歩き(東京)
この店のスタッフに勧められて、銀座店に行くことになりました。
一人でも大丈夫かなぁ~~と引き気味の私の背中を、もちろんっと言って押してくれました。
(笑)タイミングをはずさないのは一流と言うべきでしょう。

私もようやく『タテル ヨシノ』にデビューです

フラッグシップ店である銀座のお店におひとりさまランチです。
銀座4丁目の交差点の三越の角から、歌舞伎町のほうに向かったところのビルの上のほうでした。
眺めもよく、天井も高い明るいレストランの真ん中に私の席を作ってくれていました。
電話したときは、「あいにく窓側のお席はふさがってまして・・・窓側じゃなくてもいいですか?」と聞いてくれたのですが、
なんの!フレンチで真ん中は一等席でございますよ(^^)

サービススタッフと相談しながら、量の多くないランチセットを注文することにしました。
アラカルトは私にはちょっと量が多いのだそうです。
肉好きの私に、さり気なく子羊のローストを勧めてくれました。

まず、アミューズの「小さな野菜のタルトとチーズシュー」です。

手でつまんでぱくっと食べるのですが・・・・、これ、美味し過ぎ
優しい口当たりで、塩気がほのかに丁度よくて・・・・食べた後でお腹が空いてくるんです。

第二のアミューズは「背黒いわしと茄子」の小さなお皿がでてきました。
エスブレットというイタリア産の胡椒が少量かかっていて、アクセントになってます。
すっごく可愛くて、きらきらと美味しそうな一品です。
で、ニヤニヤしながら食べたのですが、写真撮るのすっかり忘れてました orz

これは「季節の野菜 庭園風」

いろんな野菜に、ビシソワースの泡をドレッシングとして合わせています。
楽しく食べていると、こういう野菜を使っていますと野菜のリストを持ってきてくれました。

そしてメインに選んだのは、「子羊のロースト 栗風味」です。

子羊の周りに砕いた栗を貼り付けてローストしたものです。
出てきた瞬間に涎がでそうになりましたが、レディですので我慢しました(笑)
噛み締めると、子羊独特の香りがほのかにただよって、強くそして柔らかい肉質に私の神経が集中してしまいました。
香ばしい外側に中は温かくとても柔らかく焼きあがってました。
付け合せには珍しい唐辛子の中に、クスクスとドライトマトとバジルを詰めていました。
このお店には野菜博士が居るそうで(笑)、唐辛子の名前を教えてくださいとお願いしました。
伏見あまなが という唐辛子なんだそうです。
万願寺唐辛子よりも辛味があっさりしてて引き際が早いかなと感じた唐辛子でした。

メインの子羊で幸せの絶頂なのですが、デザートも食べないといけないと言われました。
栗のデザート「マロンのエクラゼに軽やかなメレンゲを添えて」というのを選んでみました。

砂糖でできたカプセルが付いています。中にはリキュールが詰められています。
それをスプーンで割ってかけて食べます。
嫌がってたデザートなのに、全部食べてしまいました

最後にコーヒーをお願いしたのですが、やっぱりプチフールもでてきました。

こんな美味しそうなのに食べられないの~と半泣きになってると、
マカロンとチョコをそっとお持ち帰りさせてくれました(笑)


最初にメニューの相談をするときに、「今日はシェフが居ますので、ちょっと聞いてきます」とキッチンに行ったスタッフ。
帰り際にその意味がわかりました。
フランスからオーナーシェフが来てたのです。
月に半分は日本の店に、あとの半分はフランスの店に居らっしゃるということでした。
小うるさい私の子羊は、どうも吉野シェフが目を光らせてくれていたようです。
帰り際にシェフとしばらくお話して、お見送りしていただきました(^^)




フレンチレストラン 『タテル ヨシノ』銀座店

住所:東京都中央区銀座4-8-10 PIAS-GINZA12階

定休日;日曜日のディナータイム、年末年始、その他



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