鉄道ホビダス 編集長敬白2月6日の記事で 国産小型蒸機メーカーの協三工業にて久方振りに蒸機が新製されたことを知った。
その発注主は、最近密かに話題に上っていた那珂川清流鉄道保存会。
同メーカーでは、糸魚川にあった東洋活性白土の2ft専用線で活躍したロットナンバー6086が国内向け最終製造機とされていて、
その後暫くの沈黙ののち、愛知こどもの国向けや某千葉県内のテーマパーク向けなどの蒸機を細々と製造していたようである。
この度、那珂川清流鉄道保存会向けに製造されたのはロットナンバー6101で、そのフォルムはかつての東洋活性白土6t機に
良く似ている。
今日は、その協三工業にて22年振りにロールアウトされた101号機に敬意を表して電関人が撮ったロット6086をアップする。
1981年秋、既に活動休止中だった東洋活性白土専用線にて羅須地人鉄道協会によって運転会が模様され
このロット6086である東洋活性白土2号機も有火運転された。
東洋活性白土の洋風建築と東洋活性白土2号機。(2枚とも1982年秋、東洋活性白土専用線内にて撮影)
さらにこの蒸機とはその4半世紀後に再会した。
2007年2月25日 糸魚川にて(旧東洋活性白土敷地?)
奇しくも協三協業は福島県にある。
震災にも負けずに約4半世紀ぶりに新造蒸機を産み落としてくれたメーカーに最敬礼!
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