■駅前魔女食堂■

料理を作っては写真を撮る毎日です。「美味しいは正義!」を合言葉に食べ歩きもしています。

くず餅の謎@船橋屋

2008-10-27 | 食べ歩き(東京)
随分むかしに、東京でくず餅を買って帰ったことがある。
まだ関西に住んでいる頃だ。
わらび餅が大好きで、くず餅はわらび餅だと思っていたのだ。
ところが、くず餅は私が想像していたわらび餅とは全然違う味だった。

今回旅の途中にそれが気になって、元祖くず餅の船橋屋さんに行ってみることにした。
船橋屋本店の近所には亀戸天神もあって散策にちょうど良い。



立派なロゴマークの暖簾がかかる老舗である。
藤棚のしつらえも素晴らしい。


お茶がついてくるのを確認して『くず餅』を注文した。
お店を入ったところで注文し、座って待ってると持ってきてくれる。
木造和風建築なのにやたらと天井が高く、圧迫感のないのが心地良い。
小さな中庭があって、ぼんやり眺めながらくず餅の到着を待った。

運んでくれた店員さんがしっかりしていそうだったので、
「くず餅とは関西でいうところのわらび餅のことですか?」とストレートに聞いてみた。
パンフレットを出しながら店員さんが丁寧に答えてくれました。

船橋屋のくず餅は、原料は小麦粉ということ。
小麦を15ヶ月熟成させ、それを蒸しあげたものなんだそうです。

葛粉や蕨粉を使ってふるふると仕上げたものではないということです。
なるほど・・・どうりで私が思っていた葛餅や蕨餅とも違うわけだ。

説明を聞いて納得した私は安心して、たっぷりとかかった甘い黒蜜と香ばしいきな粉とともにくず餅を美味しくいただいたのでした。
あ~ぁ、満足!


船橋屋のHP

本店住所 東京都江東区亀戸3-2-14




さて、その船橋屋のすぐ近くに亀戸天神がありました。
お天気も良いので境内を散策してみました。






この境内には亀の泳ぐ立派な池とそれをとりまく藤棚があります。
藤棚って結構手間がかかるんですよ。
花の時期は・・・春の終わりというか夏の初めではないでしょうか?
桜が終わり、菖蒲の花が終わると、藤の花の季節になったはず。
その頃には賑わうお庭なんだろうなと思いながら散策を終えました。



亀戸ですからね、亀がモチーフになってるんです(笑)
亀って立派なのはこういう風に尻尾も長くてキレイなんでしょうか?

今は七五三の案内と、菊祭りをやってました。


亀戸天神社のHP



この日は、くず餅をブランチにしてスタート。
新宿でつけ麺を食べ、さらに夜は横浜みなとみらいでちょっとしたパーティに。
最後は寛げるシャレたBarで60度のシングルモルトを堪能したのでした。


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